ペイントとウェザリングでアメリカのミニカー、ホットウィールをマッドマックス風にお手軽カスタムしてみよう!その名もナイトシフターデスロード!!!

 こんにちは!プロモデラー林哲平です!

 今回は2017年に製作した、カスタムミニカー「ナイトシフターデスロード」を紹介します。

 昔のブログからのリライト記事なので、2017年12月29日の気持ちになって読んでもらえると嬉しいです♪

ナイトシフターの燃料タンクってインターセプターみたいじゃない?

 こんにちは。林哲平です。

 「マッドマックス4怒りのデスロード」めちゃめちゃ面白いですよね。

 劇中搭乗する武装した車のぶっ飛びっぷりときたら、もうたまらない!!!

 ですが、何故か玩具などの商品は一切出てないんですよね……

 無ければ作るしかないんですが、ただでさえ作るのが大変なアメ車プラモをあそこまで改造できるかと言えば…… 正直難しいですよね。

 なので雰囲気がよく似たアメリカのミニカーであるホットウィールを塗り替えて、気軽にデスロード気分を味わおうというのが今回のお題です。

 となると悩むのが車両の選定。

 マッドマックスシリーズに登場する車は一番新しいものでフォード・ファルコンXBですから、選べるとなると1970年くらいまでのアメ車がメインになります。

 でも、そのあたりのホットウィールって人気モデルなんで、改造しちゃうのはちょっと勿体なくて勇気がいるんですよね……

 そこで登場となるのがこのホットウィール、ナイトシフターです!!!

 剥き出しのエンジンも格好いいんですが、注目すべきはリアに搭載された大型の燃料タンク。

 これ、マッドマックス2版インターセプターの燃料タンクに似てるんですよ。

 マッドマックスの世界観は文明が崩壊していいるのでてガソリンは超貴重品。

 だから大量に積めるように大型の燃料タンクを装備しているんですよね。

 ナイトシフターもリアに大型燃料タンクを搭載しているんで、これはいい感じに化けるんじゃないかな~ と思いまして。

ナイトシフターってどんなホットウィール?

 今回の生贄となったナイトシフターですが、実車を思わせるスタイリングにクロームメッキされた剥き出しのエンジンと最近のホットウィールオリジナルデザインの謎車の中では抜群に格好いい一台なんです。

 2016年にベーシックカーとしてデビュー。

 ハイパフォーミングレースカーと戦闘機がデザインのモチーフとなっており、ターボチャージャーと燃料タンクは戦闘機から流用しているという設定となっています。

 『ホットウィール情報まとめ』主催の「謎車オブイヤー2016」では堂々の3位に入るほどの人気モデルで、入荷しても一週間くらい過ぎるとまったく見かけなくなるので欲しいならば見かけた瞬間ゲットしておくことをおすすめします。

謎車New Modelsオブザイヤーの結果発表と、僕が買ったモデルオブザイヤー発表w | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア
今年も残すところ本日のみとなりました。 毎年思うけれど、一年ってこんなに短かったっけ・・・? いろいろと思い返すことはありますが、ひとまず先日行われた「謎車New Modelsオブザイヤー」のアンケート結果を発表し、そして誰得な「僕の一年」を振りかえらせてもらおうと思います。 謎車New Modelsオブザイヤー

