こんにちは!プロモデラー 林哲平です。
ホビージャパン2014年9月を紹介します♪
この時期は引っ越したばかりで念願の作業部屋をゲットし、これからなにを作ろうかとわくわくしてましたね。
そして、この号はイラスト風模型で現在SNSで話題沸騰中の「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編」表紙モデルのHGユニコーンガンダムイラスト風仕上げのお手本となるイラストが掲載されている、超重要号でもあるんです!

巻頭特集は宇宙戦艦ヤマト!
この号の巻頭特集は「『宇宙戦艦ヤマト2199』ドメラーズIII世、出撃!」
とまさかのキット化のドメラーズⅢをメインに据えた宇宙戦艦ヤマト2199の作例てんこ盛りでお届けします。
ドメラーズⅢは私も組み立てましたが、サイズからは想像できないくらいにパーツが少なく、組み立てやすさを考慮した設計となっています。
完成後も胴体の中心で2分割して収納しやすくするなど、「欲しいけど置く場所が無い!!!」という人の悩みに答える内容ですね。
私は宇宙戦艦ヤマトの徹底製作HOWTOをやってました!
この号で私が製作した作例は表紙でドメラーズⅢと向かい合っている1/1000宇宙戦艦ヤマト。
6ページ100枚以上の写真を使って基本工作から押さえておきたい改修ポイント、塗装の段取りまで詳しく解説しています。
1/1000ヤマト2199のキットはご存知の通り、ギミックを重視したキャラクターモデル寄りのキット。
そのまま素組んで遊ぶには良いのですが、いざ塗装までして完成させるとなると、格納庫の隙間などどうしても気になるポイントが出てくるのも事実。
今回の作例では「1/1000の艦船模型」かつ「ディスプレイモデル」として製作するためのポイントを全て網羅しました。
かと言って高価で製作難易度の高いエッチングパーツなどは一切使わず、ディティールアップには少量のプラ板くらいしか使っていないのでちょっと改造にチャレンジしたい初心者~中級者にもおすすめします。
ASSAULT KINGDOM EX04 クシャトリヤリペアードのリペイント作例を製作!
で、ヤマト以外にもじつはもう一つ作例を製作しています。
ガンダム食玩の「ASSAULT KINGDOM EX04」 クシャトリヤリペアードのリペイント作例です。
ASSAULT KINGDOM は塩ビのみならずABSパーツを多用したアクションフィギュアで、MSによってサイズは違いますが、だいたい1/220くらいでしょうか。
ファンネルコンテンナ展開ギミック以外ほとんど全てのギミックが再現されており、HGUCにはつかないグレネードランチャーまで付属。
元は良いものなので、リペイントすると非常に良く見えます。
ただ、食玩というよりも、実質「1/220のアクションフィギュア」なのでリペイントはかなり大変です。
筆でちょいちょいっと塗るでは済まず、結局ほとんどエアブラシで塗装しました。
出来はいいので、塩ビ部分もベンジンで油を抜いて硬化させるなどして徹底的に作りこんでみるのもいいかもしれません。
これ、作るの超大変だったんですが、今どこにあるのか全くわからないのが残念です♪
イラスト風ユニコーンのお手本となったカトキハジメ氏の覚醒版ユニコーンのイラストが掲載!
この号には、私が「ガンプラ凄技テクニックHG編」でイラスト風ユニコーンを製作するときに参考に、というか元絵となったカトキハジメ氏によるGFFメタルコンポジットの覚醒ユニコーンのイラストが掲載されています。

多くの人に「カトキハジメ氏のCGみたいだ!」と褒めていただけたのは、このお手本があったからこそ。
イラスト風模型の製作において、最も重要なポイントの1つとなるのが「いかに優れたお手本を手に入れるか」というものがあります。
小さい絵だと細かい部分まで読み取れませんし、重要となる色味などもわかりにくくなってしまいます。
その点、ホビージャパンの中おりに毎月連載されているカトキハジメ氏の大判グラビアはイラスト風模型の参考として最適なんですね!
しかもこのイラスト、ホビージャパンの連載用に専用にカトキハジメ氏が毎月製作されており、他のどんな本にもまとまっていないので超貴重な資料なんです。
カトキファンならずとも、このグラビアは超注目なのです!
古いホビージャパンを処分するときでも、この部分とSDガンダム烈伝だけはファイリングしておきましょう。
ホビージャパン2014年9月号をよろしくお願いします!
というわけでホビージャパン2014年9月号でした。
月刊ホビージャパン、そしてガンプラ凄技テクニックHG編をよろしくお願いします!
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