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ミニタリーMSの最高峰、近藤版MSを伝統的AFVテクニックを駆使して新生する!1/100近藤版ギラドーガ。「HJメカニクス05」「ガンプラ凄技テクニック機動模型超級技術指南」掲載作例。

 こんにちは!プロモデラー林哲平です!

 「究極の作例を作る」をテーマに予算、時間、手間など全てのリミッターを解除して思いのままにガンプラを作るホビージャパンメカニクスの連載企画「林哲平の機動模型超級技術指南」

 HJメカニクス05号掲載の第5回は「1/100 近藤版ギラドーガ」!

 今回は近藤版MSのアイコンとも言えるギラドーガを題材に、近藤版プロポーションの追求からAFVモデル風ディテーリング、三色迷彩まで徹底解説しています。

目次

近藤版MSを知っていますか?

 1980年代後半から90年代初頭にかけて『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の時代は現実の兵器をイメージを大きく取り込んだミニタリーテイストがガンダム世界を席巻していました。

 立体の世界でも同じで、小林誠氏のミニタリーテイスト路線を引き継ぐ形で登場した近藤和久氏の描く「近藤版MS」は長いスカートアーマーにずんぐりした体型、ツェメリットコーティングや鋳造表現など第二次世界大戦の血と硝煙にまみれた兵器がMSに生まれ変わったかのようでした。

 オイルの血が流れる生きた兵器の躍動感を備えた近藤版MSたちはたまらなく魅力的で、数多くのモデラーたちを虜にした一世を風靡する大人気となったのです…… 

 というのはこのブログを見ている熱心な近藤ファンならご存知ですよね? 

 重量感あるスタイルにアレンジされたギラドーガやサザビー、そして近藤氏のオリジナルデザインによるゴブリンやゲードライ、グスタフシリーズなどは今の目で見ても全く遜色のない、「兵器としてのMS」として完成度の高いデザインで、もう私は好きすぎて好きすぎてたまらないんですよね!

 この連載そのものも、合法的に超かっこいい近藤版MSを最大コストで徹底的に作るために始めたと言っても過言ではありません!

 それでは近藤版MSの製作ポイントを大紹介していきますよ〜♪

近藤版MS独自のプロポーションを追求せよ!

 近藤版MSは独特なプロポーションが特徴です。

  記事ではMGとHG、異なるスケールをミキシングし、手取り早く頭部を小型し特徴を出す方法などを紹介。

  総合的な近藤版MSのデザインポイントを徹底解説しているので、理論上これを読めばストライクフリーダムだろうがターンエーだろうがどんなMSでも近藤版にすることが可能となりますよ♪

近藤版MSにはMG42を持たせろ!

  近藤版MSといえばMG42、MG42といえば近藤版MSです。

 ジオン系MSにこれを持たせるだけで近藤版に見えるくらい、近藤度が急上昇するアイテムなんですよ!

 作例ではドラゴンの1/6アクションフィギア用のものを使用。

  たまにキットで売られていることがあるので、近藤ファンなら見た瞬間即買いしとくのがオススメです!!!

 ああ、なんで私は昔10本くらい買って置かなかったんでしょうか……

 ちなみに今回使用したMG42は10年以上前に元スケールアヴィエーションの初代編集長であり、長年ホビージャパンでスケールモデルを担当していた望月氏に「いつか絶対使うから!」ねだりまくっていただいたもの。

 望月さん、やっと使えました! ありがとうございます!

近藤版に欠かせない鋳造表現はラッカーパテで!

 近藤版MSといえば鋳造表現です。

 砂型に融解した金属を流し込んで成型する鋳造はザク系MSのミニタリー表現として第一次ガンプラブーム当時から存在する伝統ある技法。

 今は専用素材とかもありますが、今回は当時の雰囲気をより忠実に再現するために伝統のタミヤパテでの鋳造表現を徹底解説。

 私にはこれが一番ですね♪

近藤版MSといえばツェメリットコーティング!

 ツェメリットコーティングといえば近藤版、近藤版といえばツェメリットコーティングですよね!

  近藤ファンには欠かせないテクニックであるツェメリットコーティングの方法は最も優れた表現であるエポパテとローラーを使った方法をバッチリと解説!

  パテで全体が隠れるんで、精度無視して形状を大幅に変更できる誤魔化しの技法としても優秀なんですよ♪

近藤版MSの動力パイプはスプリングだよね!

 近藤版MSといえばスプリングパイプでの動力パイプは欠かせません!

 記事ではスプリング動力パイプに上手にたわみをつける方法を解説しています。

  そのまま使うとピン!と張って変になっちゃうので、中に芯通すのは必須なんですよね♪

近藤版といえばパンツァーファウストでしょ!

 近藤版MSにはパンツァーファウスト持たせたいですよね!

  MS用のシュツルムファウストは小さすぎるので、MSが本物の人だった場合の比率で自作する方法を解説。

  あと、近藤版MSって4本指なんですよね。

 この辺りの細かいポイントに気をつけておくと、ググンと近藤度が急上昇しますよ♪

近藤版MSなら固定ポーズのヴィネットでしょ!

 近藤版MSといえば当時の作例のようにベースに固定してヴィネットにするのが一番です!

 というわけで最近AFVモデラーに流行している自然木を使ったベース作りやグランドワーク。

 重量がある近藤版MSをがっちり固定しつつ、カッコよくポージングする方法などを詳しく解説しています♪

 なお、ベースの詳しい製作法はこちらの記事にまとめていますのでぜひ読んでみてくださいね♪

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近藤版MSは途中写真でもカッコいい!

 ヴィネット仕立てにし、塗装する前の状態。

  記事では固定モデルならではの、キットの関節に依存しない、よりダイナミックなポーズをつける方法なども解説しています。

近藤版MSなら三色迷彩でしょ!

 近藤版MSといえば三色迷彩ですよね!

  記事では迷彩をあまりしたことがないよ!という人向けに、MSにフリーハンドの迷彩を施す方法を解説しています。

  迷彩って実はすんごい簡単なので、ぜひいろんな人にやってもらいたいですね♪

近藤版ジオンマークは手書きが一番!

 近藤版MSといえば特徴的なジオンマークが欠かせません!

 昔はコトブキヤから「はるちゃん」というガンプラ用デカールが販売されており、近藤版ジオンマークはその中に入っていたのですが、今は流石に手に入らないので手書きする方法を解説。

 当時の作例でも結構手書きしてましたし、このジオンマーク、いい感じに描きやすくデザインされているので、手書きマーキング入門には最適の形してるんですよ!

近藤版ギラドーガは前期と後期で大きく違う!

 近藤版ギラドーガといえば鎌田勝氏が原型を作ったご意見無用ファクトリーの超かっこいい1/220キットがみなさん真っ先に頭に浮かぶと思いますが、今回はあえて近藤氏の描いた初期の画稿に合わせて製作しています。

 鎌田氏のギラドーガも超好きなのですが、初期デザインの方が近藤版MSの特徴がより強く出ており、HOWTOを見た皆さんが真似しやすいと思いこちらの方にしています。

 なので今回は近藤版ギラドーガ初期型で、4号戦車でいえばD型ぐらいだと思っていただけると嬉しいです♪

近藤版MSでガレキ童貞を7歳のときに卒業した思い出!

 私、近藤版MS大好きなんですよ。 7才のときコミックボンボンのガレキ紹介コーナーで近藤版MSのゴブリンを見て一目惚れ。

  懐かしの文字しか載ってないBクラブのカタログを取り寄せ、全財産をはたいて買って以来もう大ファンなんです♪

 当時は宅急便だと1700円ぐらい送料を取られる時代で、小学生の自分にはとてもじゃないけれど払えないので郵送で購入したのですが、到着まで2ヶ月くらいかかった記憶があります。

 小学校から帰るたび、

 「お母さん!ゴブリン来た?」

 とあまりにゴブリンゴブリン言いまくっていたてたのでいまだに母に言われるくらいです(笑)

今こそ、近藤版MSを再興すべきとき!

 というわけで少々暴走気味でしたが、近藤版ギラドーガでした♪

 人気を博した近藤版MSですが、ガンプラのメインユーザー層がSDガンダムを支持した低年齢層に移行。

 TVシリーズもG、W、Xと宇宙世紀から離れたことにより、模型誌でもミニタリーテイストのガンプラ作例はすっかり姿を消してしまいました。

 しかし、また時代は変わりました。

  現在、ウェザリング系マテリアルの進化やAFVモデルが大量にリリースされたことによるミニタリーパーツの充実により、近藤版MSを作りやすい下地がブーム時代以上に整ってきたのです!

 現在のガンプラシーンは「いかに設定を再現するか」よりも「いかに人目を引くオリジナリティの高い作品を作るか」が重視されています。

 長いスカートアーマーやツェメリットコーティング、鋳造表現に迷彩などわかりやすいポイントの多い近藤版MSはその選択肢として最適ではないでしょうか?

 このHOWTOで紹介した近藤版ルールを押さえればどんなMSでも「近藤版」にすることが可能となります。

 ぜひとも自分だけの「近藤版MS」を作ってくださいね。

 GO AHEAD!!!

近藤版ギラ・ドーガ、いっぱい作っています!

 と、そんな近藤版ギラ・ドーガですが、私大好きすぎて、最近は年に一体くらい作っています。

 こちらの二体の作例はガンプラ初心者でもお手軽に近藤版MSを楽しめるように構成していますので「俺も近藤版になるぜ!」という同士はぜひこちらも合わせて読んでみてください!!!

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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