こんにちは!プロモデラー林哲平です!
最近だとプラパーツのものも多いですが、ガンプラの首ってポリキャップと共用ランナーにくっついていて、ポリパーツになっているものがほとんどですよね。
普通に素組みするだけなら問題ないですが、全塗装で仕上げるとなるとポリパーツって塗装が乗りにくいのでどうしても首だけにネックになる部分なんですよね。
そこで今回はホビージャパンの作例でよく使われている、ポリキャップの首をプラ板で覆って塗装可能にする方法を解説していきますね♪
ポリパーツを削る!
そのままの首パーツにプラ板を貼ると太くなりすぎてしまうこともあるため、まずはデザインナイフでプラ板の厚みぶんを削ります。
今回は0.5mmプラ板を使うので、大体0.5mmくらい。
とは言っても、大体の目分量で大丈夫です。
私もいつも目分量でやってます(笑)
ポリパーツは柔らかいので、うっかり刃を入れすぎてポリパーツを真っ二つにしないように注意しましょう。
削った状態。
先にも書きましたが、ポリパーツは柔らかいのであっという間にこんな感じに成型できますよ♪
プラ板を切り出す!
続いて首をかこうプラ板を切り出します。
まずはプラ板を切り出す幅を定規で測ります。
この感じだと2.5~3mmくらいですね。
タミヤの0.5mmプラ板を切り出して首をかこうプラ帯を作ります。
あ、プラ板切り出す時は必ず金属定規を使ってくださいね。
プラ定規だと刃が食い込んで上手く切れないんですよ。
切り出した状態。
一発で上手く行かないことも多いので、上手に切り出せるまで何度か練習してみてください。
余裕を持って長めに切り出しておくと後で足りなくなることがありませんよ♪
プラ板を接着する!
プラ板を切り出したら接着していきましょう。
プラ板を削った首部分にこのように設置して、低粘度速乾タイプの瞬間接着剤を流し込んで固定します。
正確に言うとポリパーツをプラ板は接着剤では完全固定できないのですが、瞬着だど力を入れなければ大丈夫くらいな強度くらいなら固定できるんですよ。
あ、もちろんベリっといくことも多いので、何回かチャレンジしてくださいね。
私もいつも2、3回失敗してます(笑)
はみ出した部分をニッパーでカット。
そして先の作業を繰り返して、首のポリパーツを完全に囲います。
囲ったらプラ板同士がポリ首の周りで接着されていることになるので、外れなくなるわけです♪
はみ出した部分をデザインナイフで整えて。
さらに紙ヤスリでしっかりと形を整えてやれば!
はい!プラ板で囲った首の完成です!
「ポリキャップの露出が気になる!」
「首は目立つのでしっかり塗りたい!」 という人はぜひ参考にしてくださいね♫
とは言っても面倒臭い!と言う人は無理やり塗ってしまおう!
と、いいつつも首を囲うのは面倒なんですよね。
なので、実は私はオーダーで「首はプラ板で囲って」と言われない限り、ポリ首を塗って使ってます。
もりろん裏側の肉抜き穴も面倒なので埋めません。
ほとんど見えないですからね♪
塗料が剥がれやすいポリパーツにどう塗装するかと言うと、自動車用のバンパープライマーをポリ首に塗り、上から無理やりラッカー系塗料で塗装しています。
らいだ〜Joe師匠なんかは水性ホビーカラーの焼鉄色でポリキャップ塗装しちゃいますしね。
このアストレイバイオレンスガイストもポリ首を塗って仕上げてます♪
ポリ首攻略はいろんな方法があるので、ぜひ自分に適した方法を見つけてみてくださいね♪
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