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ダンボール戦機の思い出。傑作キットドットフェイサーを成型色をいかしたウェザリングで仕上げる!ダンボール戦機 LBXの教科書2掲載作例

 こんにちは!!! プロモデラー林哲平です。

 押入れを整理していたら、ダンボール戦機ウォーズのドットフェイサーが出てきたので撮影してみました。

 『ダンボール戦機』は自分にとってはめちゃくちゃ思い入れのあるシリーズなんですよ。

 シリーズが続いた3年間、ず~っとホビージャパンで毎月のようにHOWTO用の作例を作ってましたからね。

 読者さんが結構参考にしてくれて、「あ! これ自分がしたHOWTOの方法取り入れたのだ!!!」みたいな作品をいろんなところで見て、ニマニマする毎日でした(笑)

目次

成型色を活かしたウェザリング仕上げでここまで変わる!!!

 このドットフェイサーはホビージャパン刊「ダンボール戦機 LBX製作の教科書2」にて、ウェザリングHOWTOの教材として製作したものです。

 この時代はキャラクターモデルのウォッシングに必須となるGSIクレオスのウェザリングカラーがまだ発売前で、プラの劣化をふせぐためにタミヤアクリルカラーでウォッシング。

 今では当たり前になりましたが、当時はまだキャラクターモデルにはあまり取り入れられていなかったスポンジやドライブラシを使ったチッピングを施し、パステルで汚しています。

 バトルダメージは半田ごてによるもの。

 ウェザリング前提なのでキット付属のシールは使わず、LBXマーカーやタミヤエナメルカラーを使って部分塗装しています。

 かなり短期間で製作したのですが、とにかく評判が良くて驚いたのを覚えています。

 今思えば、ウェザリングでの成型色フィニッシュが一般的になっていく時代とマッチしていた作例だったのかもしれません。

LBXは素晴らしい!!!

 というわけでドットフェイサーバトルダメージ仕上げでした。

 今思い出してもLBXはプラモデルとして素晴らし出来栄えでした。

 共用フレームにしっかりとした可動範囲、パーツ交換が無限大の抜群すぎるプレイバリュー。

 なによりもレベルファイブの作品だったこともあり、子供絶大なる人気を誇ったこと。

 当時は模型店でダンボール戦機のプラモデルが飛ぶように売れましたからね。

 最盛期のアキレスD9やオーディーンMk2は50万個くらい出荷してたって話ですし。

 シリーズ終了からしばらく経ちますが、ダンボール戦機で模型界に入ってきたヤングなモデラーがそろそろ台頭してきて、私なんかが思いもよらないすごい作品を作ってくれるんじゃないかな~ と期待しています(笑)

 若い人にはまだまだ負けたくないけど、自分のHOWTO見ながらプラモ作ってくれた若いモデラーに負けるのが一番負けがいがあるかも♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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