こんにちは!プロモデラー林哲平です!
今回は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 鉄血のガンプラ教科書」を紹介します♪
この本が出た時期は息子がかかっていた夏風邪がだいぶ落ちついてきてほっと一安心してましたね〜
カスタムに最適なオルフェンズのガンプラで遊んでみよう!
『鉄血のオルフェンズ』のプラモデルはフレーム機構共用で、劇中でも敵のパーツを奪って主人公機が強化されていくという、作品の根底にカスタマイズの理念流れるガンプラ好きにはたまらないシリーズ。
ガンダムやグレイズは共通のフレーム構造を活かして手足の交換のみならず、外装などこまかな部位まで付け替えられるので、オリジナルガンプラを製作するベースとしては最高の素材です。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 鉄血のガンプラ教科書」はモデラーのオリジナルガンプラ製作を徹底的にサポートする内容で、HOWTOパートで「どうすれば格好良く、オリジナリティーが高いガンプラが作れるか」ということを学びながら、作例パートで「オレもこんなのを作ってみたい!!! 」と読者の創作意欲をたぎらせる構成となっています。
オリジナルガンプラ製作の技法書は「ガンダムビルドファイターズ炎のガンプラ教科書」「ガンダムビルドファイターズ炎のガンプラ教科書トライ」がホビージャパンから発売されていますが、「鉄血の教科書」は扱っているキットが根本的にカスタマイズ向きなので、3冊の中では最も初心者が理解しやすい内容ですね。

岡村征爾氏のガンダムバルバトスヴィクステア!
作り起こし作例で注目なのはなんといっても岡村征爾氏製作の「ガンダム・バルバトスヴィクステア」。
ガンダムバルバトス、ガンダムグシオンリベイクをベースに製作されたオリジナルガンダムで、アルケーガンダムやスローネツヴァイの鷲尾直広氏デザインのパーツをさらに上手く組み合わせることにより統一感のあるラインと主役機らしいシルエットが両立した非常に格好いい仕上がり。
背中に背負った本体の2倍近い大きさの「バスタードソードメイス」を振り回すアクションも魅力的で、ポージングの参考としても最高の一作です。
ガンダムキマリスグリモワールでミキシングビルドを徹底解説!

今回もいろいろと作例やHOWTOを担当していますが、ぜひ見てもらいたいのは裏表紙にも掲載されている黒い重装型キマリス「ガンダムキマリスグリモワール」のHOWTO記事です。
これはバルバトス第六形態、グシオンリベイク、キマリス、キマリストルーパー、グレイズアインを用い、「オリジナリティが高く、かつ強そうなMSに見せるにはどのようにすればいいか」というオリジナルガンプラで誰もが最も知りたい部分を10ページ、100枚以上の写真を使って詳細に解説。

オリジナリティを高める上で最も大事なのは「試し合わせ」。
何度も何度もパーツを交換して最適の形状を求める試行錯誤の工程を「この組み合わせは何が良く、なにがダメなのか」とお世辞抜きにしっかり書いたので、初心者、上級者問わずぜひ読んでみてください。
鉄血のガンプラ教科書をよろしくお願いします!
というわけで鉄血のガンプラ教科書でした!
ガンプラのカスタマイズ入門にピッタリの一冊なのでぜひ手にとってくださいね♪
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