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缶スプレーのランナー吹きでお手軽にピカピカ輝くキャンディ塗装を楽しんでみよう! HGUCキュベレイMkⅡ。「月刊ホビージャパン2020年7月号」「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編」掲載作例

 こんにちは!プロモデラー林哲平です!

 今回はHJ2020年7月号の連載記事 「ガンプラ凄技テクニック」にて製作した缶スプレーランナー吹き仕上げのキュベレイMk2を紹介します♪

目次

お手軽キャンディ塗装を楽しんでみよう!

 宝石のようにキラキラ輝くメタリックの質感が美しいキャンディ塗装。

 ガンプラモデラーなら一度は憧れる塗装法ですが、これまで紹介されてきた製作法の多くが解説で

 「絶対エアブラシ使え!」

 「表面処理は徹底的に!」

 「ホコリの付着は厳禁!」

 「パーツの色味を均一に塗れ!」

 などなど、非常に難しく、敷居が高いと感じて「やってみたいけど、これは無理だなあ」と諦めている人も多いのではないでしょうか?

 このHOWTOはそんなキャンディ塗装難民でも、缶スプレーの選び方から失敗の割り切り方、誤魔化す方法などこれさえ押さえておけば大体OK!というポイントを厳選して紹介しています。

 それではお手軽キャンディ塗装、いってみましょう♪

 

キャンディ塗装の秘訣は缶スプレー選びから!

 缶スプレーランナー吹きのキャンディ塗装で最も大事なのが、いかにいい塗料を選ぶか?ということです。

 今回使用したのはタミヤのピュアーメタリックレッド。

 この塗料はタミヤのリアルスポーツカーシリーズのマツダロードスターを塗装するために開発されたもの。

 特別な塗装法で有名なマツダ車ですが、ロードスターの赤であるソウルレッドクリスタルメタリックを再現するために調色されており、実車さながらの滑らかなカラーメタリックに仕上がります。

  タミヤのカーモデル用スプレーはとにかくオススメなのです♪

缶スプレーは100回振る!

 缶スプレーはそのままの状態だと塗料とガスが混ざり合っておらず、いきなり吹くとブピュッっ!と塗料が吹き出して綺麗に塗ることができません。

 100回くらい念入りに降っておき、内部の塗料をしっかりと攪拌しておきましょう。

手首のスナップを効かせて吹く!

 缶スプレー塗装にはコツがあります。

  今回のHOWTOでは振り方から塗る順番、吹き方までこれまで以上に徹底解説。

 一気に塗料を吹き付けるのではなく、 手首のスナップを効かせながら、シュッ、シュッ!と少しづつ塗り重ねていくのが成功の秘訣なのです。

 なお、こちらに缶スプレーのランナー吹きについてより詳しくまとめていますのでぜひ読んでみてくださいね♪

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ゲート跡をリタッチする!

 ランナー塗装といえば気になるのがゲート跡。

 これも基本に忠実に、缶スプレーから塗料を出してリタッチする方法をしっかりと解説。

  ちょっとリタッチするだけでも、ゲート跡って目立たなくなるものなんです♩

シールでデコレーションしつつ、アラを誤魔化す!

 お手軽にエングレービングを再現できる各種シールはキャンディ塗装の強い味方。

  ホコリや液だれなど気をつけてもどうしても失敗のおきやすいキャンディ塗装ですが、シールを張って視点を分散させることで、デコレーションしつつ、いろんな失敗を誤魔化すことができるんです。

 デコレーション用のエレガントカットシールについてはこちらで詳しい性質や使い方について解説しているので見てくださいね♪

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クリアーコートでより輝きを!

 キャンディ塗装したパーツは上からクリアーがけすることにより、より美しく輝きます。

 研ぎ出しなどをせず、吹きっぱなしでのクリアーコートならばGSIクレオスのプレミアムトップコート光沢がオススメ。

 水性塗料なのでゆっくり乾くのですが、クリアーは早く乾くよりはゆっくり乾く方が塗りっぱなし状態での滑らかさが際立つんです♪

  記事ではクリアーコートの方法や、より美しさを保つためのワックスがけの方法までしっかりと解説しています。

失敗は見なかったことにする!

 そしてこの作例最大のポイントなのですが、塗装中のミスである液だれ、パーツごとの色味の違い、ホコリの付着は全て見なかったことにして完成させています。

  これは初心者の場合、修正するとより汚くなったり、モチベーションが下がることが多いからです。

 輝くキャンディ塗装は楽しいもの。

  ですがプロモデラーでもホコリってついちゃいますし、それを全部気にして完成させようとしたら作業が凄い苦痛になってしまいます。

  ホコリついてても、これくらいにはなるんですから、それでいいとは思位ませんか?

 というわけでHGリバイブキュベレイ、失敗無視キャンディ塗装でした♩

 ホコリなんて心の目で見れば存在しません。 やらないことがなにより最大の失敗ですから、ガンガン塗って作って楽しんでくださいね♩

「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編」にも収録!

こちらのキュベレイMkⅡですが、私の著書「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編」に、本誌連載当時よりも完成写真を増やして収録しています。

 この記事を見て「いいな!やってみたいな!」と感じていただけたら、こちらの本も読んでいただけると嬉しいです♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 塗装する前にこれ白のサフ吹いてるよね?その情報抜けてない?それとも元々白いゲートなの?サフ吹いてるならそれも記事にいれた方が初めて見る人も分かりやすいからちゃんと記載した方がいいと思う。

    • ガリゾウさん、コメントありがとうございます

      こちらの作品ですが、白サフなどは一切吹かず、白い成型色の上にそのまま缶スプレーを塗装しています。
      サフを吹かず、表面処理もしていませんがこれくらいの仕上がりにはなりますよ♪

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