こんにちは! プロモデラー林哲平です。
マジョレットミニカー、ルノークリオスポール製作後編です。
前編はコチラ。
ボディはメタリックレッドに塗る!
サフ吹きまで終わるとどんな色にするかが楽しみになってきます。
黒も悪そうでいいし、奥さんが好きなブルーもいいし、どんな色にするかな~ と悩みつつも!!!
ガイアカラーのアルティメットブラックで下地を作り、スターブライトシルバーを塗装。
クリアーレッドを上掛けすれば初期ホットウィールスペクトラフレーム風のキャンディレッドの出来上がり。
本当は磨いたZAMAC地の上にガイアカラーの染料系蛍光レッドを吹くのが一番いいんですが、パーティングラインのズレが深い部分があり、パテを使っちゃったのでその手が使えなかったんですよね。
デカールでデコる!
メタリックレッドそのままでもイイけれど、ホットウィールを見慣れた自分としてはちょっと寂しく感じるわけで。
なにかしら全体にアクセントをつける方法はないかな? といろいろ探してみたところ。
ハイキューパーツのトライバルデカールがドレスアップにピッタリなことが判明!!!
これいいですね~♪
質も非常にすぐれており、ホワイトという隠蔽力の低い色ながら透けもなく薄く張りやすい。
ちなみにデカールを貼る前に5倍くらいに薄めたExクリアーをさっと吹いておくとデカールの定着がよくなるのでオススメですよ。
デカールを1日くらいかけて乾燥させたのち、デカール保護とツヤ出しを兼ねて3倍くらいに薄めたExクリアーを1時間おきに3層ほど全体に吹き付けています、
筆塗りで部分塗装!
ルノーのエンブレムは本来シルバーなのですが、最近街で見かけるゴールドエンブレムのホンダ車がカッチョイイのでガンダムマーカーガンダムゴールドを一旦塗料皿に出して筆塗りしています。
ガンダムマーカーのメタリック系は粒子が非常に細かく滑らかなので、小面積の塗り分けには重宝するんですよね。
インテリアを塗る!
インテリアとシャシーは会社でサンプルとしてもらったガイアカラーのフロストマットブラックで塗装。
この塗料、完全な漆黒ではないほどよくグレーがかったブラックで、マットとはいいながらセミグロスブラックとフラットブラックの中間くらいのツヤがあるので自動車の樹脂製パーツにピッタリ!!!
末永く使いたいので、今のうちに買いだめしとくかな。
クリアーパーツの処理!
軽くハセガワのセラミックコンパウンドで磨いて使っています。
せっかくなのでクリアーイエローで塗装し、昔のフランス車によく見られるイエローライトにしてみました。
タイヤをホットウィールに変更する!
イマイチタイヤがかっこよく無いんですよね。
サスペンションギミックの都合上、タイヤが小さめでタイヤハウスに隙間が開くのも気になりますし……
西友上福岡店が改装するとき、106円でホットウィールが投げ売りされていたのでカスタム用に何台か買い込んでおいたんですよね。
このファースト4WDはなかなか見ない10SPホイールを履いていたので2台買っておいたのですが、さっそく役立つ日が来たようです。
ただ、プラ製のホイールってタイヤ部分がプラスチックの成型色むき出しでショボく、これではせっかく頑張って塗装したボディとのバランスが合いません。
そこでMr.スーパークリアーつや消しをサッと吹き、全身のツヤを消してみました!!!
ツヤを消すとご覧の通り。
タイヤ部がマットブラックとなり、ぱっと見だとゴムタイヤを履いているかのように見えるわけで。
ホイール部がメッキされているタイヤだとツヤを消しちゃうとメッキが死ぬので効果は半減ですが、ホイールがソリッドカラーなタイヤならば効果は抜群ですね。
ホットウィールとマジョレットミニカーは違うメーカーのミニカーなので、タイヤがしっくり収まるまでかなりの微調整をしています。
完成!ルノークリオスポールホットウィール風!
スペクトラフレームにトライバルパターンとホットウィールベーシックカー風 に仕上げてみましたがいかがだったでしょうか?
ダイキャストボディのリペイントはかなり難しそうな印象で苦手意識があったのですが、やってみるとメタルフィギュアと変わらないので問題無かったですね。
詳細な完成写真は私が運営しているミニカーブログ 「ディスカウントミニカーコレクション」にて紹介しているのでぜひ見てみてくださいね♪
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