こんにちは!プロモデラー林哲平です
今回はHJメカニクス17の連載記事「林哲平のHOW TO BUILD GUNDAM」にて制作した1/144ボールを紹介します♪
高橋昌也氏による伝説の作例「原稿料ボール」の再現を目標に、ラッカー系塗料による手書きマーキングの方法を徹底解説しています
ラッカー手書きマーキングは難しくない!
「HOW TO BUILD GUNDAM」を中心とした、第一次ガンプラブームの作風の再現において欠かせないのがラッカー系塗料による手書きマーキングです
昔初めて読んだときは「なんでこんなに難しいテクニックをいろんなモデラーさんが自由自在に使いこなしているんだろう!」とめっちゃビビったのを覚えております
ただ、ここ最近、実際に自分でやってみると、ラッカー手書きマーキングは意外と難しくない、というか細かい字やマーキングを書き込むテクニックとして、方法さえ知っていれば大変効果的だな〜と考えが変わってきました
といわけで、いろいろ自分なりに調べたり、やってみた経験をフィードバックして、現時点できうる限り、自分が楽かつ簡単にできると思っ方法を解説しております
なお、今回のラッカー手書きマーキングの方法については「田中克自流飛行機模型筆塗り塗装術」を大変参考にさせていただきました
大変内容がわかりやすく、また「これなら自分もできるかも!」と思わせてくれる、素晴らしいプラモデル制作本でした。
ラッカー系塗料での筆塗りやマーキングに興味のあるモデラーさんには非常〜にオススメです♪
それでは原稿料ボール、行ってみましょう!
ディテールがど真ん中にくる合わせ目を消す!
旧1/144ボールは完璧な出来を誇る傑作キットですが、旧キットゆえにディテールのど真ん中に合わせ目が来るのが悩みどころ
記事では「HOW TO BUILD GUNDAM2」の原作例の製作記事に則り、両面テープをランナーに貼り付け、奥まったディテール部分の合わせ目を消す方法を解説しています♪
原作例のディテールを再現する!
原作例ではスジボリやフック、ディテールなどが追加されています
こちらの工作ポイントも詳しく解説しています
キャノン砲の追加工作は最初気が付かず、塗装後にやっと気がついたので、いや〜危ないところでしたね♪
ボールのマスキングを攻略する!
ボールで悩むのが、基本塗装するときのマスキングの順番です
こちらも順番をしっかりと解説しております
複雑なマスキングするのは大変なんですけれど、マスキングテープを剥がしたときにビシっと塗れていると喜びが格別なんですよね♪
手書きマーキングの準備をしよう!
ラッカー塗料の手書きマーキングですが、これはあらかじめカラーパレットを作っておくと大変作業がしやすいです
こちらはパレットの作り方や、使う筆、筆の洗い方や塗料の使い方などを詳しく解説しております
マーキングを書き込む!
本番である、ラッカー系塗料の手書きマーキングについて解説しております
ラッカー系塗料の下地にラッカー系塗料で書き込むともちろん拭き取っての修正はできません
代わりにリタッチによる修正を行うことになるのですが、このリタッチが細かな文字の形状をコントロールするのにすごく適しているんですよ!
記事では各部のマーキング別に、書き込みやリタッチの方法、うまく書き込むコツなどを紹介しています
魂の叫び「GENKORYO AGETE!」を再現しよう!
高橋昌也氏のボールといえば「GENKORYO AGETE!(原稿料上げて!)」と最も目立つ部分に書き込まれた魂のマーキング
作例再現において非常に重要なポイントですので、位置の決め方や書く順番なども詳しく解説しております
HJメカニクス17をよろしくお願いします!
というわけで1/144ボールでした♪
ラッカー系塗料での手書きマーキングにチャレンジしてみたい!というモデラーさんの手助けになれば幸いです
こちらの記事は「HOW TO BUILD GUNDAM2」と一緒に読み進めることを前提とした記事なので、ぜひ! 2冊合わせてご覧ください。
HJメカニクス17をよろしくお願いします♪
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