こんにちは!最近腰痛でちょっとエマージェンシーなプロモデラー林哲平です。
遊びたおしたガンプラのように腰がガクガクするのですが、自分のパーツは部品注文出来ないのがもどかしいですよね。
今回はホビージャパン2022年2月号を紹介します♪
なお、こちらのブログ記事は本の誌面を撮影して紹介していますが、ホビージャパンのプロモーション用に私の職場であるホビージャパン編集部に許可を得て掲載しておりますのでご安心ください♪
2021年の新発売ガンプラをまとめた「ガンプラアーカイブ」が付属!
ホビージャパン2022年2月号には2021年発売のガンプラをまとめたガンプラアーカイブが付属します。
今年は三国創傑伝やワールドヒーローズなど大量のSDガンダムが発売され、アイテム数も多いのでよりバラエティに富んだ内容となっています。
今やあまりにガンプラが沢山発売されるため、限定品なども含めるととても個人で情報収集するのは大変です。
これがあれば一冊で今年のガンプラをすべて総決算できるので、ぜひ読んでみてください♪
0083のガンプラをアップデート!
今月号の巻頭特集は「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY ガンプラ改造計画」。
MGのGP01やジムカスタムなど、0083のメインMSが発売されていたのは気がつけばもう20年以上前です。
GP01など、初期MGの傑作も多いものの、流石に今見るともうそろそろVer.2.0が欲しいよなあ…… ということで!
今回はトッププロモデラー陣が仮想Ver.2.0を想定し、最新版にアップグレードしてみよう!と見ごたえある大改修作例が勢揃いしているんです!
どの作例も改造しまくっているため、多くの途中写真を載せるために一つの作例あたりの掲載ページも多く、往年のホビージャパンを彷彿とさせる、読み応え抜群の内容なんですね。
それでは新宿ヨドバシカメラに展示された作例を中心に、作例紹介行ってみましょう!
nishi氏のMG GP01試作1号機!
nishi氏のMG GP01試作1号機。
初期MGの傑作キットを面出しや筋彫りの彫り直しなど丁寧な工作で徹底アップデート!
顔は自作しより小顔に、脚部は延長してよりスタイリッシュな現代風を追求!
氏ならではの美しい塗装も素晴らしく、とにかく凄い作品です!
NAOKI氏のMG GP01フルバーニアン!
NAOKI氏のMG GP01フルバーニアン。
全身手が入っており、ソールの小型化や上腕のボリュームアップなどの定番工作以外も、胴体のシェイプアップなどプロポーションを徹底改修!
全身に追加された筋彫りにクリーンな仕上げと、非常にハイクオリティな作品です!
只野⭐︎慶氏のMG GP02A試作2号機!
只野⭐︎慶氏のMG GP02A 試作2号機。
大型シールドやアトミックバズーカを保持するため、ビスや金属線で関節を徹底強化!
脚部はHGドムの外装を使ってボリュームアップしつつ曲面を強調するなど、ジオン系の系譜を引いたデザインならではの工作も!
大迫力の作例となっています!
木村直貴氏のMG GP03試作3号機!
木村直貴氏のMG GP03 試作3号機。
フェイスの下側を削る、股間軸を下に下げて足を長く見せる、肩をハの字に!するなどポイントを絞った工作で、元キットの印象をガラリと変えているのがとにかく凄い!
工作精度や仕上げは超!超絶ですが、真似しやすい効果的な工作が多いため、物凄く参考になる作品です!
野田啓之氏のRE GP04試作4号機!
野田啓之氏のRE GP04 試作4号機。
デザイナーである明貴美加氏の描いたイラストを目標に、胴体のボリュームアップや、シールド先端の延長などプロポーションに大幅に手が入っています。
塗装は氏お得意のMAX塗りで、立体感も抜群な作品です!
渡辺圭介氏のMGジムカスタム!
渡辺圭介氏のMGジムカスタム。
MG Ver.2.0アレックスとkaガンダムとのミックスにより、可動、プロポーション共にリニューアルされた、まさに仮想Ver2.0へのアップデート作例として工作がとにかく参考になります!
ジムカスタムながら、嬉しい特徴がありすぎる作品となっています!
アクシズてんちょう氏の1/100ジムキャノンⅡ!
アクシズてんちょう氏の1/100ジムキャノンⅡ。
MGジムカスタムをベースに、外装はエポパテとプラ板でスクラッチと、氏の得意ジャンルである、スクラッチによるカトキメカ表現が炸裂!
アルビオン隊はジムキャノンⅡ以外全て1/100キットがあるので、見れば見るほどプラモが欲しくなる作品です!
コジマ大隊長氏の「ジャブローを目指せ2021」!
コジマ大隊長氏の「ジャブローを目指せ2021」
かつてHOW TO BUILD GUNDAMで川口名人が製作された伝説のディオラマをリスペクトし、HGザクを使って現代風に激作!
グランドワークの秀逸さもさることながら迷彩とウェザリングが絶妙でザクが1/60くらいに見えて来るんですよ!
超素晴らしい作品です!
Rikka氏のフィギアライズスタンダード仮面ライダーオーズタトバコンボ!
Rikka氏のフィギアライズスタンダード仮面ライダーオーズタトバコンボ 。
全塗装で仕上げると塗り分けの多さゆえ極めて難易度が高くなるライダーを、愛と気合で塗り分け!
メダジャリバーのエフェクトパーツやオーズドライバーの塗り分けなど匠の技すぎるので、ぜひとも隅々まで見て欲しい作品です!
まつおーじ氏のビッグトニー!
まつおーじ氏のビッグトニー。
メカニカルさを強調するため脚部フレームを中心にディテールアップ!
腕の塗り分けは付属シールをガイドにマスキングし、 質感の高いウェザリングにより劇中イメージ通りの重機感溢れる仕上げに!
リアリティ抜群の作品です!
吉村晃範氏のジェットン&Eレックス!
吉村晃範氏のジェットン&Eレックス。
オモロイドを彷彿とさせるコトブキヤオリジナルSDロボシリリーズ「エヴォロイド」第一弾を製作!
肉抜き穴埋めや塗膜の厚みを考えた削り込みなど、見た目以上に工夫や工作量が多く、気合いの入った作品となっています!
私の連載「ガンプラ凄技テクニック」はナイチンゲール騎乗のネオ・ジオング!
私の連載記事「ガンプラ凄技テクニック」ではナイチンゲールを乗せたネオ・ジオングを製作。
HGだと予算やスペース的にちょっと大変な大型ラスボスMS同士を、お手軽リーズナブルなSDガンダムで、夢の脚付きネオ・ジオングを作ってみよう!とお手軽制作法を紹介しています♪
1/100のGPシリーズはかつて憧れの的だったんですよ!

