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マジョレットミニカーをホットウィール風にカスタム!!! ルノー クリオ スポールを改造してみよう!!! ①(分解・ダイキャストボディの表面処理編)



 こんにちは!!! 林哲平です♪

 今回はマジョレットミニカーの改造法を紹介します♪

 過去ブログからのリライト記事なので、2016年10月14日の気持ちになって読んでみてくださいね♪

目次

義理の母からマジョレット ミニカーをもらう!(2016/10/14)

 なんと!!! 義理の母がマジョレットミニカーを買ってくれました!!!

 私が3インチミニカーを集めているので、たまにスーパーで見かけたマジョレットミニカーを買ってきてくれるんです。

 以前もなかなか入手しずらいネオンカラーのアウディR8を頂いたこともあり、奥さんの実家の方角には足を向けて寝られない状態です。

ディスカウントミニカーコレクショ...
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 今回はグラフィックの美しいルノークリオスポールを頂きました。

 この手のタンポ印刷がバシバシ入っているグラフィカルなマジョレットってなかなかてにはいらないんですよね。

 しかし!!!

クリオトライバルHOWTO (2)

 実は以前ららぽーと富士見で同じカラーのクリオスポールを購入しており、だぶっちゃったんですよね。

 しかしよくよく見てみると……

クリオトライバルHOWTO (3)

 ボンネットのタンポ印刷に違いがあります。

 左が私がもともと持っていたほうで、右は義母から頂いたもの。

 左のモデルは助手席手前にマークが入っていますが、右のモデルには入っていません。

 生産時期によるものか、はたまた単純なエラー品か。

 真偽は不明ですが、正統派ミニカーコレクターならばバリエーションとして別にコレクションするべきなんでしょうが……

 ここはせっかくカラーがだぶったので、リペイントして楽しむことに決定です。

カシメを外してボディを分解する!

クリオトライバルHOWTO (4)

 まずはカシメを3㎜ピンバイスでガリガリ削り落として取り外します。

 ボディがダイキャスト製なので当然カシメもダイキャスト。

 硬いですが、ガリガリしていると5分もたたずに外すことができました。

クリオトライバルHOWTO (5)

 クリアーパーツはプラのテンションを利用してライト・フロントガラス周りをパチン! とはめ込む方式になっており、そのままだとはめ殺しなのでニッパーで表面に出ない部分を切り離してクリアーパーツをボディから取り外します。

クリオトライバルHOWTO (6)

 分解状態。

 シャシーとインテリアは別パーツとなっています。

 左下のコの字はサスペンション用のピアノ線。

 マジョレットミニカーの中身ってこんなふうになっているんですね。

ペイントリムーバーでダイキャストボディの塗装を剥がす!

クリオトライバルHOWTO (7)

 素晴らしいグラフィックのボディ。

 勿体無くてなかなか踏ん切りがつきませんが、塗装を落とします。

 ダイキャスト製ミニカーの塗膜は結構厚いので、そのまま上に塗装すると塗膜が厚くなりすぎてぼってりした印象になっちゃうんですよね。

 そのままだとパーティングラインやキズの処理も出来ませんし。

クリオトライバルHOWTO (8)

 ダイキャスト製ミニカーの塗装落としにはペンキ用のペイントリムーバーを使います。

 今回はホームセンターで購入したカンペハピオの強力はがし剤スプレーを使用しました。

クリオトライバルHOWTO (9)

 全体に吹き付けてしばらくすると塗膜が浮き上がってきます。

 水洗いしながら歯ブラシで全身をゴシゴシ磨いて塗料をこそぎ落としましょう。

 スジ彫り奥に詰まって取れない塗料はケガキ針や目立てヤスリなどで削り落とします。

 なお、ペイントリムーバーはプラスチックパーツには絶対に吹かないこと!!!

 強力な溶剤成分がプラスチックをドロドロに溶かしてしまうのです。

クリオトライバルHOWTO (10)

 塗料を落とした状態。

 ホットウィール流に呼ぶならばZAMAC状態というところでしょうか。

 塗膜を剥がしてみるとスジ彫りが深く、ディテールもシャープで驚きました。

 マジョレットミニカーの塗装って個体ごとのばらつきが大きいんですが、元はこんなにイイんですね!!!

ダイキャストボディの表面処理!

クリオトライバルHOWTO (14)

 最初にワイヤブラシで全身を磨きます。

 磨けば磨くほど表面が鏡面のような輝きとなり、ダイキャスト地をそのまま活かしたカスタムも楽しそうですね。

 ピカピカに磨くことにより表面の細かなザラつきを取り去り、パーティングラインやキズがよく見えるようになるので表面処理が楽になるんですよ。

クリオトライバルHOWTO (11)

 デザインナイフでバリを削り落とします。

 マジョレットミニカーは窓側面のバリが大きいものがあり、出来のいいボディが台無しになっていることがあります。

 窓周りの成型をしっかりしておくと仕上がりが見違えますよ~♪

クリオトライバルHOWTO (12)

 パーティングラインや表面の凹凸を400版紙ヤスリで均して整えます。

 ダイキャストは硬い…… とはいっても歯が立たないほどではないので、通常のプラモデル同様に紙ヤスリは使えるんですよ。

クリオトライバルHOWTO (13)

 ディテールが甘くなっている部分は目立てヤスリで彫り直します。

 プラモデル用のスジ彫り工具だとダイキャストには歯が立たちません。

クリオトライバルHOWTO (15)

 表面処理が終わったら全身にガイアノーツのガイアマルチプライマーを吹き、Mr.フィニッシングサーフェイサー1500グレータイプを吹き付けて下地処理は完了です。

 ダイキャストボディは重いので、プライヤーなどでしっかり挟んで保持しながら塗装すると楽ですよ~

 次回は塗装編!!!

 どんな色に塗ろうかな~♪

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マジョレットミニカーをホットウィール風にカスタム!!! ルノー クリオ スポールを改造してみよう!!! ②(...  こんにちは! プロモデラー林哲平です。  マジョレットミニカー、ルノークリオスポール製作後編です。  前編はコチラ。 https://promodeler.net/2021/02/11/curio01/...
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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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