こんにちは!プロモデラー林哲平です。
今回は私がメインライターとして参加したHOWTO本「ダンボール戦機 LBX製作の教科書 塗装&カスタマイズ編」について紹介します!!!
ダンボール戦記HOWTOの総決算!!!
ホビージャパンから発売されているダンボール戦記のHOWTO本は全部で2冊。
以前の「ダンボール戦機 LBX製作の教科書」が主に基本的な工作や塗装に重点を置いた内容だったのに対し、今回は塗装とカスタマイズに重点を置き、よりLBXプラモデルを自由に楽しむ方法を盛りこみました。

テーマはダンボール戦機第3期シリーズのW。
より進化したLBXたちを徹底的に楽しむ方法を前の本を上回る写真と内容で徹底解説しています!
基本工作はバルダイバー!
基本工作はバルダイバーを使って解説。
基本の組み立て方やマーカーでのお手軽塗装方などなど。
現在はこのHOWTOに使用したLBXマーカーは販売されていませんが、ガンダムマーカーで代用できるので今見ても初心者への導入編として非常にわかりやすい内容となっています。
トライヴァインは缶スプレーを使った塗装法の解説!

トライヴァインでは缶スプレーを使って塗装する方法を徹底解説。
ダンボール戦機のような手軽に組み立てられるキットほど、部分塗装って難しいんです。
マスキングテープを駆使して塗り分ける方法などなど、ステップアップしたい中級モデラー向けの内容となっています
トライヴァインの作例紹介記事はこちら

ドットブラスライザーではランナー吹きオリジナルカラーを解説!
この本は「自分だけのLBXを作る!」がテーマ。
どうせ作るなら、自分だけのオリジナルカラーに染めて作りたいですよね!
というわけでランナー吹きでドットブラスライザーを黒赤悪役機カラーにカスタマイズする方法について解説しています。
…ただ、これを作ったあとに「ディ・レギウディア」っていう最初からめちゃ悪そうなドットブラスライザーが発売されましてね…こちらもカッコいいので、悪そうなのが好きな人は今なら最初からこれを買うのがいいかもしれません
ドットフェイサーでは成型色活かしのバトルダメージを解説!

ダンボール戦機Wはチーム戦でのミニタリー的なイメージが強調されていました。
ミニタリーといえばウェザリング!ということで成型色を活かしてバトルダメージやウェザリングを施す方法を解説しています。
個別の作例紹介はこちら

表紙モデルである「ヴァル・アルバトロス」は上級カスタマイズを解説!


表紙モデルである「ヴァル・アルバトロス」のテーマはカスタマイズ。
通常の組み替えより一段アップグレードし、飛行形態への変形ギミックを組み込む方法や変形についての考え方を解説しています。

なお、ダンボール戦機は版権的な問題でカスタム機の名称は「頭部に使っている機体の名称+カスタム」となるので、「ヴァル・アルバトロス」というのは私がつけたソウルネームだと思っていただけたら幸いです(笑)
この本イチオシ作例は簡単ニコイチで作った「ゼオン・ファントマイザー」!!!


どのHOW TO記事も超!気合を入れて製作したのでどの記事もぜひ読んでいただきたいと願っていますが、私個人として一押しの記事があります。
それはP74からの「2体のLBXを組み合わせてオリジナルLBXを作ろう!!」という記事。
この記事ではファントムとグルゼオンを難しい加工無しの、簡単な組み合わせと缶スプレーでの塗装のみでまったく新しい別のLBXとして仕上げる工程を詳しく解説しています。
ソウルネームは「ゼオン・ファントマイザー」!!!
カスタマイズの方法論から両面テープを使ったパーツの仮組み、関節軸を有効活用していろいろなパーツを組み合わせる方法など。
その当時はあまり紹介されることの少なかった技法を徹底的に詰め込んだのをよく覚えています。
LBXにかぎらず、ガンプラのオリジナルモデルをミキシングで製作するときと同じメソッドなので興味がある人はぜひ一読してみてください!

LBXの可能性は無限大!!!
LBXは軸も関節構造も全て共用、まさに自分好みにカスタマイズするために生まれてきたような最高の素材とも言えるプラモデルです。
「ダンボール戦機 LBX製作の教科書 塗装&カスタマイズ編」を手にとって、世界に一つだけのLBXを製作してくださいね!!!
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