こんにちは!プロモデラー林哲平です🎵
オーロラ製ゴジラの制作記事、第3回は「工作編」です🎵
下地を塗る!
ます、全身にMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックを塗って下地を作ります。
部分的にかなりプラが薄いところもあったので透け防止に用に塗ったのですが、なんか黒くなると一気にゴジラっぽくなりますよね
さて、キンゴジとして塗るか、完成見本のように塗るのがスタンダードだとは思うのですが
やはり私は魔改造なモデラーですので、普通に塗るのは性癖に反します
というわけで、発光するゴジラつながりということで、「ゴジラVSデストロイア」のデスゴジにしよう!と徳島のゆめタウンでキットを戴いたときから決めていました
Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ホワイトにガイアカラーの蛍光イエロー、蛍光レッド、純色マゼンタを加え、明るいオレンジで塗装し、上掛けする塗料がより鮮やかに発色するように、さらなる下地を作ります
蛍光塗料を塗ってみよう!
このゴジラは夜光仕様なので、やはり暗い所では光らせたいもの
というわけで、アサヒペンの夜光塗料の赤をエアブラシで全体に上掛けします
ブラックライトを当てると……!
想像以上のグロウインザダークに!
夜光塗料、怪獣とかモンスターに相性抜群なんじゃないでしょうか?
サイコフレーム以外にも、いろんなものを光らせられそうですね
とは言っても、1995年のデスゴジの発光部に1964年のオーロラゴジラを合わせるのもどうだろう?
と、思ったので、発行部分はパッケージの完成見本に合わせて、それ以外の部分にブラックを吹き付けました♪
ブラックライトを当てて発光チェック
ブラックを塗った部分は隠れて、夜光塗料を塗った部分のみが光るわけですね🎵
頭部の塗装と仕上げ!
やはりゴジラといえば口の中もぜひとも光らせたいところです
歯をガイアカラーのアルティメットホワイトで筆塗りし、同じくガイアエナメルカラーの蛍光レッドを塗り、はみ出した部分をエナメル溶剤で拭き取ります
これで、口の中もブラックライトで光る…といいなあ
ここでゴジラ全体のツヤをガイアカラーのプレミアムフラットクリアーで消してから、口の中がよだれでテラテラしている状態を表現するため、GSIクレオスの水性ホビーカラーのクリアーを筆塗りしています
パッケージの完成見本も、口の中はテラテラぬめっていますし
パッケージの完成見本で、大変特徴的なのが瞳です
白目部分は赤、そして、黒目の周りの虹彩が、放射状に黄色で書き込まれているんですよね
ここは隠蔽力の高いガイアカラーを使い、ラッカー系塗料の筆塗りで書き込みました
ガンプラ旧キットに手書きマーキングしまくっている経験が活きました🎵
瞳は完成見本では博物館の恐竜の模型のように、ガラスやアクリルのような光沢があります
一度ガイアの蛍光系エナメルカラーで軽くウォッシングして、ブラックライトでの発光を期待しつつ、UVクリアレジンを上掛けし、瞳の光沢感を再現しています
UVクリアレジンは透明度が高く高品質なパジコの「星の雫」を使用しました
台座を塗装する!
雰囲気抜群の台座は、全体をMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックで塗ったあと、グレー系のラッカー塗料で軽くエアブラシで吹付けて
Mr.ウェザリングカラーのマルチブラックでウォッシングし、ラッカー系塗料の艶消しホワイトでドライブラシし、建物の凹凸を強調して仕上げました
ネームプレートはガイアカラーのスターブライトゴールドを塗ったあと、水性ホビーカラーのレッドを塗り、マジックリンで文字にはみ出した部分を拭き取っています
ブラックライトで光るといいな〜と思い、赤い部分にはガイアエナメルの蛍光レッドでウォッシングを施しています
これで塗装は完了!
組み立てたら完成です!
次回、第4回は完成編となります🎵
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