こんにちは。林哲平です。
9体目のケルバーダイン、グロッドが完成しました♪
製作途中写真はコチラ。
時代はスチームパンクだ!
当初はブルドーザーやパワーショベルなどの重機をイメージした仕上げにしようと思っていました。
が、奥さんの
「スチームパンク風に仕上げて! 絶対に格好良いと思うから!!!」
との要望により、ブリキや真鍮、鋼鉄をイメージした渋めのメタリックカラーで各パーツを塗り分け、レトロ感溢れるスチームパンク仕上げとしてみました。
「グロッド」の名称は、ロシア語でモグラを意味する「クロート」をもじったもの。
ロボットの名前に濁点は外せませんね。
グロッド設定!
グロッドはサクセサー達が使うモールタイプのケルバーダイン。
地面を掘り進み、地下から都市を攻撃する機界神配下のガイストダインを迎撃する目的で開発されました。
胴体の中心にはフロッグタイプのケルバーダインなら一撃で粉砕する攻撃力を誇るEPGキャノンを構え、敵を近くにはそうかんたんには寄せ付けません。
しかし。モールタイプのケルバーダインに必須となるVHSグラインダーはサクセサーの勢力範囲からは滅多に発掘されないため、ギガンティアのモールタイプであるオーヴォル以上に数が少なく、グロッドを保有していなかったため一方的に攻撃を受け、滅んでしまった街も少なくありません。
このグロッドにはMSSコーティングの前段階であるコーティング塗装、SPSコーティングが施されており、グラッズドレアやヴェヴァルジェのようなガイストダインからのウイルス攻撃をある程度までなら無効化することができるのです。
4面図!
直球の格好良さを追求したオーヴォルと対になるケルバーダインにしたかったので、モグラらしい、コミカルな可愛らしさを取り入れたプロポーションとしました。
ケルバーダインらしい突起やメカニカルなフォルムをブロックごとに入れつつ、全体として見た場合ずんぐりと丸まった形状になるよう工夫しいます。
「EPGキャノン(塩ビ・パイプと・ゴムパーツ・キャノン)」!
「EPGキャノン(塩ビ・パイプと・ゴムパーツ・キャノン)」と「KDKスパイク(壊れた・ドライヤーの・クシ部分・スパイク)」が特徴的な頭部。ただのモグラというよりも、ハリモグラといった様相です。
KDKスパイクはグロッド最後の手段として用意された武装。内部にはワクチンプログラムがインストールされています。
ミサイルのように発射され、ガイストダインの再生プログラムを無力化するのです。
「KDPファン(壊れた・ドライヤーの・プロペラ・ファン)」!
背部の「KDPファン(壊れた・ドライヤーの・プロペラ・ファン)」は掘削した土砂を背面より廃棄し、地面を掘り進みやすくするためのもの。
ギガンティアのオーヴォルと比べ、グロッドの土砂分解能力は低いので、KDPファンが無いと地中をスムーズに掘り進むことが出来ないのです。
GMMシリンダー(ガンダム・マーカー・メタリック・シリンダー)」!
【脚部】
武装が集中し、重量のある胴体を支えるため「GMMシリンダー(ガンダム・マーカー・メタリック・シリンダー)」が組み込まれた脚部。
腰の牽引フックにワイヤーを引っ掛け、自分の重量以上の荷物を牽引することができます。
モールタイプのケルバーダインは土木工事に駆り出されることが多く、モールタイプの保有数が少ないサクセサリアムにとっては戦闘と同じくらい重要な仕事でもあるのです。
「OPCグラインダーアーム(おいも・プリン・カップ・グラインダーアーム)」!
両脇のVHSグラインダーと並ぶモールタイプの証、「OPCグラインダーアーム(おいも・プリン・カップ・グラインダーアーム)」。
この腕の先端をトンネル工事のシールドマシンのように回転させ、地面を掘り進むわけです。
「SHRユニット(捨ててあった・百円・ライター・ユニット)」!
「SHRユニット(捨ててあった・百円・ライター・ユニット)」を二本の「HOAブレード(東松山の・お母さん・ありがとう・ブレード)」で挟んだ格闘兼射撃武器は超強力!!
HOAブレードで敵の装甲を切り裂き、SHRユニットから発射される火炎放射で内部から焼きつくします。
スチームパンク風塗装!
ご覧の通りのスチームパンク風カラーリングです。
わが家では最近スチームパンクが大ブーム♪
本屋で「これは良さそうだ!」とたまたま購入したグラフィック社刊、「スチームパンク東方研究所」と「スチームパンク・ネオヴィクトリアンアート」の二冊がが思った以上に面白く、上でも書いたように奥さんにスチームパンク風仕上げをリクエストされたわけです。
塗装には全てガイアカラーを使用。
ピュアブラックを前進に塗装したのち、スターブライトブラス、スターブライトアイアン、スターブライトジェラルミン、スターブライトゴールドに赤とスターブライトアイアンを混ぜて作ったスターブライトカッパーで各パーツを塗り分けます。
スターブライトスターブライト言いすぎですね。
ちなみにスターブライトブラスは黄色系の鮮やかな金色で、百式や武者頑駄無のツノの塗装に最適な色。ぜひ試してみてください。
最後にタミヤスミ入れ塗料のブラウンを全体に塗装し、エイジング表現をしたら完成です。
レトロかつ、使い込んだ色合いに仕上がりました♪
スチームパンク最高!
今回はスチームパンク仕上げという新しい表現にチャレンジすることが出来たので、得るものも多くグロッドは久々にお気に入りの作品となりました。
奥さんにも「モグラっぽくて可愛い♪」と気に入ってもらえたようなので一安心です。
次回は記念すべき10体目のケルバーダイン。
直球の格好良さを追求し、わかりやすく格好良いケルバーダインにしようと思います。
ケルバーダインを応用してジオを製作しました!
このケルバーダインの製作で培った技術を応用して、100円ショップの素材だけで小林誠版ジオを製作しています。
こちらもぜひ見てくださいね♪
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