出来良すぎて何もすることがない!プロモデラー泣かせなRGエヴァンゲリオン初号機を成型色を活かして夜光塗料で光らせてみよう!! ホビージャパン2020年4月号掲載作例

 こんにちは!プロモデラー林哲平です!

 ガンプラ30周年で登場したRGシリーズが、ついに他のキャラクターでも発売されることになりました!

 記念すべきガンプラ以外初RGはヱヴァンゲリヲン初号機。

 PGが最初エヴァから始まって次にガンダムが出た歴史を振り返ると、順番が逆になっていて感慨深いものがありますね〜♪

気軽にRGエヴァを作ってみよう♪

 この作例はRGエヴァ初号機の最初の作例ということで、普段あまりプラモを作らないエヴァファンでも、簡単気軽に成型色を活かしつつカッコよく仕上げてみよう!をテーマに制作しています。

 組み立ててみたら、とにかく出来がいいんですよね。

 あまりに出来が良すぎて、何にもすることがない、典型的なプロモデラー泣かせのキットなんです。

 部品も同じRGのガンダムシリーズより大きめで、ハイエンドモデルながらかなり組み立てやすく考慮されています。

 それではRGエヴァ製作のポイントをズバっと解説していきますよ〜♪

インサート成型により色分けされたランナーからパーツを切り出す!

 インサート整形で色分けされたパーツはRGエヴァ最大の注目ポイント。

キレイに切り出せば仕上がりもグンと良くなります。

 まずはニッパーで少しゲートを残してパーツを切り出しましょう!

 バンダイのプラモを手早く製作するなら、ゴッドハンドのアルティメットニッパーがオススメです。

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 パーツを切り出した状態。

ニッパーで直切りすると色分けされたインサート整形のパーツを傷つける可能性があるので、これくらい離した場所で最初は切り出してくださいね!

 デザインナイフで残したゲートをカットします。

 刃の切れ味が悪いとゲートが刃に引っかかり、根元に力がかかって白くなってしまうことがあるのでこまめに刃を交換しましょう!

 パーツを切り出した状態。

 この部分に限らず、RGエヴァは曲面についたゲートなどニッパーの二度切りだとキレイに切り出すのが難しいパーツもあるのでデザインナイフを使ってゲートカットすれば完成度も変わってきますよ♪

夜光塗料で光らせてみよう!

 グリーン部分を夜光塗料で光らせて一味加えてみましょう。

 使用するのはアサヒペンの夜光塗料スプレー蓄光タイプ若草色。

 価格は1400円と少し高いですが、抜群の効果を発揮します。

 夜光塗料と組み合わせて効果抜群なのがブラックライト。

 わずかに肉眼で見える紫外線を発し、光が当たった物体内の蛍光物質を強く発光させるのです。

 今回使用したのはヤザワのブラックライト20W照明器50Hz用で、ヨドバシ価格は2970円でした。

 グリーンのランナーに夜光スプレーを吹き付けます。

 若草色は整形色とほぼ同じ色なので、無理に発色させようとせず、さっと全体を覆うように吹けばOKです。事前に缶をよく降っておくのを忘れないようにしましょう♪

 夜光塗料を塗った状態。

 ブラックライトを当てるとこのように発光します。

 ライトを当てなくても、夜光塗料自体に蓄光効果があり、部屋を少し暗くするだけで光りだすので非常に面白い効果を得ることができるんです!

組み間違いを直してみよう!

 おおっと!うっかりパーツを入れるのを忘れていました。ヒジの突起は後から嵌め込めるものだと勘違いして先に腕を組んでしまったのです。

 こんなときはデザインナイフが役立ちます。

 パーツの隙間に刃を差し込み、くいくいっ、とこじ開けていきましょう。

 一箇所だけではなく、何箇所かに差し込んでいろんなところをこじ開けるとやりやすいんですよ〜♪

 パーツをこじ開け、正しくパーツを組み込みました。

 デザインナイフは刃が薄く、大抵の合わせ目に差し込めるのでパーツセパレーターとして超優秀なのです。

 「このパーツは後から嵌め込めるな」とかなんとなくでプラモを組み立てるとこういうことがよく起こるので、ざっとでいいので説明書を最初から最後まで見ておくといいですよ。

 久々にプラモに復帰した人はどうしても組み間違いとかしやすいですから、リカバリー方法さえ知っていればヘッチャラですよ♪

スミ入れしてみよう!

 筋彫りやディテール部分はスミ入れをして立体感を強調してみましょう。

 リアルタッチマーカーのリアルタッチグレー1でディテール部分に書き込んでいきます。

 はみ出した部分は指先でささっと拭き取ります。

 奥まった部分や塗料が多く残ったときはティッシュを使う、くらいのアバウトな感じで大丈夫ですよ♪

 スミ入れした状態。

 窪んだ部分に影が入り、立体感が強調されました。

 RGエヴァはスミ入れする部分がそれほど多くないわりに効果的なので、スミ入れ初心者には嬉しいポイントなんです♪

ツヤを消しと白化部分のリカバリー!

 スミ入れが終わったら全体にプレミアムトップコートつや消しを吹き、表面のつやをフラットに整えます。

 クリアーパーツは軽くマスキングテープを貼ってマスキングしておき、つや消しにならないように注意しましょう!

 RGはものすごい出来がいいので、ツヤ消すだけで全塗装完成品並みの仕上がりに簡単に到達しちゃうんですよね〜♪

 つや消しの効果についてはこちらの記事で解説していますので、興味ある方はぜひ読んでみてくださいね♪

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 黒い部分の多いRGエヴァはどうしても白化部分が多くなりがち。

 そんなときはつや消し後にリアルタッチグレー1で白化部分をリタッチしましょう。

 リアルタッチマーカーは下地の色と同じツヤとなるので、塗料が乾くとほとんどわからないぐらいに白化をリカバリーできるんです♪

RGエヴァは凄い!

 というわけでRGエヴァンゲリオン初号機夜光仕上げ、いかがだったでしょうか?

 抜群の精度と色分けにより組み立てただけで素晴らしい完成品となるRGシリーズですが、手を加えるとなるとキットの出来が良すぎて「何もすることが無い!」ってなりがちですよね。

 夜光塗料を塗って部分を光らせるのは全パーツが色分けされており、かつMGほどランナーが大きくないRGシリーズとはとても相性が良い制作法。

 部屋を暗くすると「ボワ〜」と光りだすプラモを見ればテンション上がること間違いなし!

 この光っぷりを見てください!!!

 この夜光仕上げ、特に私のアイディアというわけではなく、ホビージャパン編集部の若手編集者の今井貴大氏に提案されたものなんです。

 最初は「そんな、夜光塗料なんてブラックライト無いと変わって見えないし」とか渋ったのですが、いざやって見るとそのあまりにも抜群な効果に私のほうが夜光塗料に首ったけ!

 いや、優秀な若い人の意見てちゃんと聞かないとダメですね〜

 今井くん!新しい作風を開拓させてくれてありがとう!

 夜光仕上げ、めちゃオススメなのでぜひ試してみてくださいね♪

 ホビージャパン2020年4月号をよろしくお願いします!!!

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