今回は一見変わったミニカーのカスタムを紹介します♪
過去ブログからのリライト記事なので、2016年10月15日の気分で読んでみてくださいね♪
怪物がモチーフの「スピードデーモンズ」!(2016/10/15)
今回のお題はこちらのモデル「ファングスター」。
ホットウィールを見慣れない人からするとかなりぶっ飛んだデザインですが、デビューは1986年と今年で30歳を迎える長寿モデルなんです。
1980年台後半にはこのファングスターを始めとした「スピードデーモンズ」という怪物をモチーフにしたホットウィールが発売されており、現在でもベーシックモデルとしてコンスタントに発売されてるんですよね。
ホットウィールをミキシングビルド!
そろそろ本格的に仕事をしなきゃならないんですが、それはそれでホットウィールカスタムもしたい。
というわけで短時間でさらっとカスタムできるモデルはないかな~ と探してアタリをつけたのがファングスターでした。
この手の怪物系ホットウィールは基本的にボディはプラスチック製。
生物がモチーフですから有機的な凹凸があり、タンポ印刷もほとんどされていないので安っぽい印象は否めません。
だからこそ!!! ちょっと塗装するだけでガラリと印象が変わってグレードアップされること間違い無し!!!
でも、リペイントだけじゃちょっと寂しいよなあということで……
同じく怪物系ホットウィールの「ドラゴンブラスター」から羽を頂戴することに決定!!!
ドラゴンブラスターは川越のドン・キホーテに大量に在庫があるので生贄にしても心は痛みません。
カシメを外して分解する!
ファングスターは以前はエンジンがダイキャスト製のシャシーと一体だったのですが、2015年の金型改修でプラスチック製の別パーツになったのでかなり改造しやすくなりました。
なお、ホットウィールのボディには離型用の油が残っていることがあり、そのまま塗装すると塗料を弾くことがあります。
加工する前に中性洗剤で洗っておくと安心です。
羽をつける!
ちょっと弾力のある軟質プラスチックで成型されています。
少し余裕を残して切り離します。
様子を見ながらデザインナイフで接着面を削りながら合いを確認。
ついでにパーティングラインを紙ヤスリで消しておきます。
接着にはタミヤの流し込み接着剤速乾タイプがオススメ。
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1日まてばほぼ完全に乾燥するので、あると無いとでは作業効率が全然違ってくるんですよね。
ブラックで悪そうに塗装する!
パーティングラインを消してMr.フィニッシングサーフェイサー1500で下地を作り、ガイアノーツのフラットブラック+セミグロスブラックで塗装。
完全なフラットではない、わずかにツヤが残るくらいのセミグロスブラックとしてみました。
黒は収縮色なので、全身の印象がグッと引き締めます。
基本的に立体物で黒く塗って格好悪くなるものはありません。
メッキパーツを塗装する!
エンジンと目は元々のクロームメッキを活かし、クリアーイエローとクリアーレッドを上掛けしてメッキレッドとメッキゴールドに。
それ以外の部分はボディサイドから中途半端に見えるので、フラットブラックで塗装して変にギラつかないように抑えておきます。
ホイールはつや消しでリアルライダー風に!
ホイールはホットウィールのファースト4WDから流用した10SP大口径ホイール。
ルノークリオトライバルを製作したときの余りです。
ファングスターは小口径ホイールを履いていることが多いのですが、怪物系ホットウィールは絶対に大きいホイールのほうが似合うと思うんですよね♪
完成!ファングブラスター!
パープルで塗装したシャシーに載せて組み立てたらファングブラスターの完成です!!!
ガゼルGTアルジェントやクリオトライバルは結構時間がかかったのですが、こんなふうになにも考えずにサクっとカスタムするのも楽しいものですね。
完成状態の詳細な写真は私のミニカーブログ「ディスカウントミニカーコレクション」にて紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね~♪
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