こんにちは。プロモデラー林哲平です。
今回は去年の夏、最初に製作したケルバーダイン「バテス」を紹介します。
ケルバーダインについてはこちらに詳しく解説しています♪
大人の夏休み自由工作!
このバデス、製作のきっかけは近所で開かれていた清掃活動でした。
久しぶり、高校生以来のゴミ拾いです。張り切ってゴミを拾い集めまくっていたのですが……
冷静にいろいろなゴミを眺めてみると、一つ一つが独特な形をしていてなんとも面白い。これは組み合わせれば面白いものが作れるかもしれない!
と夏休みの自由工作的なノリで作ってみたのがこの「バテス」です。
4面図!
製作途中写真を紹介します。
まずは4面図から。
胴体の構成!
胴体正面は壊れていたマウスの外側を基本に、メントールリップのケースと目玉クリップ、チャッカマンで構成。
第二次大戦のドイツ軍駆逐戦車がモチーフです。
チャッカマンの柄は砲身としてセット。
ご丁寧に先端にはマズルブレーキ風の穴が開いていたので大砲パーツとしてピッタリです。
胴体後部。削れなくなったタイラー2本を芯に、洗剤のフタ、レンガのかけらなどで周りを囲い込むように構成。
胴体後部左側面には瞬間接着剤のフタを砲弾に見立てて配置しています。
正面に大砲が付いたぶん、背中が寂しく感じたので歯ブラシを2本をスタビライザー風に配置しました。
これがつくとグッと指揮官機っぽくなります。
腰部の構成!
腰は大型の商品を買い物したときにもらえる取っ手を2つに割り、目薬のケースに接着して構成。
腰の上に付いている透明パーツはマウスのセンサーです。
リアアーマーはマウスの本体パーツとコンビニ弁当の先割れスプーンより。
アクセントとしてプルタブを2つ配置してみました。
脚部の構成!
脚部は100円ライターと目玉クリップを組み合わせ、足首には洗濯バサミの片側を使用。
関節部にはペットボトルのフタをゾイドのキャップ風にセットして動きを演出しています。
股間への接着は隙間が大きく開いたので、家の前で拾った石を隙間に詰め込んで強度を上げてみました。
腕部の構成!
左腕はコンビニ弁当のスプーンと奥さんに貰った女性用カミソリ、洗濯バサミで構成。
洗濯バサミは簡単にゴツめのマニピュレーターを表現できるのでとても便利です。
右腕はチャッカマンの内部パーツにアイスのバーを接着して製作。
これは火炎放射器という設定で、アイスのバーは冷却放熱板ということにしておいてください。
バーの先端につくターゲットサイト状のパーツはハンガーの切れはしです。
塗装レシピ!
全体にMr.メタルプライマーを塗り、さらにMr.プライマーサーフェイサーを塗装してしっかりと下地をととのえます。
これはプラモデルと違って素材がバラバラのため、普通のサーフェイサーを吹くだけでは塗料が簡単に剥がれてしまうのです。
全体にMr.カラーGXのウィノーブラックを吹き、ガンダムマーカーのシルバーで部分的にドライブラシ。
真っ黒だと地味すぎるので、左肩を下地クールホワイト(50%)+ハーマンレッド(50%)で調色したピンクに、モンザレッド(70%)+マルーン(30%)を上掛けし、レッドショルダー風にアクセントとしてみました。
次回は完成体の紹介です。
ケルバーダインを応用してジオを製作しました!
このケルバーダインの製作で培った技術を応用して、100円ショップの素材だけで小林誠版ジオを製作しています。
こちらもぜひ見てくださいね♪
コメント