こんにちは。林哲平です。
今回は4体目のケルバーダイン、「KDD-04ブリアード」の製作途中写真を紹介します。
ケルバーダインについての解説はコチラ。
春はプラモの季節だ!
春爛漫ですね~♪
いや~温かい。
温かいのはいいですね。
モデラーに優しい季節の到来です。
冬場は徹夜で塗装していると、エアブラシを持つ手の感覚が消失したり、パテや塗料がいつまでたっても乾かなかったりと厳しいですからね。
でも北海道出身のプロモデラーさんは結構多いので、模型への情熱は雪をも溶かすのかもしれません。
話がそれました。というわけでケルバーダイン第四弾、「KDD-04ブリアード」の製作途中写真です。KDDのDはドッグのD、つまりドッグタイプのケルバーダインなわけです。
前作のオーヴォルは結構格好良くまとまったかな~とお気に入りの作品となったのですが。
凝りすぎた結果、パーツ数がバテスの倍以上になってしまいました。
もちろん製作にもかなりの時間がかかり、ケルバーダインの醍醐味?でもある「マッハでさらっとストレス無く作る」からはかけ離れてしまうことに。
なので今回のブリアードはさらっと作るをモットーに構成しています。
4面図!
ブリアードの胴体には奥さんが経営する伝統工芸店「はりこのはやしや」の商品である「うん、うん、うなずき草子シリーズ」の首振りの犬の首の失敗作を中心に据えています。
実は我が家にはこういう「商品にはならなかった張り子の部品」というものがけっこう転がっています。
私の目ではとてもよくできていて、どこが失敗しているのか全然わからないのですが、奥さん曰く、「ダメ!!! すこしでもいいものをお客さんに届けないと!!!」と言って夜遅くまで作業しているのです。
私もプロモデラーという職業柄、モノづくりにはこだわるタイプですが、本物の職人のこだわりというものは凄いものだなあ……と日々関心です。
ただ失敗作といって捨ててしまうのも忍びないので、こうしてケルバーダインの部品として活用させていただく運びとなったわけです。
胴体の構成!
胴体は犬張子の首を中心に、上側は結婚式場のホテルで貰った使い捨てのクシと洗濯バサミでトサカっぽく構成。
胴体正面はジュースのフタといちごアイスのケース?らしき物体を接着し、真ん中にVHSの内部に入っていた金属板を組み付けています。
顔は現段階では仮面ライダーファイズに激似ですね。
脚部の構成!
足はMr.カラーGXのクールホワイトの瓶と洗濯バサミ、髭剃り替刃のケースを組み合わせてローラーダッシュでグイングイン走りそうな感じの構成としました。
やはりドッグタイプといえばグライディングホイールは欠かせません。
左腕の構成!
左腕はインクが切れたマーカーのキャップを組み合わせて指先風4連装マシンキャノンとしてみました。
マーカーのキャップは面白い形をしているので、さまざまな所に応用が効きそうです。
右腕の構成!
右腕はパイルバンカー風の構成。
トイレットペーパーの芯にペットボトルの先端部分、
道で拾った謎の緑フタ風パーツとゼリー状瞬間接着剤のフタを組み合わせて製作しています。
背面の構成!
背面。いろいろなものを噴出し、ダッシュでぐお~と進むイメージなので何かを出す筒分を多めにしてみました
。アルテコSSP-HGのパウダーケースとデザインナイフの替刃ケースなどで構成しました。
サクッと作るのもいいね!
さくっと作ったわりになかなか上手くまとまりました。
模型製作には勢いが欠かせませんね。
さてこれからどう塗装しましょうか。
次回、完成編へと続きます♪
ケルバーダインを応用してジオを製作しました!
このケルバーダインの製作で培った技術を応用して、100円ショップの素材だけで小林誠版ジオを製作しています。
こちらもぜひ見てくださいね♪
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