
こんにちは!プロモデラー林哲平です。
今回はホビージャパン 2016年8月号を紹介します♪
この頃は息子が夏風邪のヘルパンギーナにかかってしまい、毎日心配してましたね。
巻頭特集は「今だから問うHGUCとは何なのか?」
巻頭特集は「今だから問うHGUC(ハイグレードユニバーサルセンチュリー)とは何なのか?」。
1995年5月14日に発売されたガンキャノンから17年。
8月に発売される100式でついに200体を数えるHGUCを徹底フィーチャーした特集です。
フルアーマーユニコーンガンダム、ジオング、リックディアスなど元々出来が良かったキットの再評価作例もいいんですけど、注目すべきは木村直貴氏のザクⅢ改とおれんぢえびす氏のザクFZ。
どちらもガンダムファンなら「ここはもう少しこうして欲しかったなあ」 という思いが強い人が多いキットですが、この2016年にあえて徹底改修を決行。
特にFZは手足をFⅡと交換して細身であるプロポーションを設定よりに変更するなど、目からウロコの改造法でバーニィ好きにはかなり参考になる内容です。
まとめには石井誠氏によるHGUCの歴史解説もあり、オールドファンのみならず、最近ガンプラを始めた人にこそぜひ読んでおいてもらいたい内容で見逃せません。
ロシア航空宇宙軍特集もスゴイ!
スケールモデルは先月各所に衝撃をあたえたロシア特集の第二弾が登場。
「TICKET TO THE RUSSIA ロシア模型を求めて」がこれまた39ページ、作例体数12体という 特大ボリュームで掲載。
今回は最近矢継ぎ早に発売される最新のロシア航空機プラモデルをメインに、ロシア航空宇宙軍を解説。
トランペッターのスホーイ24Mフェンサーやアヴァンギャルドモデルのミグ31フォックスハウンド、 トランペッターのMIG29Aやハセガワのフランカーを改造した試作機など、どれもロシアジェット機好きにはたまらない内容ですが……
なんといってもこの特集最大の見どころは山田昌行氏の製作製作されたキネティックの1/48スホーイ33フランカーDでしょう。
キネティックの飛行機プラモデルは実機に非常に忠実な作りで、素晴らしい出来栄えなんですが、実機への愛がありすぎて暴走しているプラモデルメーカーの常として、かなり組みにくいんですよね。
実機を再現することにとらわれるあまり、作る人のことを忘れちゃうんですね。
ハセガワ1/48 F14トムキャット以上に人を選ぶプラモデルですが、キットのディテールや利点をスポイルすることなく、素晴らしい仕上がりとなっています。
翼を折りたたんだ状態で完成させているんですが、主翼断面とかものすごい密度感です。
このクオリティで来月はIDF(イスラエル国防軍)をやろうっていうわけですから、今から楽しみが止まりませんね~♪
https://promodeler.net/2016/07/25/hj201609/「2分で作る! 機動戦士ガンダム名鑑ガム」 の「νガンダム フィン・ファンネル装備型」が特別付録としてついてくる!
今月号にはバンダイキャンディ事業部が展開している食玩シリーズ「2分で作る! 機動戦士ガンダム名鑑ガム」 の「νガンダム フィン・ファンネル装備型」が附属しています。
懐かしのガンダムチョコスナック のようなミニプラで、商品の謳い文句通りゲートをデザインナイフで丁寧に処理して真面目に組み立てても2分で完成。
クリアー成型なので、クリアーグリーンで塗装してサイコフレーム発動状態で仕上げるなど、いろんな楽しみ方がありそうです。
メカコレクションの「VF-31S ジークフリード ファイターモード アラド・メルダース機」を製作!

今月私が製作した作例は2体。
1つはHOWTO記事「MACROSS FAST MODELING」 で製作したメカコレクションの「VF-31S ジークフリード ファイターモード アラド・メルダース機」。
先月のハヤテ機ではシールを使ってお手軽に仕上げましたが、今回は成型色の白以外は全て塗装で頑張ってみよう!!! という上級編となっております。
正直、このサイズのジェット機で、これだけ複雑なマーキングをデカール無しに仕上げるのは至難の業。
HOW TOでは附属のシールマスキングシート代わりに使用する方法など、どちらかと言うと模型製作の裏ワザ的な内容ばかりになっています。
正直、今までやっきた「君にも出来る系」のHOWTOの中でも最難度クラス。
我こそは!!! という人がいればぜひチャレンジしてみてください。
これが出来ればマスキングマスターになれること間違い無しです。
『破幻のジスタ乙』の「境SS」!

2つ目は『破幻のジスタ乙』のコーナーで製作した「境SS」。
[amazon asin=”B01DKEHX98″ kw=”破幻のジスタ乙3 12個入 食玩・ガム (破幻のジスタ)”]第二シリーズも第三弾へ突入したジスタ乙ですが、私はひと目見て「境」に一目惚れ。
どうみても第2次大戦のドイツ兵にそっくりで、自分の好みにドンピシャ。
というわけでラッカー系塗料を使ってえんどう豆パターンの迷彩を施しています。
アクリル系やエナメル系塗料で1/35フィギアに迷彩を施すHOWTOは多いですが、ラッカー系塗料での迷彩法ってあまり紹介されていないのでぜひ参考にしてください。
ホビージャパン 2016年8月号をよろしくお願いします!
というわけでホビージャパン 2016年8月号でした♪
月刊ホビージャパンをよろしくお願いします!
「ガンプラ凄技テクニック」シリーズ大好評続刊中です!

プロモデラー林哲平が送る、週末の空いた時間に、誰でも簡単、お気軽に、カッコいいガンプラがあっという間に作れてしまうガンプラ製作本「ガンプラ凄技テクニック」。
シリーズ続々と続刊中で、「読むと初心者でも本当にそのとおり作れる!」と皆様からも大好評!
実際に作った作品をSNSなどで「作ったよ!」と見せていただけることも多く、本を作る側として。モデラーとしてたまらない喜びを日々感じております♪
プラモデル趣味を思い切り楽しみたい!という人はぜひ読んでみてくださいね♪




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