ホットウィールに滅ぼされし、ボロボロになったマッチボックスのミニカー「フォルクスドラゴン」をゲット!!! リペイントして復活させてみよう!!!「その① レビュー・分解編」

フォルクスドラゴン分解編 (1)

 こんにちは! プロモデラー 林哲平です。

 今回はボロボロになったミニカーの再生講座。

 過去ブログからのリライト記事なので、2017年3月1日の気持ちで読んでみてくださいね♪

古いミニカーを再生してみよう!(2017/03/1)

 ミニカーカスタムにはいろんなジャンルがありますが、前々から気になっていたのがボロボロになった古いミニカーの再生です。

 ジャンクなミニカーの補修をメインにしているブログなんかを見てると、自分もやってみたい!!! という気持ちが沸々と湧き上がってやみません。

 ただ、いざ挑戦しようと思ってもなかなかボロボロの古いミニカーが意外と手に入らない。

 いきつけののハードオフに20台1500円くらいでジャンクのトミカがまとめ売りされてるんですが…… せっかく時間かけて再生するならホットウィールのほうがいいなって思っちゃうんですよね。

 ホットウィール大好きですし。

 そんなとき偶然手に入れたのがこのモデル。

 マッチボックスのフォルクスドラゴンです!

ワンフェスで古いマッチボックスのミニカーを100円でゲット!

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 手に入れたのは2016年夏のワンダーフェスティバル。

 中古プラモデルを販売しているディーラーののスケールモデル満載のダンボール箱を漁っていたら、そこからコイツが出てきたんです。

 ホットウィールみたいだけど、こんなモデル見たことないな? と思いつつ、100円という格安に惹かれ購入。

 友人のブースに戻って裏側をまじまじと見てみるとマッチボックスとメイドインイングランドの表記が!!!

 これは面白いものを見つけた!!! と有頂天になり、ミニカーに興味が無い友人にいろいろ語って引かれたのは懐かしい思い出です(笑)

なんと46年前のミニカー!メイドインイングランドは伊達じゃない!

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 ブログタイトルでボロボロと書きましたが、実はそれほどボロボロというわけでもありません。

 なんせこのミニカー、発売されたのは1971年!!!

 今から実に46年前ですから、私よりも10歳も年上なわけで。

 40年以上どこかに紛れていたことを考えるともっとボロボロになってても不思議じゃありません。

 フォルクスドラゴンはホットウィールの登場によりマッチボックスがガンガンシェアを削られていた時代に発売されたミニカー。

 なのでクロームメッキ仕上げの巨大エンジンを搭載するなど、ホットウィールを意識しまくったスタイルとなっています。

 オリジナルの状態だとボンネットに目玉型の紙シールが張られているのですが、中古品なので欠品している状態です。

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 車体裏には MADE IN INGLANDの文字が。

 これまで170台ぐらいミニカー集めてきましたが、英国製は始めてですね。

 マッチボックスを販売していたレズニー社の名前もしっかり入っています。

分解して各部をチェック!

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 分解図。

 現在の一般的な3インチミニカーと異なり、インテリアもシャシーにカシメで接続されていたりと構造的な違いに興味を惹かれます。

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 ダイキャスト製ボディ。

 ドアノブやヒンジのディテールがミニカーとは思えないほど繊細な作りで、かつてミニカーの王者だった時代のマッチボックスの技術力を感じさせてくれます。

 正面のトランクルーム中心と後部エンジン周りにパーティングラインが入っていますが、これはこのミニカーが何度も何度も金型を改修されて姿を変えざるを得なかった悲劇の歴史の名残りなんです。

 このあたりのマッチボックスの歴史は完成編でしっかり解説しようと思っています。

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 ダイキャスト製のシャシー。

 ヘッドライトがくっついており、パーツの組み合わせだけで色分けが再現できるように工夫されています。

 ぱっと見て目を引くのはシャシーの薄さ。

 現在販売されているどんな3インチミニカーと較べても、こんなに薄いシャシーって見たことありません。

 フォルクスドラゴンが販売されていた時代というのはマッチボックスが着実に滅びへ向かって突き進んでいく苦難の時代ですから、単なる仕様なのか、それともギリギリまで原材料費を削りたかったのか、どちらか気になるところです。

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 インテリアはちょっと色が透ける感じの軽めなイエローで成型されたプラスチック製。

 ステアリングはついてません。

 シートのディテールは結構しっかりしており、現代のミニカーと比べてもそれほど遜色ありません。

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 ガラス類は透明度の高いクリアーパープルのプラスチックで成型されています。

 クリアーパーツはキズがついていると修正が大変なので、ホコリがちょっとついてるくらいの状態で助かりました。

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 巨大なエアスクープを備えた空冷式V8エンジン。

 メッキが剥がれているんで、ここはメッキシルバーNEXTで再塗装ですね。

 よくよく見るとディテールがかなり細かくしっかりしており、この時代のマッチボックスに確かな技術力があったことが伝わってきます。

 エアスクープのフチなどもリアリティを考えて薄く成型されており、形こそホットウィールのエンジンを真似ているものの、英国魂を失っていない造りは素晴らしい。

 マッチボックスのミニカーは元々英国らしい硬めでしっかりとした作りが魅力だったんですが、大人気のホットウィールへ対抗するため巨大なクロームメッキ仕上げのエンジンを搭載したモデルを数多く市場に投入し…… 失敗したんです。

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 分厚いバルーンのような膨らみが特徴のタイヤ。

 現行のどんなミニカとも違う非常に特徴的な形状に興味を惹かれます。

 中心のホイール部の色ハゲをどうリペイントするか腕の見せ所ですね。

 タイヤ部分は傷だらけなんで、成型色を活かすよりも再塗装しちゃうほうがいいのかも。

 さて、どんな風にリペイントしようかと眺めるだけで楽しみになってきます。

 元の状態に戻すならばスタンダードにレッドでペイントするんですが、シールが欠品してるんでどうやってもオリジナルの状態には戻らないんですよね。

 いろいろ工夫してみようと思います。

 次回は塗装編です!

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