こんにちは!プロモデラー林哲平です。
今回はHJメカニクス14の連載記事「林哲平のHOW TO BUILD GUNDAM」にて制作した「ZION’S砂漠の駐屯地」の1/144砂漠ドムを紹介します♪
記事では リックドムからの改修ポイントや、立体的な拳の作り方、特徴的な色ハゲをラッカー系塗料の筆塗りで再現する方法などを解説しています。
伝説の「砂漠ドム」!
「HOW TO BUILD GUNDAM2」に掲載されている川口克己氏による伝説のディオラマ「ZION’S砂漠の駐屯地」。
このディオラマには砂漠用にカスタマイズされた数多くのMSが並び、ドイツアフリカ軍団の駐屯地がそのままMSになったような、スケールモデル的なリアリティが素晴らしい傑作であります。
そのディオラマの中心にドン!と鎮座する、ドムのかっこよさ……!
これはもう、私の実力ではとても文章では説明できないレベルです。
原作例はあまりにも迫力があるため、大人になるまで、私は手前のグフと同じ1/100だと思いこんでおりました。
それでは、細かな改修ポイント行ってみましょう!
メンテナンスハッチを作ろう!
砂漠ドムの各部にはメンテナンスのため外装が外されている部分があります。
記事では外装を切り欠く場所から、內部メカの作り方などを解説しています。
手首の穴を埋める!
1/144リックドムの手首はそのままだと中心に武器持ち用の穴が空いているため、見栄え的にどうしても気になるポイントです。
記事ではキットの手首を最大限活かしながら、原作例に形状が近い、当時風のリアルな手首を制作する方法を解説しています。
トサカを改造する!
ZZに登場するドワッジへと繋がる、トサカが大型化し、アンテナや動力パイプが追加された頭部 。
こちらもパテで形状変更するための削り方のポイントや、動力パイプやアンテナをセッティングする位置などを解説しています。
バックラーシールドを作る!
同じディオラマ中の砂漠グフと共用デザインである左手のバックラーシールド。
こちらも製作や塗装の順番についてのポイントを解説しています。
ここは皆様に「ギャンのバーニアだよ!」と教えていただいたおかげで、記事をより正確なものにできました!
私、ここはず〜っと、なにかしらの戦車の転輪だと思っていたんですよ。
みなさま、本当にありがとうございます。
色ハゲをラッカー系塗料で書き込む!
砂漠ドムといえばラッカー系塗料筆塗りによる手書きの色ハゲ表現とマーキングです。
下地のドム色の調色法や、リターダーを入れてマーキングを書き込むポイントについて解説しています。
HJメカニクス14をよろしくお願いします!
というわけで砂漠ドムでした♪
こちらの記事は「HOW TO BUILD GUNDAM2」と一緒に読み進めることを前提とした記事なので、ぜひ! 2冊合わせてご覧ください。
HJメカニクス14をよろしくお願いします。
「ガンプラ凄技テクニック」シリーズ大好評続刊中です!
プロモデラー林哲平が送る、週末の空いた時間に、誰でも簡単、お気軽に、カッコいいガンプラがあっという間に作れてしまうガンプラ製作本「ガンプラ凄技テクニック」。
シリーズ続々と続刊中で、「読むと初心者でも本当にそのとおり作れてしまう!」と、皆様からも大好評を頂いております。
実際に作った作品をモデラーさんから見せていただけることも多く、本を書く側として。
プロモデラーとして、そのたびにたまらない喜びを感じます。
「プラモデルを趣味として作ってみたいけれど、ちょっと難しそうで手が出ない」という人はぜひ手にとってみてください。
プラモデルの楽しさをを体感する、手助けになれば私は嬉しいです。
林哲平オリジナル作品『再生構築機界ケルバーダイン』展開中!
「世界の全てを模型店に」をテーマに、ありとあらゆる日用品で制作するオリジナルメカ
それが「再生構築機界ケルバーダイン」です。
子供の頃の、なにかを作りたくてしかたがなかったあの衝動を、いつの日も追い続けたい。
そんな気持ちで制作しているので、ぜひケルバーダインたちを見て、なにかを感じていただけると嬉しいです。
コメント