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フレームが共通のMGプロヴィデンスとフリーダムガンダムVer2.0を合体させて、お手軽にド派手なオリジナルガンダムを作る!ドラグーンフリーダムガンダム。「ホビージャパン2021年5月号」「週末で作るガンプラ凄技テクニックミキシング編」掲載作例。

 こんにちは!プロモデラー林哲平です♪

 今回はホビージャパン2021年5月号の連載記事「週末で作るガンプラ凄技テクニック」にて製作したドラグーンフリーダムガンダムを紹介します♪

目次

ド派手なSEED系ガンダムをミキシングしてみよう!

 ガンプラのミキシングビルドにおいて、実はHGシリーズよりも向いているのが1/100スケールのMGシリーズです。

 特にフレームが共用のキットは互換性が高く、無加工でパーツを交換できるものが多いので初心者でも簡単にカスタマイズ可能なのです。

 今回のテーマは「MGミキシング」

 MGフリーダムガンダムVer.2.0とMGプロヴィデンスガンダムを合体させ、超ド派手なガンプラをお手軽に作ってみましょう♪

フレーム共用キットは互換性が高い!

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 MGフリーダムガンダムVer2.0とプロヴィデンスガンダム。

 MGはフレーム機構が共用ながら、このように外見がまったく違う、組み合わせると面白いキットがいっぱいあります。

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「え、本当に同じフレーム?」と疑うかもしれませんが、このプロヴィデンスのランナーを見てください。

  バッチリ「MG1/100フリーダムガンダムVer2.0」と刻印されています。

  フレームが共用のキットはブロック単位の手足の交換だけではなく、外装などの細かいパーツまで細かく交換できるんですね。

 このドラグーンフリーダム同様に、こちらのジムウォーリアⅡでもMGのフレーム機構を活かしたミキシングビルドを紹介しているのでぜひ読んでみてくださいね♪

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仮組みは両面テープで!

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 SEED系MGのバックパックは規格が共用のものが多く、そのままくっつく機体も多いのです……が!

 残念ながらプロヴィデンスは少々特殊な形状をしており共用のストライカーパック構造ではないのでくっつきません。

 ここはいきなり接着するのではなく、とりあえず無加工で両面テープで仮止めしておきましょう。

 プロヴィデンスのバックパックのように思いパーツを仮止めするときはテープをガンガン使いましょう♪

 なお、ミキシングの仮止めに使う両面テープは粘着力が強く、かつキレイにはがせるナイスタック強力タイプがオススメです。

装備する武器で機体のイメージを変更してみよう!

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 サイドアーマー、リアアーマーははフレームが共用なので無加工で交換できるポイント。

 ドラグーン装備か、レールガン装備の砲撃型か。

  装備する武装で、シルエットや形状だけではなく、機体の運用や方向性も変更することができるのです。

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 プロヴィデンスにフリーダムの装備を付けた状態。

  「もしドラグーンシステムが間に合わず、フリーダムのデータから作られた武装を搭載したプロヴィデンスがいたら……?」というイメージで組み合わせてみました。

 実はこの作例は当初の予定ではこっちで行こうと思っていたんです。

 私好みで超カッコいいのですが、色がちぐはぐなため、外装を全て塗らなければならず、

 「コレをお手軽と言っていいのか?」と思いまして。

  このフリーダムプロヴィデンス、「我こそは!」という人は作ってみてくださいね♪

成型色を活かして疑似フルアーマースタイルに!

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 続いてフリーダムにプロヴィデンスのパーツを付けてみましょう。

  とりあえずプロヴィデンスのアイコンであるバックパックを装着してみますが、手足が細すぎて華奢なイメージになってしまいました。

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 とりあえず手足をプロヴィデンスに変更してみると?

  抜群にバランスが良くなり、グレーの部分がフルアーマー的なイメージに見えてきました。

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 さらに上腕や太もも、足首を交換してやると…?

  あらびっくり!

 フリーダムがプロヴィデンスの鎧を着込んだ、フルアーマースタイルとなりました。

 フレームが共用なので、このような細かな換装が可能なわけなんですね。

 これなら成型色そのままで行けそうなのでこれに決定したわけなんです。

 当初の予定とは違う、思いもよらないカッコいい組み合わせが見つかるのもミキシングビルドの醍醐味です♪

バックパックを装着可能に加工する!

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 プロヴィデンスのバックパックは軸の形が違うため、そのままだとフリーダムに装着することは出来ません。

  記事ではプロヴィデンスの余りパーツを使い、エポパテと真鍮線でバックパックを接続可能にお手軽に加工する方法を解説しています。

水性ホビーカラーでスミ入れする!

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 MGのSEED系MSはとにかくハイディテールでスミ入れが大変です。

 今回はプラに安全な、アクリル塗料を用いたスミ入れ方法を解説しています。

 こちらでアクリルスミ入れの方法を詳しく解説しているのでぜひ読んでみてくださいね♪

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塗装によるディテールアップでメリハリをつける!

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 MGのSEED系キットはハイディテールが魅力です。

  これをより引き立てるため、各部のディテールを塗り分ける、「塗装によるディテールアップ」を解説しています。

前からやってみたかったんです!

 今回のドラグーンフリーダムガンダムはMGプロヴィデンスが発売されたときから温めていたネタだったりします。

  「この二機、簡単に合体できるじゃん!」 と、テストショット組み立てながら改造プランを考えたりしてました(笑)

 個人的なイメージとしては、スーパードラグーンを搭載したストライクフリーダムガンダムの開発中、フリーダムにプロヴィデンスガンダムのドラグーンを装備し、運用データを収集していた……という感じです。

 今回は作例は入門者用のため塗装部位を最小限に減らしていますが、よりストライクフリーダムへの発展を意識するなら、関節をゴールドで塗装するのも面白いかもしれません。

 というかギリギリまで関節を金で塗るか迷ってました(笑)

 MGのSEED系MSはとにかく派手で、模型展示会やSNSでもすごく目立ちます。

  元々カッコいいですが、ストライカーパックが交換可能なものも多く、バックパックを変えるだけでシルエットも機体イメージも大幅に変えることができるので「俺だけのガンダムだ!」と個性をすごく出しやすいのも素晴らしい!

 というわけでドラグーンフリーダムガンダムでした。

 ちなみにMGジャスティスもフレームが共通規格なので、この3機を組み合わせるすごくイイのができると思いますよ〜♪

 こちら↓のHJwebにてなんと本誌の連載から写真をされに追加した、別冊掲載完全版で公開されておりますので、作って見たい人は今スグ読んでくださいね!

Hobby JAPAN Web
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「ガンプラ凄技テクニックミキシング編」に増補版で収録!

この作例は月刊ホビージャパンでの連載をまとめた本「週末でつくるガンプラ凄技テクニック ミキシング編」製作途中写真や製作解説、完成写真を10枚以上追加した増補改定版で収録しています。

下↓の記事で本の内容について徹底解説していますので、本誌の連載で一度読んだ人も、まだ見ていない人も目を通してもらえると嬉しいです♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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