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Hot Wheels(ホットウィール)カスタムにチャレンジ!!! 入門用にピッタリなガゼルGTをいざ改造!!!(塗装編)

 こんにちは! プロモデラー林哲平です。

 ホットウィールカスタムチャレンジ後半は塗装編!!!

 バシバシ進めていきますよ~♪

 今回はエアブラシを持っていない人向けに、缶スプレーと筆塗りのみで塗装しています♪

 前編の分解&表面処理編はコチラ。

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目次

サーフェイサーで下地処理!

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 600番紙ヤスリで下地処理したら、ボディ全体にGSIクレオスのMr.フィニッシングサーフェイサー1500グレータイプを吹き付けます。

 数あるサーフェイサーの中でも光沢塗装の下地としてはサーフェイサー1500が一番オススメ。

 ブラックよりもグレータイプのほうがキズ消し能力が高いので、とくに理由が無いならグレータイプを選びましょう。

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シルバーを美しく塗装する!

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 ボディカラーはシルバーにするので、下地としてタミヤカラースプレーのブラックを塗装します。

 不要な可視光線を黒地が吸収するので、メタリックカラーの金属反射がより目立ち、輝きが増すのです。

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 ボディカラーとしてタミヤカラースプレーのメタルシルバーを塗装します。

 缶スプレーで塗装できるシルバーとしては、特別に輝きが強い塗料なので非常にオススメ。

 一本持っておけばミニカーくらいなら10台くらい塗装できるんじゃないでしょうか。

クリアーコート!

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 最後にMr.スーパークリアー光沢を全身に吹き付けてクリアーコート。

 注意点としてはボディカラーの塗装からは最低でも一日くらい空けておいたほうがいいことでしょうか。

 ボディの基本塗装が完全に乾燥する前にクリアーを塗装すると、クリアーの溶剤成分に下地が溶け出してくることがあるんです。

 急がばまわれですね。

クリアー層を磨く!

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 クリアーは乾燥に時間がかかります。

 夏場なら3日、冬場なら1週間くらいかけて完全乾燥させたら、コンパウンドで磨いて表面の光沢を際立たせましょう。

 タミヤコンパウンド粗目→細目→仕上げ目→ハセガワセラミックコンパウンドの順番で磨きます。

 面倒ならばセラミックコンパウンドだけでもOK。

 セラミックコンパウンドはキズ消し能力が高く、素晴らしい光沢が得られるので非常にオススメ。

 カスタムしなくても、普通のミニカーの表面をちょっとセラミックコンパウンドで磨くだけでもびっくりするくらい光沢が出てきます。

 ま、磨きすぎると塗膜がハゲるので磨きすぎには気をつけたほうがいいですけどね。

スミ入れする!

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 最後にスジ彫り部分にタミヤスミ入れ塗料ブラックでスミ入れします。

 はみ出した塗料は同じくタミヤのエナメル溶剤で拭き取れば問題なし。

 事前にスジ彫りを彫り直しておいたので実車のような深くシャープなスジ彫りとなりました。

 これでボディ塗装は完成です。

テールライトを塗り分ける!

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 エンジンフードとフロントガラス、ルーフが一体となったクリアーパーツ。

 そのままでもかなりいい感じですが……

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 テールライトをメタリックレッドで塗り分けてみました。

 ガゼルGTはのっぺりしたデザインなので、こういうポイントはしっかり塗り分けておかないと見栄えがしないんですよね。

 なお、クリアーパーツもセラミックコンパウンドで磨いておくと光沢が抜群に良くなるので軽くでもいいですから磨いておきましょう。

インテリアに苦戦!

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 インテリアのパーツですが、これが以外な伏兵でした。

 ポリブロビレンのようなゴムっぽい素材のため、なんと塗装がすぐに剥がれてしまうんです。

 そこで……

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 こう塗り分けました。

 露出するバンパー部は成型色をそのまま活かし、インテリアはタンで塗装。

 エンジンはタミヤエナメルカラーのチタンシルバーで塗り分けます。

 「GT」らしい大型トランクはレッドで塗り分けてアクセントにしてみました。

シャシーはそのまま使う!

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 シャシーはマットブラックでペイント済みで、元々の質感が非常に良かったのでそのまま使用します。

 タイヤは欲を言えばサイドラインからゴム製のリアルライダータイヤを持ってくれば全身の出来栄えがグレードアップすること間違い無しなんですが…… 勿体なくて出来ませんでした(笑)

 資金と心、在庫に余裕があるのならば変えたほうが絶対にいいです。

ガゼラGT完成!

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 組み立てたあと、最後にハセガワのコーティングポリマーを刷り込み、タミヤモデリングワックスを塗り込んで全身を保護すれば完成です!!!

 プラ製ボディのホットウィールは敬遠されがちですが、加工の素材としては100点満点。

 しっかりと塗装することでおどろくほど見違えますね。

 ホットウィールのカスタムは奥深いジャンル。

 塗装しなくても、同じモデルの色違いをパーツごとに組み替えたり、ホイールを変えたりするだけでもすんごく楽しいんですよ。

 ベーシックモデルならば一台200円くらいで買えるのでお財布にも優しいですし。

 完成状態の詳細な写真は私のミニカーコレクションブログ 「ディスカウントミニカーコレクション」にて紹介しているのでぜひぜひ見てくださいね♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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