こんにちは!プロモデラー林哲平です!
今回は月刊ホビージャパン2020年8月号の連載記事「ガンプラ凄技テクニック」にて製作したHGUCバンシィノルンデストロイモードを紹介します♪。
お手軽発光!夜光塗料仕上げ!
発光ギミックってプラモに入っているとテンションが上がりますよね♪
目が光ったり、銃口が光ったり、サイコフレームが光ったり。
ですが、LEDや電池を仕込む電飾ギミックはサイズが小さいHGのガンプラに仕込むのはちょ〜っと大変ですよね。
そこでオススメな発光テクニックが夜光塗料を使ったもの。
夜光塗料は子供用のおもちゃなどでおなじみの暗くなったら緑にボワっと光る塗料。
これを塗るだけで、お手軽に発光を再現できるんですよ!
「普通の状態だと何も変わらないじゃん!」
と言う人の気持ちもわかります。
私もかつてそうでしたから。
ですが、ホビージャパンの仕事で夜光塗料を使った作例を作る機会があったのですが、これがとにかく楽しくてですね♪
これらの作例で培ったテクニックをガンプラに活かし、いざバンシィノルンの製作となったわけなんです♪
夜光サイコフレームを作る!
覚醒サイコフレームはグリーンです。
夜光塗料スプレーはグリーンですが、隠蔽力が低いので一度同系色のグリーンで塗っておくとスムーズに色を変更することができるんです。
あらためて夜光スプレーを拭けば値段の高い夜光塗料を節約しつつ、塗膜の厚みを抑えることができます。
夜光塗料スプレーは厚吹きせずとも、さっと一吹きするだけで充分に発光するようになりますよ♪
夜光パーツにスミイレする!
夜光塗料で塗装したパーツへのスミイレはリアルタッチマーカーを使います。
透明色なので、夜光塗料の発光を妨げないのも素敵なポイントなのです♪
細かい部分は筆塗りで!
パーツ分けだけでほとんどの彩色が再現されているバンシィノルンですが、このツノの中心部はシールでの彩色再現となっています。
でも、ツノ中心部がシールだとどうしても見栄えが悪くなっちゃいますよね?
こんな部分はツヤ消しに調整したタミヤアクリルカラーで塗り分けましょう。
はみ出した部分はマジックリンを染み込ませた綿棒で拭き取れば、ラッカーの下地を侵さず簡単に拭き取ることができるんです♪
デカールでドレスアップしよう!
ユニコーン系MSはコーションマークでデコレーションしたいもの。
HGバンシィにはHJモデラーズのコーションAミラーゴールドがピタリと似合います。
作例記事ではマークソフターを使ってデカールをしっかりと貼る方法を解説しています。
なお、こちらでも同形機のフェネクスのデカール貼りを解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね♪
夜光撮影しよう!
せっかく夜光塗料を使うなら、バキバキに光らせた写真で楽しみたいもの。
部屋を真っ暗にし、グレーのバック紙を敷いておき、強めのブラックライトの光を正面から当て、カメラの露出補正を+2以上にして撮影してみましょう。
簡単にこんな写真を撮ることができるんです♪
超楽しいのでぜひやってみてください♪
夜光仕上げには無限の可能性がある!
というわけでバンシィノルンサイコフレーム夜光仕上げでした♪
この夜光塗料、いろんなガンプラに応用可能なのでぜひ一度試してみてくださいね♪
「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編」にも収録!
こちらのバンシィノルンですが、「週末で作るガンプラ凄技テクニックHG編」に、本誌連載当時よりも完成写真を増やして収録しています。
この記事を読んで「いいな♪やってみたいな♪」と興味を持っていただけたら、本も読んでいただけると嬉しいです♪
コメント
コメント一覧 (2件)
こりゃすごい!アニメじゃないか!
サイコフレームのところを塗るのはバンシィだったら金(もしくはオレンジ)でもいいんでしょうか?
ユニコーン世代のガンオタさん、はじめまして
コメントありがとうございます!
バンシィの場合ですが、金をアニメ塗りで塗る場合、下地はブラウンでイエローなどを照り返しの色で塗るといい感じです
ちょうど昔のZガンダムの百式の作画のような感じです♪