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ミニカー工作の定番!!!(⇐定番じゃない) トミカにデカールを貼ってヤン車にしてみよう!!!「ヴェルファイア編」②デカールの張り方②

 こんにちは! プロモデラー 林哲平です。

 今回はトミカのヴェルファイアを題材に、デカールでドレスアップする方法を解説します♪

 前回のタイヤ移植編はコチラ。

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デカールでドレスアップしよう!

 前回の改造で無事? シャコタンとなったヴェルファイア君ですが、このままで終わらせるのはちょっと勿体無い。

 そこで……

ヴェルファイアHOWTO2 (1)

 じゃーん!!!

 超ド派手なドクロのタトゥデカールを貼ってドレスアップすることに決定!!!

 今回仕様したのはハイキューパーツから販売されている「タトゥデカール スカルゴールド」

 元々はフィギア用のデカールですが、ミニカーのカスタムにピッタリなんです!!!

 色は他にホワイトとレッド、ブラックがあり、貼る下地の色によっていろんなカラーリングのマーキングをチョイスできるのが嬉しいところ。

 今回は黒地に最も映えるゴールドを選びました。

デカールを切り出す!

ヴェルファイアHOWTO2 (2)

 デカールを貼るときはまず貼るデカールをデザインナイフで切り出します。

 ハサミを使うと台紙がバラバラになり、どこに貼りたいデカールがあるのかわからなくなったり、デカールを無くしたりするので必ずデザインナイフで切り出すこと。

マークセッターで固定力アップ!

ヴェルファイアHOWTO2 (3)

 デカールを貼る前に、貼る場所にマークセッターを塗っておくとデカールがよりパーツに密着し、剥がれにくくなります。

 マークセッターはデカール用の糊。

 位置の調整のしすぎや水につけすぎてデカールの糊が流れてしまったときなども重宝します。

 デカールを使うことがあるのなら、必ず一本持っておきましょう。

 マークセッターについてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください♪

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デカールを水につける!

ヴェルファイアHOWTO2 (4)

 デカールを水に付けます。

 水を染み込ませてしばらく待つとデカールが浮き上がってきます。

 水に漬けすぎるとデカールの糊が流れてしまい、剥がれやすくなるので要注意。

 冬場など寒くて水の温度が低いとなかなかデカールが浮かないので、冬場は熱湯が入ったポットを用意しておくとスムーズに作業できます。

デカールを貼る!

ヴェルファイアHOWTO2 (5)

 台紙をピンセットでずらしながらデカールを貼りたい場所に乗せます。

ヴェルファイアHOWTO2 (6)

 位置の微調整は小さいデカールならツマヨウジで、大判デカールならば先端に水を染み込ませた筆を使うとスムーズに作業できます。

ヴェルファイアHOWTO2 (7)

 ティッシュを押し付けて水分を拭き取ります。

 このときデカールの位置がズレやすいので注意しておきましょう。

 この状態で一応は貼れているようにみえますが、ただ水を拭き取っただけではパーツに密着しておらず、ドアなどのディテール部分は浮いたようになっています。

マークソフターでデカールをなじませる!

ヴェルファイアHOWTO2 (8)

 デカールをよりパーツに密着させ、完全に貼るためにはマークソフターが必要です。

 マークソフターはデカール軟化剤。

 デカールを柔らかくしてディテールに密着させ、パーツにピッタリと張り付きます。

 マークソフターを使わないとデカールが剥がれやるくなり、余白も浮いてきて非常に目立つのでマークソフターはデカールを貼る工程で無くてはならない必須アイテムなんです。

 まずは貼ったデカールの上からマークソフターを塗ります。

 大量に塗りすぎるとデカールが柔らかくなりすぎて溶けるので要注意です。

ヴェルファイアHOWTO2 (9)

 マークソフターを塗って10~15秒ほど待ったら先端に水を染み込ませた綿棒をくるくる、とかるく回転させながら表面を転がしデカールをディテールやパーツに密着させます。

 力を入れすぎるとデカールがやぶけたり、綿棒にデカールが絡まるので要注意。

 ちなみにこの作業に使う綿棒はGSIクレオスから販売されている模型用のMr.綿棒がオススメ。

 このセットに入っているフラット丸タイプがデカールの伸ばし用には一番使いやすいです。

 模型用では無い薬局などで買える普通の綿棒は先端が毛羽立ちやすく、使うとデカールに毛が付着してとれなくなってしまうので絶対使わないほうがいいです。

ヴェルファイアHOWTO2 (10)

 デカールを貼った状態。

 ドアノブやドアの隙間までピッタリと密着させることができました。

 デカール貼りは一見難しそうにみえますが、ラリーカーやF1カーのプラモデルのような全身を覆い尽くすようなものでも無いかぎり、コツさえ覚えればとにかく簡単です。

デカールでデコレーションした状態!

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 デカールを張り終わった状態。

 このタトゥデカールはそのまま貼るのもいいのですが、部分的に切り分けて使うと応用の幅がグッと広がります。

 薄く、かつ強度があり破れにくいデカールなのでデカール初心者には入門用としてピッタリですね。

完成!カスタムヴェルファイア!

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 全てのパーツを組み立てて完成です!!!

 ホイール交換+シャコタン化+デカール張りでここまで変わります。

 元モデルの塗装を活かした仕上げなのでオールリペイントよりもはるかに簡単で、一日あればミニカーを初めて改造する人でも余裕なんじゃないでしょうか?

 デカールでのドレスアップはミニカーカスタムにおいて手軽に個性を強調できるテクニックなので、憶えておいて損はありません。

 ぜひいろんな市販デカールを試してみてください。

 そしていいのがあったら私に教えてください(笑)

 完成品の詳細な写真は私のミニカーブログ「ディスカウントミニカーコレクション」にて紹介しているのでぜひ見てくださいね♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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