こんにちは!プロモデラー林哲平です。
大型モデルを製作するとき、補強に欠かせない、太めの金属パイプ。
曲げて角度をつけたくても、あまりにも硬すぎて素手では曲げられないんですよね。
そんなときに役立つ工具、チューブベンダーを紹介します!
これを使うと自由自在に、簡単に角度をつけて金属パイプを曲げられるのです!
汎用性はありませんが、ここぞというとき超絶役立ちます♪
太い金属パイプが曲がらない!
ガンプラなどで大型固定モデルを製作するとき、強度を確保するため8〜10mmぐらいの真鍮パイプを私は多用しています 。
これは機動模型超級技術指南の表紙モデルとして製作したジークジオングの骨組みなのですが、見ての通りパイプだらけです。
直線だけじゃなくて、曲げて使いたい部分ももちろんあるわけで ですが……
HGネオジオングの箱より重いものを持ったことが無い私のパワーでは8mm真鍮パイプはピクリともしません!
ふんぬー!!!と無理やり曲げようとしたところ、先に私の手首のボールジョイントが逝ってしまう勢いです。
金属パイプを自由自在に曲げられる「チューブベンダー」!
なんとかならないか?
と、調べてアマゾンで買ったのがこのチューブベンダーです!
本来は配管工事用の工具で、空洞のある金属パイプを自在に曲げて配管するために使うようです。
ですが、模型製作(一部特殊な)にも使えるんですよ! それでは使い方を紹介していきます♪
チューブベンダーの使い方!
まずは金属パイプをセットします。
大抵のチューブベンダーは複数サイズの金属パイプの口径に対応しているので、商品スペックを見て自分が曲げたいパイプをちゃんと曲げられるものを選んでください 。
曲げる角度も表示を見れば簡単に調節できます 。
0表記を支点とし、曲げていきましょう。
ぐい〜っと力を込めて金属パイプを曲げます。
最初ちょっとだけ力は必要ですが、テコの原理で曲げるのでぐいっと余裕で曲がります!
右の曲げるほうの0の目盛りが対応している部分が曲げる角度になります 。
ちゃんと表記されているので、角度をしっかり決められるのがありがたいところです。
金属パイプが曲がりました!
曲げた状態。
手で無理やり曲げるのとは違い、曲げた部分が潰れないのも嬉しいところ。
角度を決められるので、同じ角度で曲げた真鍮パイプを簡単に量産できるのもいいんですよね♪
というわけでチューブベンダーでした!
使い所は限られますが、大型ディオラマや固定モデルを製作する人は持っておくと便利かもしれません。
私は最近、100円ショップの素材を使ってMSをよく作る関係上、使用率が急上昇しています♪
あ、普通〜にガンプラ作るだけならまず必要無いものなので、無理に買う必要な無いので安心してくださいね。
コメント