こんにちは!プロモデラー林哲平です!
ところで、ガンプラの外装と一体化しているフレーム部分て塗装してますか?
こういう部分はディテールや塗装支持もなかったりすることが多いのですが、塗り分けると一気にメカニカルな印象がUPし、見栄えも格段に上がるんです。
今回は外装パーツと一体化しているフレームの塗装について解説していきます。
外装と一体化しているフレーム部分てこんなとこ!
MGならほぼ全てのパーツが色分けされていますが、HGだとこのようにフレームと外装が一体化しており、塗り分ける必要のある部分があります。
このナラティブガンダムC装備のシールド裏側とか典型的な部分ですよね。
これはもちろん塗り分けた状態です。
ですが、実はディテールが入っていないけれど、塗り分けると超グレードアップするポイントがあるんですよ!
MGのフレーム構造を参考にして塗装でHGにフレームを追加する!
これは肩内側のボールジョイント。
ディテールも何も無く、普通に作るならばこのままでもいいんですが……
内側をグレーで塗り分けて見ると!
どうです?塗り分けるだけで、そこに内部フレームがあるかのように見えてきませんか?
MGなんかだと、肩アーマー内側にはフレームが入ってますよね?
わざわざディテールを入れなくても塗り分けるだけでOK!
これが塗装によるディテールアップなんです♪
塗り分けは筆でも全然OK!
それでは方法をレクチャーしていきますね♪
これはナラティブCの腰部分。
この内側はフレーム部分なので、グレーで塗り分ける必要があります。
と言っても、方法は簡単で筆で塗り分けるだけ。
完成後触らない部分はエナメル塗料で、可動させたり遊んだりする時に手で触れる部分はラッカーかアクリル系塗料で塗るとで塗るといいでしょう。
塗り分けたらこんな感じに。
内側にフレーム色が入ったことにより、一気にメカニカルな印象となりました♪
塗装で「存在しないパーツ」を作り上げる!
完成するとこんな感じに。
目立たない部分ではありますが、本来なかったものが塗装により追加されることにより、メカニカルな印象が強調され、簡単フィニッシュでも引き締まった仕上がりになります。
実は無いディテールを書いて再現する、というのは何十年も昔からある伝統のプラモテクニックで、昔のホビージャパンを見ると結構あったりするんですよ。
ぜひ、存在しないはずのパーツを、塗装で生み出してみてくださいね♪
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