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GEISAI♯17参加してきました!!! &気になる作品のアフタレポート

 こんにちは。プロモデラー林哲平です。

 2012年9月2日に開催されたGEISAI♯17に参加してきました!!!

 GEISAI♯は30歳以下の若手アーティストのみが参加できるアートイベント

 しかし! 今回だけはその制限が解除されており、若者の中にまじり様々な年齢層のアーティストが参加されていました。

 今回のゲスト審査員は写真家の鈴木心氏

 おなじく写真家の蜷川実花氏。そして…

 『機動戦士ガンダム』を作ったロボットアニメの神様、富野由悠季氏という超豪華メンバーでした。

 まずは会場で気になった作品を紹介していきたいと思います。

目次

風船ドレスのお姉さん!

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 こちらは会場内を歩いていた風船のドレスを来た可愛らしい女性。

 写真撮影をお願いすると、にこやかに答えてくれました。

 着ているドレスよりも、中身のほうが美しい芸術作品ですね。

奈良精機(株)氏の作品!

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 奈良精機(株)氏の作品

 金属素材をボルトとナットのみで組み上げたメカニカルな人体象です。

 ネジ止めされた関節部は全て可動し、人体さながらのポーズも可能だということです。

 使われている金属素材も様々な機械の部品をそのまま使っているとのこと。

 私のケルバーダインと方向性は似ていますが、比べ物にならない高水準の完成度で今回のGEISAI♯17では1番衝撃を受けた作品でした。

真弓俊彦氏の作品!

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 真弓俊彦氏の作品

 一見CGに見えますが、なんとこのドクロはシャボン玉から作られているというのです。

 シャボン玉の上に見える虹色の模様を写真撮影し、その中から特に綺麗な部位を抽出、再構成するという面白い技法が使われています。

 物凄いアイディアだと思います。

 自分では一生かかっても思いつきそうにありません。

田中童夢氏の「Birthday land」!

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 田中童夢の作品「Birthday land」

 赤ちゃんが生まれて来る前の世界をイメージして描かれた作品。

 ダンボールにペンで描かれた幻想的な絵柄が印象的でした。

須貝美和氏の「すぐそばの彼方」!

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 須貝美和氏の作品「すぐそばの彼方」

 色使いがとても温かく、ふわりと包み込まれるような夜を思わせる雰囲気の良い作品でした。

 この色合いを出すために、様々な色を下地に重ねて色彩を工夫しているとのことです。

マノミホ氏の「Lucky fhilip」!

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 マノミホ氏の作品「Lucky fhilip」

 金属を加工して作られた巨大なシーラカンス。1.5メートルほどのサイズでしょうか。

 胴体についているレバーを回すとヒレが連動してキコキコ動きます。

 楽しくて楽しくて回しまくってしまいました。

YASHIKO ITO氏の作品!

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 YASHIKO ITO氏作品

 この絵、なんと黒い和紙をちぎって糊で貼り付けたちぎり絵なんです。

 私の奥さんも和紙を使ったアーティストですが、こんな風に紙を使うこともできるのか! と驚いた作品でした。

関陽氏の作品!

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 関陽氏の作品

 立ち上る朝日と海と波の色合い、そして浜辺とのコントラストが美しく、部屋にこういう絵を飾ったらとてもいい気分になれるだろうなと感じた絵でした。

 黒い影で描かれた釣り人が静かな風景に動きを加えていますね。

佐藤俊恵氏の作品!

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 佐藤俊恵氏の作品

 このカラフルな球体は、全て糊で作られています。

 小学生のときに色付きの糊を固めて遊んだことが作品のルーツだとか。

 糊を使うアイディアも素晴らしいですが、色使いも綺麗だと思います。

奥さんの作品と、会場であった素晴らしいできごと!

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 そして……こちらが奥さんが「紙世ハル」のアーティスト名で出展したブース、「フォークトイアレンジメント」です。

 紙を使った張り子の技術で作られた作品が並んでいます。

 奥さんの作品が大好評で、たくさんの人に注目されていました。

 今回のGEISAI♯ではとても嬉しいことが3つありました。

 一つは受賞こそ惜しくも逃したものの、奥さんの作品が審査員賞にノミネートされたことです。

 こちらがノミネート作品。「チャグチャグ大師」

 閉場前の授賞式では壇上に上がり、動画や記念の写真を撮影されていました。

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 2つは……富野由悠季監督に握手していただいたことです。

 富野監督がいなければガンダムも、当然ガンプラも生まれなかったわけです。

 そうなれば私はプロモデラーになることもなく、今の奥さんとも結婚することも無かったでしょう。

 まさに私の人生に1番の影響を与え、そして今の私を作ってくれた恩人でもあるわけです。

 会場では「富野監督に握手を求めないでください!」とアナウンスされてましたが、みんな握手しに行って、そしてにこやかに握手を返してくれていましたね。

 富野監督の手は大きくてとても柔らかく、「ガンダムを作った手は、こんなにも柔らかいものなんだ」と感激しました。

 そして3つはたくさんの人が作品を見てくださり、いろいろな人と話ができたことです。

 幾多のアーティストさんの作品を直接目にし、作った本人にその場で解説をしていただけるなんてもう最高です。

 GEISAI♯17でフォークトイアレンジメントのブースに来ていただいた皆様、

 そして作品をみせていただいたアーティストの皆様、

 本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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