こんにちは! プロモデラー林哲平です。
今回は「週末で作るガンプラ凄技テクニック ミキシング編」で制作したAGE FXトライセイバーを紹介します♪
この記事を読むと
○パーツを盛ってカッコよく改造する方法!
○00クアンタフルセイバーのような複合武器の作り方!
がバッチリ理解できます♪
パーツを盛ってカッコよく!「パーツ盛りミキシング」!
複数のガンプラを組み合わせて改造する「ミキシングビルド」。
手足などパーツを交換して自分だけのオリジナルガンプラを作るのが基本ですが、もう少し踏み込んだものが「パーツをもる!」
というテクニックです。
今回は初心者モデラーさんでも手軽に真似できるよう、成型色を活かし、塗装部分はほとんどナシのお手軽仕上げで解説しています。
それでは「パーツ盛りミキシング」いってみましょう♪
海老川ガンダムを組み合わせる!
今回は海老川兼武氏デザインのガンダムでも私が個人的に大好きな二体のガンダム、AGE FXにトランジェントの外装を盛る方向性で進めます。
トランジェントは外装が細かく分けやすいデザインをしているので、パーツ盛りの外装要員として適しているんです♪
他にも外装パーツが最初からバラバラな、HGユニコーンやRG系のガンプラなども向いていますよ♪
機体の方向性を考える!
FXはCファンネル装備の遠距離攻撃が得意なMSです。
ただ、これがそのままだとパーツを盛るときに邪魔になってしまうので、思い切って外してしまいます 元がシンプルなスタイルのほうが、パーツは盛りやすいんですよね♪
パーツを盛りやすいポイントを知る!
最も手っ取り早く盛りやすい部分は肩です 。
ここにトランジェントの肩をくっつけてみましょう。
肩を大きくし、外側に広がるようなシルエットにすると、全体に力強い印象を与えることができます。
伝統ある工作である、ザクの「肩ハの字」のようなものだと思ってください♪
ヒザも他の部分と干渉しずらい割に、足の中心とわかりやすく真正面なので盛ると効果的な部分です。
00ガンダムセブンソードなんかがいいお手本ですよね 。
ここにはトランジェントのサイドアーマーを接着し、鋭角的で強そうなシルエットとしています♪
胸周りも目立つので、ぜひともパーツを盛りたい部分です。
今回はトランジェントの胸パーツを盛ろうと思ったのですが、そのままだと合わなかったので、加工してエリに00のソレスタルビーイング系ガンダムのクラビカルアンテナ風に装着しています。
FXのように最初から胸が突き出したデザインだと、ちょっと工夫してみるといいですよ。
頭部はガンダムで一番目を引くので、なんとしても盛りたい部分です。
今回はトランジェントのアンテナをFXに移植、四本角としています。
ガンダムの角を増やすのは、わかりやすくビジュアル的にパワーアップを見せられるので凄く効果的なんです♪
射撃MSを格闘MSにイメチェンしてみよう!
カスタマイズの方向性として、元機体の特性とは逆に振る、というのも効果的です。
FXは遠距離戦機ですが、トランジェントのパーツを剣に見立て、格闘機としてみます。
こうするとカラミティとソードカラミティのように「明らかに違う!」と機体の属性的にもアピールすることができるんです♪
武器がいっぱいあるなら合体させろ!
武器が複数ある場合は、組み合わせ可能にするとよりプレイバリューを高めることが出来ます。
腰のソードと肩の大型剣を合体させると、三叉のジャベリンになる…… という感じで、ちょっと工夫するだけで、武器を振り回したときのシルエットを大幅に変え、強い印象を与えやすくなるんですよ。
パーツを盛るのは超楽しい!
というわけでガンダムAGE FXトライセイバーでした♪
今回は盛るポイントは絞って解説していますが、パーツを盛るのはとにかく楽しいものです。
「やべえ!楽しい!」
と、気にせずガンガン盛ってしまっても全然大丈夫なので、まずは一個パーツを盛るところから始めてみてください♪
そしてなんと! ↓こちらのHJwebでAGEFXトライセイバーがホビージャパンに掲載されたときの記事が全部!無料でチェックできちゃいます♪
ぜひ読んでみてくださいね♪
「週末でつくるガンプラ凄技テクニックミキシング編」に増補版で収録!
この作例は月刊ホビージャパンでの連載をまとめた本「週末でつくるガンプラ凄技テクニック ミキシング編」に製作途中写真や製作解説、完成写真を10枚以上追加した増補改定版で収録しています。
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