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ガンプラの写真を撮るとき絶対必須なバック紙の選び方を徹底解説!模型雑誌編集部でプロカメラマンの撮影をいつも見ているプロモデラーが教える初心者が間違えないバック紙はこれだ!!基本は「ホワイト」「ブラック」「グレー」を選ぶべし!!!

 こんにちは!プロモデラー林哲平です!

 ところでみなさん、ガンプラを撮影するとき、バック紙って敷いてますか?

 これを敷いているだけで、グンとプロっぽいかっこいい写真になるのは模型雑誌やSNSのガンプラ写真を見るとわかってもらえると思います。

 でも、最初にどのバック紙を選んだらいいのか? となるとちょっと悩んじゃいますよね。

  暗い色か明るい色かで作品の印象がガラリと変わってきますし、扱いやすさも変わってきます。

  今回は最も基本的なバック紙である、黒、白、グレーについて解説します。

目次

最初に選ぶバック紙は彩度の無い色を選ぶ!

 バック紙でまず最初に持っておくべきなのは、白、黒、グレーの無彩色のバック紙です。

 なぜ無彩色がいいかと言うと、赤や青で、かつ鮮やかで彩度の高い色だとバック紙の色味がガンプラに写り込んで、元の色から大きくイメージが変わってしまうんです。

 高等テクニックとして、あえて映り込みを考慮して撮影する、なんて状況も見たことはありますが、初めての場合、基本は無彩色を選んでおくのが安全です。

高級感を強調する黒バック!

 SNSでの見栄え抜群な黒バック。

  黒バックは余分な光を吸収するので、作品の彩度を際立たせる効果があります。

  特に赤、青、黄、白はとにかく黒の中だと鮮やかに見えます。

  白は多少グレーかかっていても、純白に近い白に見えるようになります。

 ガンダムを塗装で純白に発色させるのは非常に難しいので黒バックに頼るのはかなり効果的です。

 個人的に黒バックで最もオススメな色はレッドとゴールド。

 この二色はとにかく黒だとものすごく映えるので、百式とかサザビー作ったらぜひ黒バックで撮影してみてください♪

清潔感抜群!クリーンさが際立つ白バック!!!

 ガンダムウェポンズでおなじみの白バック。 清潔感のあるクリーンな写真となり、1/100以上の大型モデルだと自然な影により立体感を強調することができます。

  かっこいい反面、ライティングが難しく、また白は実物より若干グレー寄りに見えるので一切の誤魔化しが効かないバックでもあります。

 ちなみに、白バックはウェザリングした模型がすんごく映えるバックでもあります。

 周りが白くてクリーンなぶん、汚しがより強調されて見えるんですよね。

初めての人にはこれ!安定のグレーバック!

 そして!何よりも初めてバック紙使って撮影する初心者にオススメなのがグレーバックです。

  白と黒のいいとこどりで、ライティングしても照り返しや不自然な影が目立たず、作品の色をニュートラルに見せることができます。

 私もグレーバックを愛用しています。

 昔はHOWTOはグレー、完成品はホワイトと使い分けていたんですが、バック紙を変更するのが面倒なのと、グレーがあまりに便利なので最近はもうずっとグレーを敷きっぱなしです(笑)

  ライティングが楽なので、たくさんの写真を早くいっぱい撮れるのもポイントです。

 欠点はもやっとした色の宿命か、どうしても写真が地味になりがちなところでしょうか。

バック紙!と言いつつ、オススメなのは塩ビシートです!

 「それでバック紙って何買えばいいの?そんなでっかい紙どこに売ってるの?」

 って、当然思いますよね。

 ホビージャパンだと撮影用バック紙というと四六判のタント紙を一番よく使っており、これは東急ハンズなんかで購入することができます。

 ですが、紙ってどうしても折れたり、汚れたりするので寿命が短いんですよね。

 そこでオススメなのが撮影用の塩ビシート。

 頑丈で折れ曲がったりすることもなく、ウェザリングしたプラモを置いて汚れても、エナメル溶剤なんかで綺麗に拭き掃除できるのが素晴らしいところ。

 初めてバック紙を買うなら、撮影用塩ビシートの白、黒、グレーを揃えておくのが一番失敗が少ないですよ♪

でもやっぱり一番好きなのは白バック!!!

 というわけで撮影バックの解説でした。

 ちなみに私は白バックが1番好きです。

 私が模型雑誌に初めて触れたのはガンダムウェポンズ2で、思い入れが強すぎるんですよね〜

  バック紙変えるだけで作品の印象が見違えることがあるので、いろいろ試してみてくださいね♪

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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