「ホビージャパンメカニクス03」はフルアーマーガンダムや高機動型ザク山盛りのMSV大特集。レッドミラージュのHOWTOも見逃せない!!!

オトナための模型バイブル「HJメカニクス03」 メインテーマは「MSV(モビルスーツバリエーション)」表紙は長徳佳崇氏製作のMGフルアーマーガンダム

HJメカニクス03書影

 こんにちは。個人的に旧キットブームが来まくってMSV系在庫に押入れを圧迫されまくっている林哲平です♫

「メカ好きオトナのための模型本」であるHJメカニクス03号発売しました!

 今回のテーマは「MSV」。

 「MSV」は「モビルスーツバリエーション」の略称。

 TVの『機動戦士ガンダム」本編では描かれなかったMSの活躍想像図から作例として立体化され、さらには商品化までされて大ブームを巻き起こした第一次ガンプラブーム後期の黄金時代を飾った数々のMSたちが勢揃い。

 現代風にアップデートされた最新のMGキットから、ブーム当時のキットまで人気のキットを選定し、ホビージャパンのプロモデラー陣が初心者向けから徹底改修まで隅々までじっくりと調理。

 1983〜84年ぐらいのMSVブームの時代はガンプラにウェザリングをするのが当然とういう時代で、それにちなんで掲載作例もウェザリングに重点を置いた仕上げのものが多くなっています。

 表紙モデルは長徳佳崇氏によるMGフルアーマーガンダム。

 長徳氏は精密なエッチングパーツや繊細な工作を多用するジャンルである艦船模型をメインとするプロモデラー。

 艦船模型は1/700や350と縮小率の高い模型ゆえにウェザリングも繊細なものが要求されるのですが、長徳氏は艦船模型で培った表面の微妙なテクスチャーを色合いごとに変化をつける技法を見事にガンプラにも応用。

 緑とグレーという地味になりがちなフルアーマーガンダムを本当に宇宙で戦っているかのようなリアルな質感で仕上げた素晴らしい作例となっています。

注目の掲載作例は桜井信之氏のザクマインレイヤー、まつおーじ氏の旧キットヴィネット!!

 高機動型ザクやフルアーマーガンダムなどなどMSVの人気機体満載のHJメカニクス03。

 どれも素晴らしい作例ぞろいですが、個人的に「これ大好き!!」と実物を見て思わず唸った作例を紹介します。

まつおーじ氏作のヴィネット「Take Home」はザクタンクやトロピカルドムなど旧MSVキットを4体使用し、MSVのボックスアート風に仕上げたヴィネット。

 構図が非常に素晴らしく、ラウンドベースの選定にMSのポージングや高低差による動きの演出にも抜かりなし。

ザクタンク

 派手すぎず、かといって綺麗すぎないウェザリングもさることながら丁寧に面出し、シャープに成型されて現代のキットさながらに精密感のアップした単体作例としても十分に通用する旧キットの工作も見どころです。

デザートザク

 まつおーじ氏は元々クリーンフィニッシュを得意とするプロモデラーで、ウェザリングは最近になって始めたというのに短期間での恐ろしいまでの上達っぷりには驚かされます。

 桜井信之氏のザク・マインレイヤーは旧MSVのマインレイヤーとHGシャアザク、HG黒い三連星用高機動型ザクをミキシングして製作された作例です。

3つのキットのいいとこ取りでの製作ですが、最新のRGやオリジンのキットを使うのではなく「MSV当時の雰囲気に合わせたパーツ選択」が非常に絶妙なんです。

 塗装も重量感を強調したグラデーション仕上げで、13cm、1/144のモデルをここまで丁寧に塗るのはさすがというしかありません

 ただただ最新にアップデートするだけがガンプラの製作法ではない、ということを全身から漂わせており、実物も拝見させていただきましたが小さいながらも存在感抜群の作例です。

桜井信之氏の超効率重視プラモHOWTO「週末2日でもここまでできる!」はボークス1/100レッドミラージュの成型色仕上げ!

 メカニクスの連載HOWTOである桜井氏による「週末2日でもここまでできる!」

 今回はベテランモデラーでも二の足、三の足を踏むボークスのレッドミラージュ。

 半透明装甲の成型色は生かしつつ、最新の塗料を的確に選択することで徹底して時短しつつ、見た目の美麗さを追求した製作法は多忙で時間の限られたモデラーには非常〜にためになるものばかり。

 メタリック塗料の特性の解説や蛍光クリアーを使った半透明装甲塗装法などは自分も15回くらい読み返すほどためになりました。

 押入れにレッドミラージュを搭載しているマスター、またこれからお迎えしようとしているヘッドライナーは必見です。

ロボ好き必見のメカデザイナーインタビューは野中剛氏。アメリカと日本との玩具マーケティングの違いが面白い

 「ロボ好きなオトナの模型本」の実はメインコンテンツじゃないかと私がいつも楽しみにしている「メカニックデザイナー列伝」。

 第三回は玩具メーカーであるバンダイで数多くの商品企画に関わり続け、現在ではフリーで活躍中の野中剛氏。

 野中氏のデザインだと私は『ウルトラマンオーブ』のギャラクトロンが大好きです!

 今回非常に面白かったのがアメリカ赴任の経験から語られる日本と海外での玩具マーケティングの違いについて。

 日本国内に住んでいるとわからないのですが、一年間番組の放送枠が取れていて、玩具も全国同時の発売日に店頭に並ぶというのがいかに特殊なことなのか、と全く思いもよらなかったことを気付かされました。

上級者向けガンプラHOWTO「林哲平の機動模型超級技術指南」は1/60ジョニーライデンザクを使った旧キット徹底攻略法

 私の連載「林哲平の機動模型超級技術指南」は「伝説の作例、ストリームベース小田さんの06R2を最新のマテリアルで再現する」をテーマに、MSVの伝説的キット「1/60 MS06R-2 ザクⅡジョニーライデン少佐機」のHOWTOが特大ボリューム12ページに渡り解説しています。

 ◯旧キットザクシリーズ定番工作である「肩ハの字」

 ◯ズレや歪みを防ぎ正確にパーツを幅詰めする方法

 ◯どのキットでも再現されていない「R -2型バックパック」の完全再現法

 ◯超高輝度LEDを組み込んだ電飾回路図

 ◯MSVに似合う「MAX塗り」の再評価

 などを解説しています。

 今回は前二回に比べると基本的な工作の解説が多いので、超級といいつつも内容的には中級者〜初心者でも真似しやすい工作が多くなっています。

 記事についてはこちらに詳細な個別記事を書いています。

伝説の作例「ストリームベース小田さんの06R-2」を最新のマテリアルを使って再現する。1/60MS-06R-2ザクⅡジョニーライデン少佐機。HJメカニクス03掲載作例
HJメカニクス連載記事「林哲平の機動模型超級技術指南」第3回は旧キットの製作法を徹底的に解説!!! 「究極の作例を作る」をテーマに予算、時間、手間など全てのリミッターを解除して思いのままにガンプラを作るホビージャパンメカニ...

 ガンプラ好きなら絶対に損はさせない内容なのでぜひ読んでみてくださいね!

書籍版、電子書籍版共に絶賛発売中です!

というわけでMSVにレッドミラージュ、とメカ好きの心をくすぐりまくるホビージャパンメカニクス03でした。

書籍版、電子書籍版共に販売中ですのでぜひともよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました