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全塗装初心者にオススメ!手間無しでカッコよく仕上がる黒赤ライバル機カラーで塗ってみよう!!!

 こんにちは!林哲平です。

 みなさん、ガンプラをオリジナルカラーで塗ってますか?

 「自分にはそんな配色センスないし……」

 という人でも大丈夫!

 一見難しそうなオリジナルカラーですが、参考になるテンプレートさえあればどんなMSでも簡単に俺色に染められるんです。

 中でも私が一番オススメするカラーは黒を主体に赤で差し色を入れた赤黒ライバル機カラーです!

目次

実は伝統ある黒赤ライバル機カラー

 黒いロボってとにかく悪くて強そうに見えるんですよ。

 赤黒ライバル機カラーの歴史は非常に古いです。

 ご存知日本の元祖巨大ロボットアニメである『鉄人28号』のライバルとして登場する、初の悪役ライバル機であるブラックオックスから続く伝統あるカラーリングなんです。

 初期の巨大ロボットである鉄人28号やマジンガーZも黒っぽいカラーリングですし、「黒」はとにかく「強さ」を表すためのわかりやすいカラーなんですよね。

 それ以降のロボットアニメでも黒赤といえばライバル機のカラーとしてもてはやされてきました。

 パトレイバーのグリフォンやボトムズのブラッドサッカーなどなど。

 アニメやゲームで黒いロボットが敵で出てきたら、

 「こいつは敵だ!」

 「悪そうだ!」

 「強キャラだ!」

 って思いますよね?

 人間は本能的に黒くて赤い差し色があるロボットをそう感じるようにできているんですよね。

 なのでどんなロボでもこの色で塗れば、とにかく悪そうで強そうに見えるわけなんです。

黒赤ライバル機カラーは塗りやすい!

そんな黒赤ライバル機カラーですが、実は塗装するのがものすご〜〜〜〜〜く楽チンで、初心者にめちゃめちゃオススメできるオリジナルカラーなんです。

 何よりもまず、塗りやすい。

 下の写真をご覧ください。

 

 こちらはHGのヘルムヴィーゲリンカー。

 キットそのままだと結構塗り分けがあるんですが……

 黒赤ライバル機カラーで塗ればこの通り。

 複雑な塗り分けが必要な機体でも、塗り分けを無くして黒一色にしてしまえばマスキングや複数の色を用意する手間も無くなります。

 配色としてはグリフォンやブラッドサッカーくらい真っ黒にしてしまってもOKです。

 黒は収縮色なので、全体的に引き締まったシャープな印象となりますし、何より隠蔽力が高いので下地を気にすることなく非常に早いスピードで塗装することができるんです。

 何よりも全塗装仕上げで面倒かつ、初心者がキレイに仕上げるスミ入れをしなくてもいいのがポイント。

 黒って変にグレーやブラウンでスミ入れしても汚くなりがちなので、思い切ってスミ入れせずフラットに仕上げた方が格好良く見えるんですよね。

プロがオススメする全塗向けブラックはこれだ!

 私がオススメする黒塗料はこちら。

 最もオススメなのがGSIクレオスのMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックです。

 サーフェイサーなので傷消し効果が高くプラパーツへの食いつきも抜群で、乾燥するときめ細かいサラサラとした質感の高い、わずかにツヤの入ったフラットブラックとなります。

 塗りっぱなしでも初心者であれば充分に見栄えする仕上がりとなるのでぜひ使ってみてください

どんどん作ろう黒いロボ!!!

 黒赤ライバル機カラーは塗りやすく、格好良く、手間もかからないといいことづくめ。

 理論上どんなロボにでも似合うので機体を選ばないのも素晴らしいところ。

 特に初心者であれば全塗装入門者向けのキットとこの黒赤ライバル機カラーを組み合わせると、あっという間に完成品を手にすることができるでしょう。

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 私もこのカラーはとにかくお気に入りで、自分が好きな色で塗っていいときは大抵これで塗ってます。

 あまりに黒いオリジナルロボを作りまくるのでHJ編集部から「日本一悪そうなメカを作るモデラー」の称号をもらったくらいです(笑)

 ぜひとも自分だけの悪役機を作ってみてくださいね♪

 なお、黒赤ライバル機カラーの塗装方法については「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 鉄血のガンプラ教科書」「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 超鉄血のガンプラ教科書」にてグリムゲルデとヘルムヴィーゲリンガーを題材に詳しい製作法を解説していますので、気になる人はぜひ読んでいただけると私は凄く嬉しいです♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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