ガンガン改造していきますよ~♪

 デスロードはスピード勝負。

 ガンガン工作を進めていきましょう。

 まずは電動ドリルでカシメを削り落としてサクッと分解。

 ナイトシフターはダイキャストボディなので、素手で頑張るよりも電動ドリルを使うほうが圧倒的に楽です。

 ホットウィールの加工以外にもいろいろ使う機会があるので、電動ドリルは家に一個あると便利ですよ~

 分解完了。

 ペイントリムーバーを吹き付けて塗装を剥がします。

 ビン入りのほうが安いですが、スプレータイプのほうが気軽に使えます。

 好み次第でどちらを使っても問題ありません。

 ミニカーって塗膜が厚いので、塗装剥がすだけでもディテールがかなりシャープになるんですよ。

 ちなみに塗膜を剥いで表面処理してる写真は撮り忘れました…… m(__)m

 インテリアとエンジンのメッキを剥がします。

 薄汚れた仕上げにピカピカのメッキは似合いませんからね~

 ディテールはエンジン・内装・燃料タンク共にかなりこだわりのある精密なもので、ホットウィールの中でもアタリに入る部類。

 あ、メッキは台所用の漂白剤に浸けると簡単に落ちます。

 「マッドマックス」に登場する車はたいてい窓が全開です。なので完成後インテリアが結構目立つんですよね。

 得にステアリングは成型の都合でマンホールの蓋みたいになっているので、内部がちゃんと抜けているステアリングを他のミニカーから流用しました。

 流用するのはマジョレットミニカーがオススメ。

 新しいのを潰すのは勿体無いので、リサイクルショップなどで売られているチップまみれなボロボロモデルを一台100で購入して使いました。

 内装さえ無事なら問題ありませんからね♪

 ステアリングのディテールアップと共に、シートベルトをマスキングテープの細切りで追加します。

 1/64ミニカーだと、これくらい適当でも塗装すればグッっとリアルに見えてくるのでシートベルト追加はオススメ工作ですよ~

 窓は全開にするので、不必要な部分はニッパーとデザインナイフで切り取っちゃいましょう♪

 残すのはこの部分のみ。

 他の部分をのこしていると、横から車内を覗き込んだときにすごく目立ちます。

 タイヤは本当ならばオフロードタイプのプラホイールを流用したかったのですが、タイヤハウスが小さいナイトシフターには付けられません。

 なのでタイヤ取り用ストックのダッジバンに生贄になってもらい、レッドライン付きのリアルライダータイヤを移植します。

 車軸が短くそのまま流用とはいかなかったので車軸固定用に内径1.0㎜アルミパイプを接着し、車軸は中央で切断してエポキシ系接着材で固定します。

 コツとしてはエポキシ系接着材を固定する車軸の先にちょんとのせ、奥にさしこんで硬化するまでじっと待つ、という感じてしょうか。

 塗装前に仮組みしてバランスをチェック。

 この工程をしっかりしておくと、塗装後の最終組立で意外な部分が干渉してボディが合わなかったり、車軸が歪んでいてタイヤが四点倒立せず浮くなどするミスを防ぐことができます。

 ボディはおもったよりも傷が多かったので、400~600番紙やすりでパーティングラインなどをけずりとったあと、プライマーを吹いてサ―フェイサーを吹き、また傷をヤスリで消してプライマーとサーフェイサーを吹く、を3回ほど繰り返して表面処理しています。

 正直ウェザリング仕上げだと傷はほとんど目立たなくなるので、これはこだわりの部分です。

 紙やすりは目詰まりしにくいタミヤのフィニッシングペーパーを。

 プライマーはホルツのバンパープライマーを。

 模型用のメタルプライマーよりも強力で、塗装の食いつきは抜群です。

 AFVモデラーが大昔の塗装できない素材で成型されたキャラピラを無理やり塗装するために発掘した素材として有名なんです。

 サーフェイサーはGSIクレオスのMr.フィニッシングサーフェイサー1500を。

 今市販されているサーフェイサーの中ではもっともきめ細かく、キズ消し効果も高い最高のサーフェイサーなので、番数などで迷うくらいなら迷わずこれを使いましょう。

塗装とウェザリング!

