こんにちは!プロモデラー林哲平です♪
今回はICMのドイツ海軍戦闘漁船を製作したので、紹介したいと思います♪
1/350フルハウルモデルを作りたい!
息抜きにタミヤの平島を作っていらい、自分の中で艦船模型ブームが到来!
なにかさらに作ろう!と思い、いろいろと艦船模型をリサーチ
私はこれまで1/700しか完成させたことが無かったのですが……昔から憧れていたのが、大型1/350のフルハウルモデルです
昔、アオシマが1/350で高雄型を発売したときなんて、エッチング付きで「いつか作ろう!」と買ったりしていたのですが、まあ、その、箱を開けただけで満足して、もちろん完成せず
戦艦とか重巡とか、部品数多すぎて息抜きモデリングだと完成しませんし
なら、いかに部品数が少なく、でも満足できそうな1/350艦船模型はないだろうか? と、いろいろ探して見つけたのが…
この、ICMより発売されているドイツ海軍 戦闘漁船です!
実艦はドイツ海軍が第二次大戦時に、大量に発注した戦闘用の漁船です
いや、戦闘用の漁船て何?って感じですが、普段は漁船だけれど、すぐに軍用艦に転用できる、安価で量産性の高い船、という艦船です
主に沿岸警備や哨戒などに使われていました
戦後生き延びた個体も多く、当初の予定通り漁船に戻ったり、観光船として使われたりと、むしろ戦後のほうが活躍しているのかもしれません
このキットに目をつけたのは、実はこの戦闘漁船、1/144の大型デラックスなキットが発売されておりまして
以前、「週末で作るガンプラ凄技テクニック 懐かしのディオラマ編」で、高名なディオラマモデラーである金子辰也氏がかつて製作された名ディオラマ「カリプソ号」をリスペクトした、水没したジオンMSのディオラマを作ろうと思っていたんですよ
そうなると、どうしても1/144の船が必要になってくるんですが、そのとき1/144の戦闘漁船を発見したんですよ
結局、そのディオラマは作らなかったのですが、戦闘漁船はそのうち作りたい!と思ってたんですよね♪
キットパーツは全部でわずか28!
300円ガンダムよりも少ない!
ただ、パーツは少ないながら、デラックスな1/144を縮小されて設計されているため、精密感はバッチリです
組み立てですが、パーツの精度が極めて良く、スラスラと、あっという間に組み上がります
完成!戦闘漁船!
と、趣味なので途中写真は撮影せず、一気に完成です♪
船体はガイアノーツのニュートラルグレーⅢ
船底はGSIクレオスのジャーマングレー
甲板は水性ホビーカラーのダークアースを筆塗りし、はみ出した部分はマジックリンで拭き取っています
船の甲板は水性ホビーカラー→マジックリンのコンボが活躍するポイントだと思います♪
今回は完成最優先なので、迷彩は手間がかかって面倒だな〜と思っていたのですが
やはり単色だとさみしいですし、ドイツ艦なので、迷彩しちゃいました♪
船体と船底の塗料を混ぜて筆で塗ったのですが、最近旧キットの手書きマーキングをしょっちゅうしているせいか、ラッカー筆塗りが以前より上手になった気がします♪
細部の塗装もラッカー系塗料の筆塗りで
昔ははみ出しを拭き取れるようにエナメル塗料を使っていたのですが、これぐらい小さい部分なら、筆ムラも目立たないし、乾燥も早いのでラッカー筆塗りしちゃえ!と最近だとなっちゃいますね〜
というわけでドイツ軍戦闘漁船でした!
いや〜楽しい!
いつか、1/144のほうも作ってみたいですね♪
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