こんにちは!プロモデラー林哲平です。
今回はプラモデル用簡易エアブラシとして入門にピッタリな、イージーペインターを紹介します♪
簡易でも、本格的なエアブラシ!
「広い面積を均等に塗りたいけど、塗りたい色が缶スプレーに無いし、かといってエアブラシは家庭の事情で使えないし…」
という人にオススメなのがイージーペインターです。
スプレー式の簡易エアブラシで、瓶の塗料や調色したオリジナルカラーも簡単にスプレー塗装できます。
イージーペインターの素晴らしいところは缶スプレーではなく、これで立派な「エアブラシ」であるということです。
缶スプレーは塗料とガスが缶の中に一緒に入っており、それが一気に吹き出るので塗装のコントロールが難しいのが難点です。
だからつい塗料が出すぎて厚吹きになってしまいがちなんですね。
イージーペインターはエアブラシなので、トリガーのコントロールで塗料の吹き出しを調整できるため塗装感覚はエアブラシとまったく同じ!
微調整が効くので、ムラく均一な塗膜の厚みで塗装できちゃうんですよ。
イージーペインターの使い方!
それでは気になる使い方を紹介します♪
といっても下につく長い瓶に塗料を入れて吹き付けるだけ。
塗装するときは塗料は薄めて使いましょう。
これはエアブラシの基本でもあるのですが、瓶からだしたままそのままの塗料だと濃すぎてノズルが詰まってうまく塗れないからなんですね。
塗り終わったら瓶はすぐに溶剤で洗浄すること。
乾いてガビガビになった塗料を洗うのは大変ですから。
イージーペインターでこんな作品が作れます!
私がイージーペインターを知ったのはらいだ〜Joe氏の制作法がホビージャパンで紹介されたときのこと。
らいだ〜Joe氏はお手軽ながらも超効果的なウェザリング法を編み出した簡単フィニッシュの名人。
こちらのハンマハンマはらいだ〜Joe氏の制作法を完コピしたもので、フレームの塗装はイージーペインターで水性ホビーカラーの焼鉄色を塗っています♪
らいだ〜Joe氏は作業スペースが台所のちゃぶ台と自分のヒザの上ぐらいしか無いモデラーさんなのですが、塗装は奥さんの料理が終わったあとに、キッチンで換気扇を回しながら塗装しているんです。
そんな環境でも使えるイージーペインターって凄すぎじゃないですか?
エアブラシ入門にはピッタリ!
というわけでイージーペインターでした♪
エアブラシは缶スプレーと違い、自分の好きな色を自由に使えますし、トータルで考えたときのコストは缶スプレーより圧倒的に上です 。
エアブラシは高額なのが難点ですが、イージーペインターはとにかく安く、スペースも取らない!
簡易とはいえ、使い勝手は缶スプレーよりはるかに上なのでこのイージーペインターだけで素晴らしい全塗装完成品を仕上げるモデラーさんもいっぱいいます。
「エアブラシを使ってみたい!でも手が出ない!」
という人はエアブラシの利点を気軽に扱えるイージーペインターをぜひ使ってみてくださいね♪
コメント
コメント一覧 (2件)
実際の所、この手のエア缶は、高くつくと思いますけどね。
ガンプラのパーツをランナー塗装するとなると、相当の量を噴き付けます。
部屋がミストまみれになるので、ライダーJoe氏のちゃぶ台モデリングは、
多少の誇張が入っていると思われます。
私はMrスーパーブースとwave317タンク付きのコンプレッサーを使ってましたが、
段々使ってると、ブースに下水みたいなシンナー臭が染みついたので、捨てました。
ブース無しでのスプレー、エアブラシは到底お勧めできません。
空気清浄機のフィルターも、カラフルな埃が詰まって、大変なことになります。
ほんの少し、パーツを部分塗装するとか、パーツの白化した部分にのみ、成型色と同じ色を
噴き付けて隠すとか、そういう「ごくわずかの使用」にしか、薦められないと思います。
あと、ラッカー塗料は臭いですが、そのぶん換気やマスクに注意しますが、
水性だと臭いが少ないので、そういう対策が無頓着になります。
水性塗料だからちゃぶ台で気軽に噴けるってのは、健康面で危険だと思います。
どかべんさん、コメント、および指摘ありがとうございます
返信大変遅れてしまい、本当に申し訳ありません
らいだ〜Joe氏のちゃぶ台モデリングについては、私の解説が足りていませんでした。
氏は台所の換気扇の前でイージーペインターで塗装されており、この記事ではちゃぶ台の上で塗装しているようになってしまっているので、間違いを起こさせる行為を推奨するなど、おっしゃるとおりであると思います
ブース無しでの塗装はどうしても塗料のミストが舞い散ってしまい、現代の一欠のミスや危険も許されないコンプライアンス状況だと、なかなか難しいですよね
私は10年前までは塗装ブースを使っておらず、窓を開けて換気しながら塗装していたのですが、やはり一般のモデラーさんの目から見るとそれでも非常に危険で、やってはいけない行為に感じてしまうでしょうか?
今後の塗装の方法などの紹介などの参考として、ぜひとも意見を伺いたいです