こんにちは。
あ~ホットロッドのアメプラ超作りて~ と最近不穏なことばかり考えている林哲平です。
前回のボディ工作編はコチラ
メタリックブルーを美しく塗る!
ダッジ・ラムVTS、やっと塗装にこぎつけました。
正直表面処理してる最中は永遠に塗装なんて出来ないんじゃないか? って思ってましたからね。
ダッジ・ラムVTSのカラーリングは鮮やかなメタリックブルー。
メタリックカラーの輝きを最大に引き出すため、下地にガイアノーツのアルティメットブラックを塗装して下地作り。
カーモデルだとメタリック塗装でも下地に黒を吹かないのが一般的のようですが、少しでもショーカーらしい派手な仕上げとしたいので黒下地としました。
ワイパー周りは研ぎ出し後にフラットブラックで塗装する部分。
細かいディテールが多く、クリアーを厚吹きするとディテールが潰れてしまうのであらかじめマスキングしています。
メタリックブルーはいろんな色を試してみましたが、結局タミヤのマイカブルーに落ち着きました。
メタリックの粒子が細かく、仕上がりがキレイなんですよね。
缶スプレーからビンに移し替え、ガス抜きをしてからレベリングうすめ液で希釈。
色ムラにならないように、5~6回に分けて塗装しています。
あ、マスキングテープが貼ってあるのは貼ってない、素の状態を撮影し忘れたからです♪
レーシングストライプを塗装する!
アメ車の塗装で欠かせないポイント!!!
レーシングストライプの塗装に入りたいと思います。
キットにはデカールも入っていますが、ボディを徹底的に修正したので当然デカールも合わず。
ただ、このレーシングストライプを真っ直ぐにビシ!と決めるのって結構難しいんですよね。
塗装の様子を順番に解説してゆくので、レーシングストライプが上手く塗れない!!! という人はぜひ参考にしてください。
まず、本体色の塗装が終わった後に一度全体にExクリアーを吹き、本体色を保護します。
これによりマスキング漏れした塗料が本体色を侵すのを防ぎ、リカバリーも簡単になります。
続いてボディの中心にデカールから採寸した幅3㎜の中心線をマスキングテープで貼ります。
こうの中心線がズレてしまうと全てが台無しになってしまうので慎重に貼っていきます。
私はボディやルーフ、バンパーやボンネットの裏側中心部分に鉛筆で塗装前からアタリを書き込んでおき、それをガイドにして貼りました。
続いて8㎜幅に切り出したマスキングテープを左右に貼り、その外側を細切りのマスキングテープで覆います。
長めに切ったマスキングテープで一気にマスキングするのがキレイにマスキングするコツです。
場合によってはタミヤのマスキングテープではなく、最初から細めにカットされているゴム製の粘着力が強めのマスキングテープを使うのもアリですが、よく剥がすときに塗膜を持っていかれるので私は怖くてなかなか使えないんですけどね。
ま、今ではクレープ紙マスキングテープというもの凄い便利アイテムがあるんですが、このときこの存在を知っていれば、どれだけ楽だったかと思いますね〜♪
意外と想定外のマスキング漏れがあったりするので気をつけましょう。
ボディの裏側からミストが吹き込むことも多いのでボディ裏側もしっかりとマスキングしておきます。
レーシングストライプにあたる部分のマスキングテープを剥がしてマスキング完了。
塗装する前にマスキングテープが浮いているところが無いか一度チェックしておくと安心です。
ガイアノーツのEXホワイトでレーシングストライプを塗装します。
Exホワイトは隠蔽力が強い色ですが、それでも一気に塗ると溶剤成分が下地を侵したり、マスキングテープの中に塗料が染みこんだりとろくなことがありません。
塗装→乾燥を繰り返しながら、少しずつ発色させていきましょう。
私は今回3時間ほど、6回くらいに分けてExホワイトを塗装しています。
マスキングを剥がしたら、1日ほどしっかりと塗料を乾燥させてからマスキングテープを剥がします。
ホワイトのラインのフチは塗膜の厚みでかなりの段差ができているので2000番紙ヤスリでそっと段差をなでてなだらかにしておきましょう。
最終的には研ぎ出しで平滑にするので、この時点で段差が完全に消えるくらい削りこむのはオススメしません。
削り過ぎるとせっかくキレイに塗装したレーシングストライプのラインがぼやけたり、下地まで削り込まれてしまって最初からやり直し!!! という悲劇を呼びかねません。
ボディ基本塗装完成!
やはり塗装で再現するとビシっと決まりますね。
さ、次晴れの日が来たらクリアーがけしよ~♪
次回、クリアーがけ&研ぎ出し編です!
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