こんにちは!プロモデラー林哲平です。
今回は趣味で製作したオーロラモデルのメタルフィギュア、アルケミストを紹介します♪
秋葉のボークスに行ったらミニチュア熱が再燃!
この前の仕事帰り。
久々に秋葉原の模型店巡りに行ってきたんです。
昔はホビージャパンの別冊、ミニタリーモデリングマニュアルの作例を発注する時期になると山田卓司氏のディオラマ用素材を買い出しに行ったりしてたんですが、最近すっかり足が遠のき、秋葉に行くのは2019年に開催されたホビージャパン50周年祭りぶりでした。
実は最近、子供も大きくなってきて、夕食後にほんの少しだけ、完全趣味でプラモを作る時間が出来まして。
その時間にスケールモデルを作っていたらスケール熱が再燃し、「よし、秋葉のスケールモデル模型店巡りに行くぜ!」と行ってきたわけなんです。
イエサブスケールモデル館→各種レオナルド系列店→と巡り、駅に戻る途中で最近新しくできたボークスホビー天国2になんとなく寄ってみたんです。
そしたら全面にミニチュアペイントを押し出した展示になっており、珍しい海外製のファンタジーミニチュアなんかもズラリと並んでいるではないですか!
展示されていた完成見本はどれもカッコよく、見ていると「塗りたい!ペイントしたい!」というペイントスピリッツがフツフツと湧き上がってきたんですよ!
その日はもう予算分の買い物はしていたので、グッ!と買うのを我慢し、なにかミニチュアを塗ろう!と昔購入していたオーロラモデルモデルのアルケミストを引っ張り出してきたんです。
オーロラモデルFE10アルケミストはどんなキット?
可愛らしい顔が特徴の、日本人好みな美少女ミニチュアを数多く発売している国産メタルフィギュアメーカーのオーロラモデル。
このアルケミストはファンタジーミニチュアシリーズの10番目に発売されたもの。
アルケミストらしく、薬剤を入れているカバンや道具袋、魔法書に魔法の短刀など装備品が多いのでこれを塗り分けるだけでもかなり映えそうです♪
自分の中で第一次ミニチュアブームが吹き荒れていた2013年くらいに、ワンフェスのオーロラモデルの卓でハルバーディアと一緒に購入してたんですよ。
メタルフィギュアは一体成型のモデルが多いんですが、このアルケミストは右腕と結んだおさげの先端が別パーツになっています。
組み立てた状態。
右腕は1mm洋白線で軸打ちしてエポキシ系接着剤で固定。
おさげはつけず、こういうヘアスタイルで行こう!と決定。
なにより早く塗りたいですからね♪
下地塗装は白で!
ガイアノーツのガイアマルチプライマーを吹き、Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ホワイトを塗って下地作り。
女の子は黒下地より白下地のほうが明るく可愛く塗れるというので今回は初の白下地で行きます!
そのままだとディテールがよくわからず、塗りにくいのでシタデルウォッシュのセラフィムセピアを軽くウォッシング。
このあたりの白下地での仕上げは昔ゲームズワークショップのHPから無料でダウンロードできた「シタデルペイント大全」の旧版にすごく詳しく書かれていたのですが、あれってもう入手できないんでしょうか? すごくいい本だったんですが…
完成!アルケミスト!
土日の空いた時間に一気にペイント!
短時間でもとにかく完成させる!を目標にどんどん塗りました。
完成見本を見るとハードルが上がって完成しくなりそうだったので、フィーリングで青髪赤金の豪華スタイルに。
昔、「スレイヤーズ」が好きだったので魔法使いといえば金持ちって印象が強いんですよ(笑)
今回、頑張って瞳を入れてみましたが、とにかく難しい!
面相筆で塗ろうとすると乾燥の早いシタデルカラーは塗る前に穂先が乾いてしまい、どうするか? と考えてた結果、ツマヨウジの先端を削り、塗料を点付けして瞳を入れました。
このあたりはこれからじっくり研究していきたいですね♪
6年前に製作したハルバーディアとの並び。
塗りやすいダークエルフにしたとはいえ、真面目にペイントに励んでいた最後期に塗ったものなので以外といい!
昔塗ったときは「ああ、自分はなんて下手なんだ!」と頭を抱えたのですが、こうして久々に見返して見ると不思議と可愛く見えるのはなぜでしょう?
女の子メタルフィギュアは楽しい!
というわけでオーロラモデルのアルケミストでした♪
私は女性フィギアはあまり得意では無いですし、これまであまり作って来なかったんですけど今回ものすごく楽しめました!
なんというか、「上手に作ろう!」という欲抜きで、純粋に、ただ楽しむためだけに模型を作れたのはものすごく久しぶりな気がします。
いろんなミニチュアを注文しまくってしまったので、しばらく趣味プラはミニチュアでいきたいと思います。
キングダムデスのミニチュア買っちゃおうかな〜♪
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