こんにちは。
最近ホットウィールにハマりまくりな林哲平です。
ダッジ・ラムVTS、やっと塗装前の状態までもってこれました。
もういきなりサフ吹き状態で、サクサク♪ っとここまで仕上がったようにみえますが……
もうあまりにも苦労の連続で、作例ではない趣味のプラモデルでこんなに苦労したのは生まれて初めてですね。
前回のレビュー編はコチラ。
https://promodeler.net/2021/02/06/dadgeramvts01/ボディ三面図!
ボディ3面図。
柔らかく、かつプラの厚みもあるというステキ使用のボディ。
おかげで全面ヒケだらけ。
400番紙ヤスリで全体的に削りこんでヒケを消し、スジ彫りは0.2㎜と0.15㎜のBMCタガネで全て彫り直しました。
正直なところ、プラモデルを作っているというよりも、ワンダーフェスティバルで買ってきたイベントガレージキットを製作している気分でしたね。
600番までヤスリがけしたあとにサーフェイサー1500を吹き、また浮き上がってきたキズや歪みを消す…… という作業を6回ほど繰り返しています。
ボディはメタリックブルーで塗装するので、サフの層を最後に2000番紙ヤスリで磨き、レベリングうすめ液を多めに混ぜて希釈を薄くしたサーフェイサー1500を最後に吹付け、サフ地を滑らかにしてみました。
昔アルヴァアロンをフルスクラッチしたときもこんなに表面処理で苦労はしなかったような。
ワイパーは削り落とす!
ボディと一体だったワイパーは模型用彫刻刀で削り落としました。
塗装後にエッチングパーツのワイパーを装着する予定です。
同じく一体だったエンジンの補機類は切り離して別パーツ化。
ドアのラインを変更!
実車写真をよくよく見ると、ドアとボンネット後部の形がキットのものと全然ちがうんですね。
キットは2台目ダッジ・ラムの初期型を参考にしているようで、後期型ベースの1996年型ダッジ・ラムVTSのボンネットからドアに繋がるラインは下に一直線の形となっているんです。
表面処理がほとんど終わったときに気が付き、もう見なかったことにしようかなとも思ったのですが、ここまで苦労したんだからもうついでだ!と修正しました。
トノカバーは一体化!
荷台は後部ハッチの開閉ギミックつき、トノカバーも取り外し可能なんですが……
笑えるくらい合わない。
ギミックを活かすために微調整してたらメタルフィギュアとか一体完成するなと感じた瞬間、トノカバーを接着してギミックは封印しました。
実車もトノカバーをずっと被せたままにしているのでこれでもアリだろうということで。
隙間を全てMr.瞬間接着パテで埋め、スジ彫りやディテールは全て後から彫り直しています。
シャシーにベース固定用ボルトを埋め込む!
シャシーには完成後にベースに固定するためのナットを埋め込んでいます。
トラックのシャシーはラダーフレームなのでナットを埋め込む場所が限られ、以外と苦労しました。
こういう固定ネジ埋め込みは完成後の作品保全のために欠かせないポイントですからね。
ボンネットが全然合わない!
2本のプレスラインを光硬化パテロックレーザー328で埋め、ディテール再現だったメッシュ部分をくりぬいています。
とにかくこのボンネット、ボディと全然合わない。
普通の車と違い、ボディの上に載せるような形になっているので隙間が非常に目立つんです!!!
細切りのプラ板を張って微調整を繰り返し、それでも隙間が開くので瞬間接着パテやエポパテなどなど、あらゆる素材と方法を試しましたがなかなかうまくいきません。
なんとかこれくらいなら許せるかな? というところまで頑張りました。
コレ以上いろいろしてると永遠に完成しなさそうだし。
プラモデルの大敵は完璧主義ですからね♪
バンパーはグリルを開口!
ここもフロントグリル同様、後からメッシュを貼る予定です。
ドアミラーは別パーツに!
ドアミラーはボディの根本から生えている構造で、キットのまま作るとドアミラーつけたまま塗装や研ぎ出しをせねばならず、大変不便です。
そこでボディに埋まっている付け根部分をBMCタガネでほり込んで切り離し、まるごと別パーツ化。
塗装後にボディへはめ込む方式へと変更しています。
というわけでやっとのことでボディの整形終了です。
この作業量だけで以前製作したゴルフⅡぐらいなら余裕で完成しそうかも。
さ、頑張って塗るぞ~♪
次回、ボディ基本塗装編に続きます♪
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