MENU
カテゴリー

小ぶりながら大迫力のロシアン現用自走砲!!ズベズダ1/72 2S19ムスタ-S152mm自走榴弾砲を作る!!ホビージャパン2020年4月号掲載作例。

 全国1億2000万人のミニスケAFVファンのみなさんこんにちは!

 プロモデラー林哲平です!!

 今回はホビージャパン2020年4月号にて製作したズベズダの1/72ムスタSを紹介します♪

 

目次

精密感と手頃感を兼ね備えたズベズダ1/72戦車プラモ!

 唐突ですが、ズベズダの1/72戦車って組んだことありますか?

 これがまたすっごい出来がいいんですよ。

 最近のミニスケAFVというと組みやすさに重点を置いたキットか35を縮小した艦船模型ばりの細かいキットに二極化しているのですが、ズベズダのキットはその中間くらい。

 精密感とお手軽感のバランスがよく、メーカーのスタンスとしてエッチングパーツを使わずオールプラなので部品はちょっと多くても組み立てにストレスもかかりません。

 輸入代理店がGSIクレオスなので、海外メーカーながら入手しやすいのもありがたいところです♪

ロシア軍の自走榴弾砲ムスタSとは?

 ムスタSはロシア陸軍が運用している自走榴弾砲です。

 1989年、とソ連崩壊の少し前くらいから配備が始まり、後継機である最新型の自走榴弾砲コアリツィヤSVと交代していく予定なのですが、ロシアの台所事情を考えるとこれからも結構長い間現役で活躍しそうな感じです。

 レイアウトは主要各国の自走榴弾砲であるM108や99式自走榴弾砲、PzH2000と同様ですが、なんかこう、いかつく、ゴツく、禍々しい、Su152を思わせるスタイルがかっこいいんですよね〜♪

ムスタS製作ポイント!

 キットを組み立てた状態。

 同社の1/35キットをダウンサイジングした内容で、フック類は一体整形なものの非常にディテール密度の濃い内容となっています。

 フックを一個一個真鍮線で直すとかしているともう2台くらいミニスケAFVなら完成してしまいますので、

 「一体式フックはミニスケAFVの様式だ!」

 と開き直ってそのままにしちゃうことをオススメします。

 仕上げのときフック部分はちょっと濃いめにスミ入れして、ドライブラシで立体感強調させておけばそれっぽく見えるものです!

 なお、このキットの最大の山場は履帯の装着。

 ピーン!とまっすぐな板状のプラ履帯をゆっくり曲げながら接着するのですが、力を入れすぎると折れますし、ピタリと左右を接合させるのは結構難しいもの。

 幸いムスタSはサイドスカートで履帯上半分はほぼ隠れるデザインなので見える部分の見栄え最優先で組み立て、スカートに隠れた部分は隙間が空いたり汚くなっても気にせずその部分でガッチリ固定するのがオススメです。

 このムスタSもスカートの内側には履帯入ってないですからね♪

 1/72というコレクションスケールであるため、無理に改造はせずストレートに組み上げています。

 松本州平氏の「改造しちゃアカン!」の精神ですね♪

平面をホワイト&ブラック塗装+鮮やかロシアングリーンで仕上げる!

 平面が大きく、単色迷彩でベタ塗りだと1/72とはいえのっぺりしてしまいがちなのでホワイト&ブラック塗装法でカラーモジュレーションを加え立体的に。

あわせて読みたい
お手軽だけど本格的なカラーモジュレーション!ブラック&ホワイト塗装法を知っていますか?  こんにちは。プロモデラー林哲平です。  突然ですが、カラーモジュレーション塗装って知ってますか?  これはヨーロッパのスケールモデラーが発展させた、光源を意...

 Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックを全身に吹いたあと、同じくフィニッシングサーフェイサー1500ホワイトで光の当たり具合を見ながらグラデーションしています。

 バーチャロンカラー萌葱グリーン+ガイアカラーダークグリーン+Exクリアーで調色した明るめのロシアングリーンを全体にオーバーコート。

 ホワイト&ブラックでは上掛けする色が濃いと下地のグラデーションをかき消してしまうため、クリアーを多めに混入しておき、隠蔽力をあえて下げた色で塗装すると上手く行きますよ♪

 履帯や機銃、OVMをタミヤアクリルカラーで塗り分けます。

 アクリル塗料は部分塗装でよく使われるエナメル塗料よりも塗膜が強く、乾燥後触っても剥がれず、塗り重ねても溶け出ししにくいので細部の塗り分けには最適なんです♪

 はみ出した部分は乾かないうちにマジックリンを染み込ませた綿棒で拭き取ればOKです。

あわせて読みたい
アクリル塗料が拭くだけで落ちる!リカバリーから筆やエアブラシの洗浄まで。アクリル塗装に欠かせない...  こんにちは!プロモデラー林哲平です!  今回はアクリル塗料を使った塗装での必需品、マジックリンについて解説します!  「え?プラモにマジックリン?」  という...

