こんにちは!プロモデラー林哲平です。
今回はリーパーミニチュアのWARLORD14148「Railor of the Unbodied,Ncpls」を製作したので紹介します♪
WARLORD14148「Railor of the Unbodied,Ncpls」ってどんなミニチュア?
「Railor of the Unbodied,Ncpls」はリーパーミニチュアのWARLOADにラインナップされているミニチュア。
私イチオシの原型師であるJ.Guthrie(ジュリー・ガスリー)氏の作品です。
これは幻想屋でジュリー・ガスリー氏のミニチュアを一気に買ったときに購入したもの。
幽霊って個人的にあまり「?」って感じだったのですが、この墓を突き破って出てくる躍動感抜群の造形に一目惚れ。
どうです?この立体機動な動き!
胸があるので、女性の幽霊みたいですね。
幽霊ながら体格がしっかりしており、服の下から浮きあがってくる背骨まで造形されているんですね。
本当に芸が細かい!
ベースに差し込む部分には「J.Guthrie」の刻印が。
メタルフィギュアは原型師の名前がしっかりと刻印されているのがいいですね♪
デザイン上自立しないのでベースが付属しています。
私はミニチュアはベースにしっかりデコレートしたいタイプなので最初からベースがついているのはありがたい!
最近はウォーハンマーの丸ベースばかり使っているので、四角いベースって懐かしくもちょっと新鮮です。
パーティングライン処理はしっかりと!
パーティングラインをウェーブのキサゲナイフで除去してからシタデルサンドでベースデコレート。
ホワイトメタルのバリやパーティングラインでも難なく削れるのでミニチュア製作には欠かせませんね♪
ガイアマルチプライマーを吹いてからMrフィニッシングサーフェイサー1500ホワイトで下地作り。
今回は消しきれずに見逃したパーティングラインが結構多く、サフ吹き→キサゲでパーティングライン消しの作業を2回ほど繰り返しました。
パーティングラインはバリが残っていると完成後結構目立つので、ミニチュア本来の出来を活かすためにもしっかりと成形しておきたいところです。
幽霊はドライブラシで一瞬で塗れる!
と、いきなり完成しちゃいました♪
今回は明るめのグリーンを下地に塗り、明るいイエロー系の色でドライブラシ。
最後にグリーンのウォッシュを全体に塗ると…?
あっという間に出来上がりました!
塗装時間、1時間かかってません。
墓もドライブラシで塗装したので一瞬で塗り上がりました。
まあ、色が明るすぎてファンタジーな幽霊というよりもゴーストバスターズに出てきそうな感じですがこれはこれで良し!
塗装はすべてシタデルカラーを使っています。
それにしても、幽霊ってドライブラシで塗るとこんなに早く仕上がるんですね。
ミニチュアで一番楽なのはスケルトンだと思っていましたが、これは幽霊に軍配を上げるべきなのかもしれません。
顔のアップ。
怨念が籠もりまくりで、苦悶に満ちた表情が凄い!
子供だったら夜夢に出てきそうなレベルです♪
このミニチュア、手の造形がまたいいんですよ。
手や指先というのは立体物の出来栄えを大きく左右するポイントなんです。
ガンプラでも別売り手首を付けるだけで抜群に良くなりますよね?
つかみかかる指の表情が真に迫っており、造形力の高さが伝わってきます。
ドライブラシで仕上げたので服の下から浮かび上がってくる背骨のディテールもバッチリです。
墓石もドライブラシ仕上げ。
霊体が突き刺さっている部分は本体と同じグリーンで照り返し塗装を加えています。
コイツの名前は「ポーリー」だ!
というわけで「Railor of the Unbodied,Ncpls」でした!
昔読んだ子供向けの怖い本で紹介されていた「ボーリー牧師館」に出てきそうなイメージなので自分の中ではコイツを「ポーリー」と命名してます(笑)
なんでボーリーじゃなくてポーリーかって?
それは今ググって「ボーリー牧師館」と知るまで、ずっと「ポーリー牧師館」と思い込んでいたからです(笑)
メタルフィギュアにはこのポーリーのように霊体で空中に浮かんでいる幽霊やエレメンタルのミニチュアがいっぱいあるので、これを作ってからそっち系に興味が行くようになりました。
なによりもすぐに作れそうですし♪
次大量注文することがあればいろいろチョイスしようと思います♪
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