こんにちは!プロモデラー林哲平です!
ガルパンやゲームで戦車に興味を持ち、いざ戦車プラモを買ってみたはいいんだけど、あまりの部品数に挫折!という話をよく聞きます。
「ガチな戦車を作るのはちょっと億劫だけど、手軽にプラモを組んでみたい」
という人にオススメな、ズベズダ1/100戦車シリーズを紹介します!
ズベズダ1/100戦車との出会いはオブソリート!

私がズベズダ100戦車と初めて出会ったのはHJでオブソリートに登場する、エグゾフレームの改造作例を作ったのがきっかけでした。

ロシア風エグゾフレームを作ろうと思い、パーツ取り用に会社に置いてあったズベズダ1/100シリーズのロシア戦車をいただいたんですよね。
昔から存在は知っていたのですが、
「1/100とか超中途半端なスケールだし、履帯にディテール入ってないとかありえんだろう」
って思ってたんですよね。
で、箱からランナーを出してみて、パーツのシャープさにびっくり!
改造に使う前に組み立ててみて、あまりの雰囲気の良さに度胆を抜かれました。
で、すかさず会社帰りに下北のサニーに寄り、手当たり次第買い込んでズベズダ1/100戦車ライフが始まったわけです!
食玩プラモ風ながら本格的なズベズダ1/100戦車!

と、出会いはさておき、早速中身を見て行きましょう。
ロシアのプラモデルメーカー、ズベズダが展開している1/100のAFVモデルシリーズ。
今回はその中からKV–1を紹介します。
ズベズダはゲームズワークショップのウォーハンマー のようなウォーゲームを各種展開しており、このキットは戦車で戦うウォーゲーム用のコマとして販売されているものなんです。

箱の裏が説明書になっていますが、この通り部品数が少なく非常〜にシンプル。
ゲームのコマだけあり、さっと組み立てて遊ぶことが前提の設計となっているんですね。

ランナーも二枚で非常にシンプルな構成。
プラは少し柔らかめですがディテールのシャープさはさすがズベズダというところ。
接着のいらない、ガンプラと同じスナップフィット方式で、ランナーからパーツを切り出せばすぐに完成させることができます。


組み立てた状態。
KV–1はこのシリーズの中でも特別部品数の少ないキットなで、五分かからず組み上がりました♪
このシリーズが凄いのは、ディテールの省略バランスが非常に優れていること。
特にスライド金型なども使っていないので履帯にディテールは入っていませんし、フックやライトなどはとても簡易的に省略されています。
ですが、元々同社の非常に出来のいい、1/35スケールのプラモデルのデータをそのまま縮小しているので、とにかくプロポーションやシルエットがすごくいいんですよ!
ディテールが省略されているのも、「さっと組み立ていっぱい集めて遊ぶ」というキット本来の目的にかなっていますし、省略のバランスがよく考えられているので違和感をほとんど感じないんですね。
そして価格は輸入スケールモデルとは考えられない600円という低価格!
しかもこの600円というのは最近値上がりしてからの価格で、ちょっと前までは380円だったんですよ。
完全新金型によるニューアイテムも1〜2ヶ月に一体新発売されており、シリーズ展開も楽しみで、コレクションのしがいがあるのも嬉しいところです。
塗らなくてもいい、集めて楽しむんだ!

色々楽しいズベズダ100戦車ですが、一番いい!という楽しみ方はとにかくパチパチ組み立てて、いっぱい並べて自分の戦車軍団を結成できるところでしょう。
昔のビッグワンガムのような、食玩プラモデル感覚でどんどん組み立て集められるのがとにかく楽しい。
最初は塗ろうかと思っていたのですが、成型色も実車にあってるしもうこのままでいいや、と楽しんでおります(笑)
私はロシア戦車ばっかり買ってますが、ドイツ戦車やソフトスキンなども充実しているので、気になったらぜひ作ってみてくださいね♪
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