こんにちは! プロモデラー林哲平です。
2023年12月10日、徳島県藍住町のショッピングモール「ゆめタウン徳島」にて、私の制作した模型を展示したり、プラモトークショーをするなどのスペシャルイベントを開催していただいたのですが。
そのとき実家に帰ったとき、2004年頃制作したビリケンのチブル星人を撮影してきました。
私が大学卒業後にフラフラしていた時代、下北沢の模型店、サニーに友人と一緒に行ったときに購入したもの。
当時、私はナメゴンがチブル星人か、どちらを買うかめっちゃ迷ったんですよね。
ああ、なぜ、自分は両方買わなかったのか……!
大変素晴らしい出来映えのキットで、材質はソフトビニール製。
一番大変だったのはくぼみの部分。
黒いフチドリが施されており、筆塗りが苦手だった私はこれを塗り分けるのに四苦八苦しました。
ギョロっとした目玉も何回か塗り直した記憶があります。
チブル星人を作るにあたり、 イマイチよくわからなかったのが本体色。
一応、保育園の頃再放送で見た記憶はあったのですが…… うろ覚えだったので、TSUTAYAでビデオを借りてきて、改めて見直したら、チブル星人が出てくるシーンてほとんど無くてビックリしました。
怪獣図鑑でのIQ50000の印象が強すぎて、変身前の団地でおもちゃを配っていた相棒の女性アンドロイドのほうが絶対目立ってますよね?
結局、Mr.カラーのシルバーの上に、ごく薄くわずかにクリアーブルーを上掛けして再現しました。
私はあまりうまく塗れなかった、と自分の中では失敗作扱いだったのですが、友人達には好評で、褒めてもらったとたんに成功作に見えてきました。昔から、自分は都合のいい性格をしております(笑)
完成後、引越しのとき実家に送り、ずっとリビングの守護神として飾らせてもらっています。
いつか、あのとき選択肢から外したナメゴンを作ってみたいですね♪
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実際に作った作品をモデラーさんから見せていただけることも多く、本を書く側として。
プロモデラーとして、そのたびにたまらない喜びを感じます。
「プラモデルを趣味として作ってみたいけれど、ちょっと難しそうで手が出ない」という人はぜひ手にとってみてください。
プラモデルの楽しさをを体感する、手助けになれば私は嬉しいです。
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