
こんにちは!プロモデラー林哲平です!
HJメカニクス06発売しました!
今回はまるごと一冊ボトムズ特集!
バンダイ20からタカラの24、はたまたブルーナイトまで。
最低野郎たちが詰まった絶対に見逃せない一冊となっております!
さあ、今からキリコとHJメカニクスに付き合ってもらう!
なお、こちらのブログ記事は本の誌面を撮影して紹介していますが、ホビージャパンのプロモーション用に私の職場であるホビージャパン編集部に許可を得て掲載しておりますのでご安心ください♪
ガンプラ並みの長い歴史を持つ、ボトムズプラモの奥深さ!

1983の放送から37年。
ガンダム以外のロボットアニメで、ここまで長期間継続してプラモがリリースされ続けているシリーズはボトムズしかありません。
最初はタカラから始まったプラモデルも、バンダイ、ウェーブ、ボークスと様々なメーカーから数多くのプラモデルが発売されています。
ここまで多くのメーカーが発売しているロボットアニメのプラモデルって他にありません。
今回のメカニクスは当時キットからボークスの超絶キットまで、バラエティ豊かなボトムズキットが収録されています。
木村直貴氏のバンダイ1/20スコープドッグターボカスタム!

表紙モデルである木村直貴氏のバンダイ1/20スコープドッグターボカスタム。
全身にリベットを追加してよりタコの「兵器らしさ」を強調しつつ、スクレイピングによる繊細な銀ハゲとウェザリングにより徹底的にATとしてのリアルを追求した作品となっています!
HJ木村学編集長のバンダイ1/20スコープドッグⅡ!

HJ木村学編集長のバンダイ1/20スコープドッグⅡ。
こちらはなんと成形色フィニッシュによる作品!
ツヤ消しと的確なウェザリングにより、全塗装作品とまったく区別のつかない、リアリティの高い仕上がりとなっています。
週末モデラー必見の作品ですよ!
柳生圭太氏のバンダイ1/20改造ファイティングバックス!

柳生圭太氏のバンダイ1/20改造ファイティングバックス。
タカラのストロングバックスに封入されていたバリエーション機を得意のデジタルモデリングにより立体化。
立体物を滅多に見かけない機体だけに、立体資料としてぜひ目に焼き付けておきたい作品です!
初代日野氏製作のキャメルスコープドッグ!

初代日野氏製作のキャメルスコープドッグ。
「もしATでレースする競技がアストラギウスにあったら?」のIFを想定した機体で、なんとアストラギウス文字のキャメルロゴデカールを自作!
美しいツヤありの光沢で仕上げられており、個人的にこの本イチ押しの作例です!
桜井信之氏によるウェーブ1/24スコープドッグターボカスタム!

桜井信之氏によるウェーブ1/24スコープドッグターボカスタム。
上半身の小型化によるプロポーションの徹底改修作例ですが、塗装も凄い!
寄せ集めのパーツから組み立てたことを想定しつつ各部の色味を変えるなど、ボトムズ世界への理解なくしては成り立たない作品となっております!
[amazon asin=”B000E5F9H0″ kw=”WAVE 装甲騎兵ボトムズ 1/24 スコープドッグ・ターボカスタム ザ・ラストレッドショルダー版 プラモデル”]野田啓之氏のウェーブ1/35スコープドッグレッドショルダーカスタム!

野田啓之氏のウェーブ1/35スコープドッグレッドショルダーカスタム。
1/35タコの決定版を丁寧に製作。
氏得意のMAX塗りがタコと相性抜群で、ボトムズファンが思い描くタコイメージドンピシャの作品です!
このキット超いいので、作ったことない人はぜひ組んでみてください!
NAOKI氏によるボークス1/24テスタロッサ!

NAOKI氏によるボークス1/24テスタロッサ。
ボークス版MGともいえる究極キットをキットの良さを生かしつつ、ATらしくボルトやリベット、増加装甲などミニタリーテイストのディテールを全身に追加。
派手なスタイリングに良く似合う目の引くウェザリングなどインパクト抜群の作品です!
只野⭐︎慶氏のボークス1/24シャドウフレア!