 プレミアムトップコートつや消しで全体をフラットに整えてから、Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンでウォッシング。

 最後にシタデルカラーホワイトスカーで全体を軽くドライブラシして立体感を強調させて仕上げています。

 キットはベルトコンベア式の外部給弾装置が開閉選択式になっているのですが、接着せず置くだけにしておけばどちらも楽しめるんです!

 ベルト部分はハセガワのクレープ紙マスキングテープの1mmを使用。

あわせて読みたい
マスキング界の救世主!!! 複雑なマスキングに悩んだときはハセガワのクレープ紙マスキングテープに...  こんにちは!林哲平です。  プラモデルを塗装するときにつきものなのがマスキング。  でも、マスキングって面倒くさいんですよね〜  特にすんごい複雑な塗り分けを...

 152mm砲弾も付属しているので、きっちり塗り分けて仕上げています♪

完成状態6面図!

 とりあえず6面図を乗っけておくので、

 「俺もムスタS作るぜ!」

 という同士はぜひ塗装の参考にしてください♪

ズベズダ最高!改造しちゃアカンね!

 1/35 T90以来、久々にズベズダのキットを完成させたのですが、本当にイイですね!

 最近はスキャンした3Dデータをただ出力しただけみたいなキットも多い中、ズベズダのキットは

 「我が祖国の兵器は最高である!!!」

 という愛を感じるんですよね。

 私、1/72だと99式自走榴弾砲も作っているのでそのうちM108とか、PzH2000とかも作って主要各国の自走榴弾砲揃えたくなってきました!

あわせて読みたい
ミニスケながら35並みの大ボリューム!フジミの1/72 99式155mm自走榴弾砲を迷彩塗装まできっちり塗り分...  こんにちは!プロモデラー林哲平です。  私、ミニスケールAFVが大大大好きなんですよ!  なので「ミニスケAFVの素晴らしさを少しでも多くの人に知ってもらいたい!...

 ミニスケAFVって楽しいですね〜♪

 「改造しちゃアカン!」の精神で、寒い冬こそロシア戦車を作って暖まりましょう!

 なお、同じズベズダの1/72ロシア車両でSu-85も製作しています。

 この記事を気に入ってくれた同士なら、きっとこちらの記事もすごくハラショーできるはずです!

 ぜひ一緒に読んでみてくださいね♪

あわせて読みたい
ロシアの大地が送り出す、スナップフィットミニスケールAFVプラモの真価を見よ!ズベズダ1/72Su-85。ホ...  こんにちは!プロモデラー林哲平です。  今回はホビージャパン2021年5月号掲載作例のズベズダ1/72Su-85を紹介します♪ 【ロシアの赤いスナップフィット!】  堅実に1...

「ガンプラ凄技テクニック」シリーズ大好評続刊中です!

プロモデラー林哲平が送る、週末の空いた時間に、誰でも簡単、お気軽に、カッコいいガンプラがあっという間に作れてしまうガンプラ製作本「ガンプラ凄技テクニック」。

シリーズ続々と続刊中で、「読むと初心者でも本当にそのとおり作れる!」と皆様からも大好評!

実際に作った作品をSNSなどで「作ったよ!」と見せていただけることも多く、本を作る側として。モデラーとしてたまらない喜びを日々感じております♪

プラモデル趣味を思い切り楽しみたい!という人はぜひ読んでみてくださいね♪

あわせて読みたい
エアブラシ無し!合わせ目消しも面倒な工作も全く無しであっという間にプロさながらの作品がどんどん出...  こんにちは!プロモデラー林哲平です。  ついに!ついに!著書「週末で作るガンプラ凄技テクニック〜ガンプラ簡単フィニッシュのススメ〜」が発売しました!  ガン...
あわせて読みたい
手に取りやすい1/144のガンプラを楽しくいっぱい作ってみよう!エアブラシ無し! 初心者でもプロさなが...  こんにちは!プロモデラー林哲平です。  著書「週末で作るガンプラ凄技テクニック〜ガンプラ簡単フィニッシュのススメ〜 HG編」が発売しました!  エアブラシのよう...
あわせて読みたい
ミキシングビルドで「世界に一つだけのガンプラ」を作ってみよう!エアブラシ無し! 初心者でもプロさな... こんにちは!プロモデラー林哲平です。 著書「週末でつくるガンプラ凄技テクニック ミキシング編」発売しました! この本のテーマはタイトルの通り「ミキシングビルド」...
あわせて読みたい
プロ志望、模型コンテストで優勝を目指すモデラーさんへ。頂上を目指すガンプラ最上級者向けの製作指南...  こんにちは。プロモデラー林哲平です。  今回は私の著書「ガンプラ凄技テクニック 機動模型超級技術指南」を紹介します。  この本はこれまでのプロモデラー人生で学...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる