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実は簡単!はじめてのディオラマ制作にピッタリのモチーフである「ラストシューティング」を作る。「週末でつくるガンプラ凄技テクニック懐かしのキット編」掲載作例

こんにちは!プロモデラー林哲平です

今回は「週末で作るガンプラ凄技テクニック懐かしのキット編」の表紙作例『ラストシューティング』を紹介します🎵

目次

実は簡単!ラストシューティング!

旧キットといえばディオラマですよね

でも、ディオラマって、なんとなく難しい!というイメージを持っているモデラーさんも多いと思います

そんなガンプラディオラマ入門にピッタリなのが、「ラストシューティング」なんです!

それでは作例解説いってみましょう🎵

ラストシューティングのセッティングをする!

頭と左腕を外し、腕を上に上げるだけでもうラストシューティング気分は抜群なのですが

映画「めぐりあい宇宙」大河原邦男氏のポスターのポーズに合わせるとなると、ある程度、各部の改造が必要になります。

記事では大改修は避けつつ、見れば誰でも制作できるように、

○右腕肩付け根の改修

○ビームライフルのセッティング

○脚部を大きく開く方法

など、1/144ガンダムの持ち味を最大限活かす方法を解説しております

ジオングをセッティングする!

ラストシューティングといえば後ろのジオング!

そして、やはり悩むのがめくれたスカートから見える内部のバーニアですよね

こちらはキットのパーツを最大限活かし、エポパテやハンダ線など身の回りで手に入るものを使い、お手軽に再現する方法を解説しています♪

ガンダムをリカバリー重視で塗る!

1/144ガンダムの全塗装はみなさんもご存知の通り、色分けがいっぱいなので大変ですよね

今回はラッカー系塗料を下地に、ブルーやレッドをアクリル系塗料で塗装し、マジックリンではみ出た部分を落とす、失敗リカバリー前提の塗装法を解説しております♪

ラストシューティングな台座を作る!

ラストシューティングと言えばあの独特の赤い地面が特徴的ですよね

記事ではレッドの缶スプレーを使い、あの赤い地面を制作する方法を解説しています

これを応用すれば、旧キットパッケージ風地面とかいろいろ作れますね🎵

旧1/144ガンダムを最も簡単に作れる!

「ラストシューティング」は私は300円ガンダムを作るにあたり、最も初心者に優しいテーマだと思っております

それは、一番難易度の高い頭、そして面積が広いシールドを作らずにすみ ますし

ポーズは固定すればいいので、関節可動を一切気にする必要もありません

1/144ガンダムで悩むポイントを大幅にカットして制作できるんですよ!

相方のジオングも塗り分けが面倒な頭部と前腕がついておらず、アニメだとグリーンの腕関節部分もポスターのイラストだと本体と同じグレー!

こちらも塗り分けの手間が大幅に減るんですよね♪

伝説の作品をリスペクトさせていただきました!

今回のラストシューティング制作にあたり、「SFプラモブック1 機動戦士ガンダム REAL TYPE CATALOGUE」表紙モデルを参考にさせていただきました。

細かい書き文字や、ジオング破損部のスカート断面の薄さ、ウェザリングや腕の配置、後ろの書き割りを使った特撮など、細部までの作り込みに熱い魂を感じます。

はじめてのガンプラディオラマに!

というわけでラストシューティングでした♪

ラストシューティングはディオラマとしては大変制作難易度が低く、初めてのガンプラディオラマ入門に大変オススメのシチュエーションです

本のテーマなので旧キットを使用しておりますが、色分けされているHGやMG、RGなら一瞬でできるのではないでしょうか?

ラストではなく、ディオラマ制作のファーストとして、楽しんでいただければ幸いです♪

「ガンプラ凄技テクニック懐かしのキット編」 をよろしくお願いします

「懐かしのディオラマ編」も発売中です!

このラストシューティングの制作がきっかけとなり、ディオラマ制作本「週末でつくるガンプラ凄技テクニック懐かしのディオラマ編」を執筆いたしました!

旧キットを使ったディオラマ制作をたっぷり楽しめる一冊となっておりますので、「懐かしのキット編」と合わせて読んでいただけると嬉しいです☺️

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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