 ボディはガイアノーツのピュアブラックで塗装。

 フロントグリルとバンパーは同じくガイアノーツのスターブライトシルバーを筆塗りしています。

 それではお待ちかねの汚し塗装です。

 タミヤスミ入れ塗料のブラウンを全体に塗り、部分的に塗料を残しながらティッシュで拭き取ります。

 ウェザリングの基本的なテクニックであるウォッシングという技法です。

 ダイキャストボディなので、プラスチックに使うと破損する危険があるエナメル塗料をなにも考えずにドバドバ使えるのがストレスフリーで気持ちいい♪

 プラボディのホットウィールを汚したいときは、プラを侵しにくい油彩絵具が主成分のMr.ウェザリングカラーがオススメです。

 ウォッシングが終わったら、Mr.スーパークリアーつや消しを全身に吹き付けてツヤを消します。

 マッドマックスの劇中車は強い日差しにより塗料は退色し、全体的にツヤの無い乾いたような質感となっています。

 ツヤを消すだけで、ぐっと劇中車の印象に近づきますよ♪

 インテリアはエンジンと燃料タンクをスターブライトシルバーで、シートベルトはタミヤエナメルのダークブラウンで塗り分け。

 エンジンと燃料タンクもウォッシングしてディテールを引き立てます。

 エンジンの焼け表現はタミヤウェザリングマスターDセットを使います。

 青焼けと赤焼けを付属のバフスティックでこすりつければ一瞬で終わり。

 ウェザリングマスターは表面に付着しているだけなので、触るとすぐ落ちます。

 完成後は触らないようにしておきましょう。

 まあ仮に落ちてもリカバリーは簡単なのでそれほど心配はいらないんですけどね~

 完成したインテリア。

 元々のディテールが秀逸なので、ちょっと塗装するだけで抜群にリアルな仕上がりとなります。

 ホットウィールやアメ車プラモデルはとにかくエンジンの表現が秀逸で、塗装すると機械というよりも「鉄でできた心臓」に見えてきます。

 リアルライダーを汚すのは忍びないのですが…… 本体がボロボロなのにタイヤだけ綺麗、というのは違和感あるのでしっかりウェザリングします。

 ホイール部分にMr.ウェザリングカラーのグレイッシュブラウン塗ります。

 塗料をあえて撹拌せず、底に溜まっている塗料を筆先ですくい、ホイールに乗せていきましょう。

 ゴム部分は溶剤に弱いので塗料をつけてしまわないように要注意です。

 タミヤウェザリングマスターAセットのサンドでタイヤ部分をウェザリング。

 汚しすぎてレッドラインが消えてしまわないように気をつけます。

 タイヤは意外を手を触れやすい部分。

 ウェザリングマスターの汚しは触るとすぐ落ちるので、ウェザリング後にMr.スーパークリアーつや消しをオーバーコートしてウェザリングマスターが落ちないように塗装で保護膜を作っておきます。

 エポキシ系接着材でクリアーパーツを固定します。

 マスキングテープで仮止めしておくと位置決めが楽です。

 なお、この手の作業で瞬間接着剤は絶対に使わないように。

 不必要な部分にまで流れ込んでしまったり、塗膜を傷つけたり、位置がズレたときのリカバリーが大変だったりとロクなことがありません。

 面倒でも、クリアーパーツの接着にはリカバリーが楽なエポキシ系接着材を使いましょう。

完成!ナイトシフターデスロード!

 塗装したパーツを組み立てたら完成です!!!

 剥き出しのエンジンに巨大な燃料タンクと予想通りにデスロードな仕上がりとなりました♪

 ウェザリングって簡単な割にちょっと工夫するだけで見た目がガラリと変わります。

 ピカピカの光沢仕上げはミスが許されないので神経を使いますが、ウェザリング仕上げならば結構適当に作業しててもそれっぽい仕上がりになるので、ストレスフリーで楽しくカスタムしたい人にオススメです。

 詳細な完成写真は私のミニカーブログ「ディスカウントミニカーコレクション」にて紹介しています。

【Custom Hot Wheels(カスタムホットウィール)】ナイトシフター デスロード : ディスカウントミニカーコレクション
 【CustomHot Wheels NIGHT SHIFTER DEATHLOAD】 林製 税抜き定価 気分次第実車解説 ナイトシフターはホットウィールオリジナルデザインの高性能レーシングカー。 第二次世界大戦で活躍した戦闘機がモチーフとなっており、2基搭載されたターボや燃料タンクは戦闘機か

 ぜひ読んでみてくださいね♪

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