
こんにちは!プロモデラー林哲平です。
今回はホビージャパン2016年11月号を紹介します♪
巻頭特集は大人気の「フレームアームズ・ガール」!
この号の巻頭特集は大人気の「フレームアームズ・ガール」 !
2015年5月からリリースが始まり、商品によっては10万個単位で売れるなどコトブキヤプラモデル史上もっとも売れている商品ではないでしょうか。
思えばこの手の可動式美少女フィギアはあくまで完成品ありきで、「figma」や 「武装神姫」などを改造する人は少数ながらいましたが、最初からカスタマイズ前提のプラモデルという形態での発売がニッチに挟まったのかもしれませんね。
フレームアームズ特集でイチオシの作例は南田香名氏と渡辺雅史氏が共同で製作された「フレームアームズガール・アーキテクト」 でしょう。
この作例はフィギアの魂であるフェイス部を フィギアモデラーである南田香名氏が製作し、本体をメカモデラーである渡辺雅史氏が製作するという最強の布陣。
「フミカネ顔」 に徹底的にこだわったフェイスは硬さの無い柔らかな造形で素晴らしい出来栄え。
ぜひこの顔の複製品 をワンダーフェスティバルとかで売って欲しいものです。
他にもドール的なアプローチで服を布地で製作した「マテリアちゃん カジュアルメイドVer.」 なんかもモデラーの固定観念を破壊する革新的な作例で、フレームアームズガールのカスタマイズに興味がある人ならば必ず見ておいたほうがいいでしょう。
エリア88特集も!
そして恒例となりつつあるスケールモデル特集はなんと「エリア88」 !!!
ハセガワから発売された「クリエイターワークス 『エリア88』 J35Jドラケン 風間真」 をトップに据え、フリーダムモデルの1/48F-20やアヴァンギャルドモデルの1/48クフィル、挙句の果てにはレベルの1/720エンタープライズを改造した「航空母艦エリア88」までと読んでいてまったく飽きない内容。
特に野村剛士氏が製作されたドラケンは神作例 と言う以外表現できないくらい素晴らしい出来栄え。
コクピットの作り込みなど丁寧な作業もさることながら、まるで本物の実機のような空気感を醸し出す絶妙な塗装に驚かされます。
飛行機模型、特にジェット機のウェザリングは非常に難しく、うすすぎるとスミ入れの拭き取りミスみたいになってしまいますし、激しすぎると捨ててある飛行機みたいになってしまいます。
野村氏のドラケンは清潔感を損なうこと無く、ほどよく陰影をつけたくどくならない程度のウェザリングを施してあり、これだけ実感のある塗装は実力派の海外モデラーでも出来ないでしょう。
機動戦士ガンダム UNIVERSAL UNIT」のハイゴッグをフルペイント!

今月私が製作したのは毎月バンダイキャンディ事業部の新商品を紹介するコーナー「食玩FREEK」で製作した 「機動戦士ガンダム UNIVERSAL UNIT」のハイゴッグ。
普段食玩のリペイントはお手軽なものを紹介しているのですが、今回は素材が良かったので第二次世界大戦のドイツ軍小型潜水艇風の迷彩塗装とウェザリングを施してみました。
「機動戦士ガンダム UNIVERSAL UNIT」はフルABSの組み立てキットで加工もできるので、食玩というよりは販売時期の限られている1/220スケールガンプラって感じですね。
食玩は一度売られると基本再販されないので、欲しい人は時期を逃す 前にゲットしておきましょう。
ホビージャパン 2016年11月号をよろしくお願いします!
というわけでホビージャパン 2016年11月号でした♪
月刊ホビージャパンをよろしくお願いします!
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プロモデラー林哲平が送る、週末の空いた時間に、誰でも簡単、お気軽に、カッコいいガンプラがあっという間に作れてしまうガンプラ製作本「ガンプラ凄技テクニック」。
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実際に作った作品をSNSなどで「作ったよ!」と見せていただけることも多く、本を作る側として。モデラーとしてたまらない喜びを日々感じております♪
プラモデル趣味を思い切り楽しみたい!という人はぜひ読んでみてくださいね♪




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