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世界中にプラモメーカーは存在する! 知る人ぞ知るトルコのPMモデル 1/72メッサーシュミットP.1111を作る!

 こんにちは!プロモデラー林哲平です!

 今回は私が大学卒業してからホビージャパンに入るまでの2003〜2005年くらいまで。

 ファミレスの深夜バイトをしながらフラフラしていた時代に運営していた模型ホームページ「三野町防衛隊」より1/72メッサーシュミットP.1111を紹介します♪

 若かったうえに当時は在野のアマチュアモデラーで、文章が緩かったりいろいろ辛口な発言もしていますが過去のことと許してやってください(笑)

 当時の文章は青春時代ということで青文字で表記しています♪

目次

トルコのマイナープラモメーカーPMモデルを知っているか?

 キットはPMモデルというトルコのメーカー。

 マイナー機を数多く発売しており、価格も安いのですが表面が梨地(鋳造表現?)で出来もそれなりといういわくつきのメーカーでもあります。

 そもそも戦車人間の私がこんなキットをつくろうと思ったのは「まじかる☆らうんじ」の模型板でのPM祭りを見たのが発端で、気が付いたらこのキットを購入していました。

 本当はTa183かHo229複座が欲しかったのですが手に入らなかったもので・・・

部品数17と超簡単!窓枠は無いけど☆

 キットの内容は総部品数17点と非常に簡単なもの。表面は梨地でキャノピーは・・・・・え?なんで窓枠のモールドが消滅しているのですか・・・・・?

 窓枠無しキャノピーには激しく萎えましたがマスキングテープの細切り+マスキングゾルでなんとか事なきを得ました。

 以前ネットで見かけた完成品には窓枠があったのでかなり謎です。

 まあおそらく金型が劣化したからだと思うのですが・・・

 キャノピー以外には特に問題無く、サクサクと進みました。

 追加工作としては機首に真鍮パイプで機銃を追加したことと全体のモールドを彫りなおしたことくらいでしょうか。

 塗装は大戦後期をイメージしてグレイ系の迷彩で仕上げています。

 我が家のハンドピースは口径0.3ミリなのでモットリングにはかなりてこずりました。

 塗装後に足をつけたところ、錘不足が発覚。

 インテークに油粘土を無理やり突っ込んで事なきをえましたが、コクピット内部に粘土が微妙にはみ出ているのを見るたびに飛行機模型の経験不足を痛感します。

 完成してみると意外なほど小さくてちょっと驚きです。

 PMモデル最大の欠点である「実機に似てない」というところも実機の存在しない計画機ならまったく気にならないのも良いですね。

プラモメーカーを全制覇してる人っているんだろうか?

 というわけでPMモデル1/72メッサーP.1111でした。

 この手のキットはキャノピーに窓枠無くて自分で塗り分けるのが当然なのに、昔の自分が純真でカワイイです♪

 ところで、この世界にはいったいどれくらいプラモメーカーがあるんでしょうか?

 トルコだとPMの他にはタンモデルとかがありますが、アジア、ヨーロッパ、アメリカ以外のプラモメーカーってほどんど聞かないんですよね。

 昔、ホビージャパンのミニタリーモデリングマニュアルの記事で読んだことがあるのですが、旧ソ連時代の共産党政権化で生産されたプラモなどもあるようですし、おそらく我々のまったく知らないままに消えていったメーカーもいっぱいあると思うんですよ。

 バンダイやタミヤの工業製品として完璧な超精密キットを作るのも楽しいんですが、とても普通には組めないんですけど、味のある謎プラモを探すのも大好きなんですよね。

 世界のプラモメーカー製作全制覇! とかはさすがに寿命が足りないのですが、せめて世界100カ国制覇くらいはいつかやりたいな〜とか妄想してます♪

 旧共産圏のキットとか、なんとかして手に入らないかな〜

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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