こんにちは!プロモデラー林哲平です。
自分だけのカッコイイガンプラを思いのままに作るミキシングビルド。
でも、ついパーツを盛りすぎてしまい、さあ立たせよう!とすると……
「あれ?全然立たない!」
ってことありませんか?私はしょっちゅうありますw
今回はそんな「立たない!」というときどうすればいいのか?
というアイディアを提供したいと思います!!!
立たないときは第3の足で自重を分散してみよう!
こちらはホビージャパンMOOK「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 鉄血のガンプラ教科書」掲載のガンダムキマリスグリモワール。
背中にグレイズアインの足から作った巨大アームを背負っているので、とにかく倒れやすいんですよね。
まあ、ちょっとの時間ならともかく、長時間の展示や、もし地震とかきたらあっさりと倒れちゃうのは確実なわけで。
ここで転倒対策としてとったのがアウトリガーで「第3の足」をつけること。
足は2本だと倒れやすいのですが、3脚になると安定感が抜群に向上し、一気に倒れにくくなります。
デザイン的にも巨大な武器なんかを持たせておけば、武器を振り回したり、発射の反動で機体が浮かないように地面にしっかり固定するもの、という説得力も持たせることができます。
ついでに足首やカカトを大型化しておけば設置面積も増え、より安定性が向上します。
とはいってもベース固定が一番!!!
とはいっても、やっぱりべースつけて空中固定が1番楽なんですけどね。
「地上で戦う」のようなその機体のイメージ的に空中固定が似合わないときや素立ちの固定ポーズで見せたいときは第3の足作戦は有効ですよ。
これは私のオリジナルでは無く、大昔のホビージャパンのHiνガンダムの作例から学んだものです。
Hiνガンダムを初めて立体化されたは伝説のプロモデラー、菅義弘氏です。
Hiνガンダムって背中のファンネルが重くて、これがプラモならいざ知らず、ポリパテやレジンを使ったスクラッチモデルを自立させるってすごく難しいことなのですが。
なんと、管氏はプロペラントタンクを伸ばし、それをつっかえ棒にして自立させていたんですよ!
これは素晴らしい、と私もパーツを盛りすぎて立つのが難しくなったときは、迷わず第三の足を追加するようになりました。
尻尾や長いプロペラントタンクなど、アイディア次第でいろんなことができるのでぜひ試してみてくださいね♪
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