只野⭐︎慶氏のボークス1/24シャドウフレア。
なんとパイロットであるクリスカーツをスカルピーからスクラッチ!
有機ELネオンライトによる電飾ギミックにも要注目です!
朝日ソノラマ文庫の表紙イメージドンピシャの、ファンにはたまらない作品となっております!
野本憲一氏によるボークス1/35ベルゼルガスーパーエクスキューション!

野本憲一氏によるボークス1/35ベルゼルガスーパーエクスキューション。
プロポーションを徹底改修し、設定画のイメージを完全再現。
小説の描写を読み込んだ展開式ローラー部など、ボトムズ模型の第一人者、タコプラマスターにふさわしい作品となっております!
[amazon asin=”B01N54PNRQ” kw=”1/35 ATH-Q63-BTS-II SX ベルゼルガ スーパーエクスキュージョン”]ボトムズの監督である高橋良輔氏のロングインタビュー!

ボトムズの監督である高橋良輔氏のロングインタビューも必読です!
ボトムズが生まれる過程やこれからの展望など、読めば読むほど「おおおお‼︎」となることばかり。

インタビュー記事にはスコープドッグの雛形となった、大河原氏によるモックアップモデルも掲載!
今回は貴重な側面や背面までしっかりと写真が掲載されており、ボトムズの原点となったモデルを隅々まで楽しむことができます!
連載記事「メカニックデザイナー列伝」は大河原邦男氏‼︎

連載記事「メカニックデザイナー列伝」は第6回にてついに登場したメカデザイナーの始祖である大河原邦男氏‼︎
ボトムズを中心にしつつ、メカデザインの変遷の歴史や自身のデザインスタンスなど、非常深い内容となっています!
連載記事「桜井信之の週末2日でもここまでできる!」はハセガワの1/48バルキリー!

連載記事「桜井信之の週末2日でもここまでできる!」はハセガワの1/48バルキリー。
バブルキャノピーのパーティングラインを消す方法から、現用航空機的なグラデーション塗装まで徹底解説。
難しすぎる72ではなく、キャラクターモデラーにも作りやすい48がテーマなのも週末モデラーにはありがたいポイントですね♪
私の連載「林哲平の機動模型超級技術指南」はEx-Sガンダム!!!

私の連載「林哲平の機動模型超級技術指南」ではEx-Sガンダムを製作。
MGとHG、旧キットのミキシングでセンチネルイラスト版のプロポーションバランスを再現する方法を解説しています。
今回死ぬほど頑張ったので、ぜひ見てくださいね!
https://promodeler.net/2020/09/11/realexs/HJメカニクス06をよろしくお願いします!

というわけでHJメカニクス06でした!
ここ5年くらいに出た模型本で、ボトムズプラモがここまで内容濃く一冊でまとまっている本てほとんどありません。
ファンもこれを見てボトムズが気になった人もぜひ読んでみてくださいね♪
HJメカニクス06をよろしくお願いします!
「ガンプラ凄技テクニック」シリーズ大好評続刊中です!

プロモデラー林哲平が送る、週末の空いた時間に、誰でも簡単、お気軽に、カッコいいガンプラがあっという間に作れてしまうガンプラ製作本「ガンプラ凄技テクニック」。
シリーズ続々と続刊中で、「読むと初心者でも本当にそのとおり作れてしまう!」と、皆様からも大好評を頂いております。
実際に作った作品をモデラーさんから見せていただけることも多く、本を書く側として。
プロモデラーとして、そのたびにたまらない喜びを感じます。
「プラモデルを趣味として作ってみたいけれど、ちょっと難しそうで手が出ない」という人はぜひ手にとってみてください。
プラモデルの楽しさをを体感する、手助けになれば私は嬉しいです。





林哲平オリジナル作品『再生構築機界ケルバーダイン』展開中!

はるかなる未来。人口問題の解決のため5cmに縮小された人類が生存競争を繰り広げる世界「ミキシングワールド」を舞台にした物語。
それが「再生構築機界ケルバーダイン」です。
立体造形物にストーリーを加えたビジュアルノベル方式で広がる、小さな巨人「ケルバーダイン」による戦いをぜひその目で確かめていただけると嬉しいです。
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