というわけでホビージャパン2022年2月号でした!
0083のGPシリーズはOVAが展開されていた時期には1/144しかキットが無く、ホビージャパンに掲載された管義弘氏がスクラッチされたGPシリーズの1/100作例を見ては「1/100で欲しい!でもこんなの絶対作れない!」と誌面を穴が開くほど読んでいました。
GP01、02、とMG化されていったときの喜びと言ったら!
今でもハッキリと覚えています。
特にGP02とか、MGで初の4000円を超える大型キットとなり、箱を見たときに1/60ドム並みに巨大な箱に凄くびっくりしましたね。
ベテランモデラーは当時のことを思い出しながら、知らない世代の若いモデラーさんにはかつてのキットのポテンシャルの高さを体感しながら読んでいただけると嬉しいです。
みなさま、今月もホビージャパンをよろしくお願いします。
「ガンプラ凄技テクニック」シリーズ大好評続刊中です!

プロモデラー林哲平が送る、週末の空いた時間に、誰でも簡単、お気軽に、カッコいいガンプラがあっという間に作れてしまうガンプラ製作本「ガンプラ凄技テクニック」。
シリーズ続々と続刊中で、「読むと初心者でも本当にそのとおり作れる!」と皆様からも大好評!
実際に作った作品をSNSなどで「作ったよ!」と見せていただけることも多く、本を作る側として。モデラーとしてたまらない喜びを日々感じております♪
プラモデル趣味を思い切り楽しみたい!という人はぜひ読んでみてくださいね♪




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