
こんにちは! プロモデラー林哲平です。
今回はホビージャパン2017年4月号を紹介します♪
当時はホットウィールのカスタムやブログ更新に夢中でしたね〜 懐かしい!
史上初!ハイスピードモデリング特集!
今月の巻頭特集はタミヤの流し込み接着剤速乾タイプが全てを語るように、「スピードモデリングはツール選びで決まる」と題したプラモデル製作のスピードアップを提唱するHOWTO企画。
今までホビージャパンでは数多くのHOWTOを紹介してきましたが、こと製作スピードに特化した内容というのは史上初なんじゃないでしょうか。
プラモデルって作るのが楽しい趣味ですが、真面目に作るとなるとすんごく時間がかかります。
接着剤の乾燥時間に、パーツを処理する時間。塗装の手間もかかるし、リカバリーするのも時間がかかるし……
最近のキットは一昔前に較べて格段にパーツ数も多くなり、完成への時間的ハードルは確実に上昇してるんです。
それでいて新商品はバンバン発売されるわけで…… 作っても作っても、押入れからはみ出るプラモの山に難儀するのはモデラー共通の悩みですよね。
作りたい、でも時間が無いという全てのモデラーにオススメなHOWTO満載なのでどのジャンルのモデラーにも必ず見ておいてください。
プラモライフが充実すること間違い無しですよ♪
特にオススメのマテリアルは表紙にもなっているタミヤの流し込み速乾接着剤
乾燥が非常に早く、わずか24時間でほぼ完全乾燥となるので製作時間を大幅に短縮できます。
スチロール系の溶着タイプ接着剤はガッチリ接着できる反面乾燥時間が長いのが難点で、場合に寄っては乾燥後もヒケたりしてましたがこれさえ使えばそんな悩みともオサラバです。
そういえば皆さんはプラモの在庫ってどれくらい持ってます?
500くらいまでは大体把握出来ますが、800超えたあたりからいつ買ったの自分でもかわからないプラモとか出てきますよね。
https://promodeler.net/2020/03/29/pramoryouhozonn/結婚前に持ってるプラモをチェックして、一体ひと月で作ることを前提として何年かかるか計算したところ、140歳くらいまで生きないと全在庫を消化出来ないことに衝撃を受けたので製作の時短と延命技術の進化には常に注視しております。
なお、この特集をさらにパワーアップした特集号の「俺たちの週末モデリング」もハイスピードモデリングの入門として最適なのでぜひ読んでみてくださいね♪
https://promodeler.net/2018/05/25/ji201807/黒赤ライバル機カラーのヘルムヴィーゲリンガーを製作!

さて、今月私は3体の作例を製作しています。
一つはHOWTO記事「君にもできる!! 鉄血のガンプラ制作法」にて製作しているヘルムヴィーゲリンガー。
今回の巻頭特集である「ハイスピードモデリング」に合わせて最低限の 手間で最高の完成品をガンプラ初心者でも簡単に手に入れられるように要点を絞ったHOWTOを解説しています。
具体的には全身ペーパーがけをせずにパーティングラインと要点となる合せ目とヒケのみを消し、隠蔽力の強い黒系オリジナルカラーで塗装、デカールを貼って全身を引き締めるという現在ガンプラの完成品の基本 となるテクニックを誰もが真似できる初歩の初歩まで落として紹介しています。
こちらの記事でより詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください♪
https://promodeler.net/2020/01/14/awasemekeshiakakuro/この方法なら他のオルフェンズシリーズのプラモデル全てに応用できるので、全塗装完成品に挑戦してみたい!!! という人はぜひ一読してみてくださいね。
ザクヘッドをウェザリングで仕上げる!
2つ目の作例は連載記事「ガシャポンFUN」で製作した「エクシードモデル・ザクヘッド」のウェザリングモデル。
「エクシードモデル・ザクヘッド」は約1/40スケールほどの巨大なザクヘッドで、カプセルアイテムながら フルABS、完全分解かつパーツの加工も可能なプラモデルとなっており、モデラーには嬉しい仕様。
量産型をウェザリングカラーのみのお手軽ウェザリング、シャア専用機はサンドカラーに塗り替えてドライブラシチッピングまで踏み込んだ本格ウェザリング仕上げとしています。
個人的にはこのザクヘッドの台座が量産型ビクザムやアプサラスのメガ粒子砲みたいなデザインで非常に気に入っており、ガンプラのカスタムパーツとしていろいろ使えそうなので注目しています。
ミニプラキュウレンオーを簡単フィニッシュで製作!
3つ目の作例は連載記事「食玩FREAK!」にて製作した「ミニプラキュウレンオー」
スミ入れのみの簡単仕上げで、製作のポイントを紹介した簡単なHOWTOを解説しています。
毎年発売される戦隊ロボのミニプラですが、これまたとんでもなく出来がいいんです。
作ったことが無いひとからすると「どうせ超合金の縮小簡略版でしょ」とか思っちゃうかもしれませんが、とんでもない!!!
超合金とは安全基準が違うので、モノによっては超合金よりも可動範囲が広いですし、ディテールも縮小した分密度が高くて精密 なのでプラモデルとして非常に見応えがあるものなんです。
生産も国内工場を使ってるんでガンプラ同様にパーツの合いもパチピタで、根強いファンが多い歴史と伝統あるプラモデルシリーズなんです。
一個350円の食玩では無く、全部セットで 2100円の変形合体ギミック入りロボットプラモデルと考えると見方も変わってくるのではないでしょうか?
マスターグレード並みにすごいキットなんで、モデラーならぜひ一度組んでみることをオススメします!
食玩プラモの世界は深いですよ〜♪
https://promodeler.net/2021/01/22/honehonezaurus/ホビージャパン2017年4月号をよろしくお願いします!
というわけでホビージャパン 2017年4月号でした♪
月刊ホビージャパンをよろしくお願いします!
「ガンプラ凄技テクニック」シリーズ大好評続刊中です!

プロモデラー林哲平が送る、週末の空いた時間に、誰でも簡単、お気軽に、カッコいいガンプラがあっという間に作れてしまうガンプラ製作本「ガンプラ凄技テクニック」。
シリーズ続々と続刊中で、「読むと初心者でも本当にそのとおり作れてしまう!」と、皆様からも大好評を頂いております。
実際に作った作品をモデラーさんから見せていただけることも多く、本を書く側として。
プロモデラーとして、そのたびにたまらない喜びを感じます。
「プラモデルを趣味として作ってみたいけれど、ちょっと難しそうで手が出ない」という人はぜひ手にとってみてください。
プラモデルの楽しさをを体感する、手助けになれば私は嬉しいです。





林哲平オリジナル作品『再生構築機界ケルバーダイン』展開中!

はるかなる未来。人口問題の解決のため5cmに縮小された人類が生存競争を繰り広げる世界「ミキシングワールド」を舞台にした物語。
それが「再生構築機界ケルバーダイン」です。
立体造形物にストーリーを加えたビジュアルノベル方式で広がる、小さな巨人「ケルバーダイン」による戦いをぜひその目で確かめていただけると嬉しいです。
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