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初心者でも安心!プロモデラーが教えるメタルフィギア、ミニチュアペイント簡単製作講座! 第6回【多重レイヤリングでグラデーション塗装をしてみよう!】リーパーミニチュア PATHFINDER Red Dragon(パスファインダー レッドドラゴン)

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 こんにちは!プロモデラー林哲平です。

 メタルフィギュア制作講座第6回は、よりハイレベルなレイヤリングテクニック。

 はためく皮膜が印象的なドラゴンの羽をテーマに、自然なグラデーションで平面に陰影をつけ、立体感を強調する塗装法を解説します。

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目次

グラデーションの下地を作ろう!

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 翼の塗装に使うシタデルカラーは前回のレイヤリング編でも使用したNRCRON ABYSSとENCHANTED BLUEの2色。

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 本体色の塗装が終わった翼。

 この段階ではハミ出しが多く、この上から直接グラデーション塗装をするとはみ出した部分が完成後も透けて見えてしまいます。

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 まずは濃い目のベースカラーであるNRCRON ABYSSをペイント。

 翼は先端部にゆくにつれディテールがゆるくなり、翼と皮膜の段差が消えているので、細いラインを引くように丁寧に塗り分けます。

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 NRCRON ABYSSで下地を作った状態。

 しっかりベースコートすれば、ハミ出しが透けて見えることもありません。

多重レイヤリングによるグラデーションで立体感を強調しよう!

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 NRCRON ABYSSとENCHANTED BLUEを混ぜあわせ、7段階のグラデーション色を作ります。

 一番左の濃い色がNRCRON ABYSS純色。右にゆくにつれてENCHANTED BLUEの混色量を増やしてゆき、一番右でENCHANTED BLUE純色となります。

 便宜的に左からブルー1、ブルー2、ブルー3、ブルー4、ブルー5、ブルー6、ブルー7とします。

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 ブルー1で皮膜をベースコートした状態。

 グラデーション塗装でも下地作りは大切です。

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 ブルー4を薄めに溶き、全体にペイントします。

 下地のブルー1がうっすら透けて見えるくらいがちょうど良いでしょう。

 ブルー1単色と比べると表面のディテールが強調され立体感が増しているのがわかります。

 グラデーションなんて面倒だ!!! という人はこの段階で止めても十分かもしれません。

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 ついにグラデーション塗装の開始です。

 まずはブルー1で一番暗い影になる部分を書き込みます。

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 ブルー2でブルー1の周りを囲みます。

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 さらにブルー3でブルー2の周りを囲みます。

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 ブルー4、ブルー5、ブルー6とどんだん明るくなるように影の部分を囲っていきます。

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 自然なグラデーションとするために、何層も色を重ねてゆきます。

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 風を受けてたわむ皮膜の凹凸イメージしながら微調整を繰り返します。

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 細かなグラデーションを重ねると、ちょっとした筆先の狂いで隣合う色の明暗差が極端になってしまい、不自然になってしまうこともあります。

 そういうときはタミヤアクリル溶剤を筆先に少量つけ、塗料の境目をぼかしてグラデーションをなだらかにして対処しましょう。

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 最後に一番凸ている部分にハイライトとなるブルー7を書き込みます。

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 翼のグラデーション塗装が完成した状態。

 まっ平らだった最初の状態と比べてみてください。

 薄い皮膜が風を受けてはためくような立体感を出すことができました。

 ディテールが入って無くとも、ペイントの工夫しだいでさまざまな表現をできるのがミニチュアペイントの楽しい所です。

多重レイヤリングを応用してみよう!

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 頭部のヒレも翼と同様にペイントします。

 まずは下地にブルー1をペイント。

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 ブルー2~ブルー7まで順番にペイントして完成です。

 ヒレは面積が小さいので、ブルー1の上にブルー7でハイライトを入れるだけでも十分見栄えがします。

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 翼とヒレを塗装した全体図。

 一見難しそうに見えるグラデーション塗装ですが、手順さえ知っていればそう難しくはありません。

 ただ、どうしても手間はかかるので、一気に塗装するのではなく一日ヒレ一枚など範囲を決めてペイントするとストレスを溜めずに楽しくペイントできるでしょう。

 次回は腹部の塗装。

 筆のタッチでウロコの凹凸を簡単に表現するペイントテクニックを解説します。

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この記事を書いた人

 こんにちは! プロモデラー林哲平と申します。

 2005年より模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍。

 趣味、仕事合わせて3000体以上のプラモデルを組み立てた経験を活かし、プラモの楽しさをみんなに伝えたい!と実体験から得た製作テクニックなどを日々発信しています。
 

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