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ガンプラを空中固定したらグラグラするよ!って、それどうやって保持してる?安定した空中固定ポーズの秘訣は「3点保持」にアリ!!!

 こんにちは!林哲平です。

 超ド派手なポーズを簡単に決めることができる空中固定ポーズ。

 特にでっかい背負子や武器満載なSEED系ガンダムとは相性抜群なんです。

 でも待ってください。

 空中固定したときの安定性って考えてますか?

目次

空中固定したらグラグラするよ!

 カッコイイポーズで固定して、さあベースにセット!

 ……したものはいいけれど、なんかグラグラして倒れそうで怖い!ってなったことありませんか?

 特に普通のアクションベースの一点保持だとちょっとグラグラして不安定になりがちなんですよね。

 で、なんでこんなにグラグラするんでしょうか?

 それはズバリ、保持部分が少なすぎるのが原因なのです

安定した空中固定の秘訣は3点保持にあり!

 ホビージャパン2019年4月号掲載のアブソリュートジャスティスガンダムを例に解説していきまますね。

 この作例はMGジャスティスの本体にフリーダムの羽をつけて、ブルーフレームセカンドのタクティカルアームズを振り回すという、まあ私の欲望に忠実に頭の悪い感じに生み出されたガンダムなんですが、普通に作った場合、固定ポーズにしてもグラグラするぐらいいろんなものを盛りまくっているんです(笑)

 そんなフラフラしたガンダムを安定した空中固定するためには、3箇所の保持が理想的なんです。

 カメラや機銃を保持するための3脚ってありますよね?

 あれが2脚でも4脚でもないのは「三つの脚」で保持するのが一番効率よく、少ないコストでしっかりと上の物体を保持できるからなんです。

 一点では全方向に揺れますし、二点でも左右に揺れます。

 揺れすぎると支柱に負担がかかってピキッと折れたり、保持部に負担がかかってそこから破損、下にモデルが落ちて壊れたり、とロクなことが無いんですよね。

 なので三点保持しておくと、抜群に作品の安定感が増すんです。

保持ポイントを考えよう!

 保持するための棒の位置。

 これがまた大事なんです。

 あまり考えずにぽんぽん、とつけてしまうと見栄えが悪くなっちゃうんですよね。

 理想は目立たず、ぐるっと回して支柱がモデルを隠す位置にこないことです。

 一点目は脚の先。

 二点目は武器の下。

 3点目は膝の下。

 と、こんな感じでモデルの重量を分散させると安定するんです。

 特にGBWCのような実物審査系の模型コンテストや模型展示会の場合、作品がポロっとベースから落ちて破損しちゃうと目も当てられません。

 ガンプラを作る時は格好よさも大切ですけど、完成後の安定感を考えておくとよりレベルアップできますよ♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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