こんにちは。林哲平です。
メタルフィギュア制作法第6回は、平面を筆のタッチであたかもディテールがあるように見せる、ペイントディテーリング法をドラゴンの腹部を使って解説していきます。
平面を立体に見せるペイントディテーリング法!
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体表部と違い、腹部にはウロコのモールドは入っていません。
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使用するシタデルカラーはSNAKEBITE LETHERとBLEACHED BONE。
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まずはベースコートとしてSNAKEBITE LETHEをペイントします。
下地のCHOS BLACKを完全に塗りつぶさないようにしましょう。
ここはレイヤリング編を参考にしてください。
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BLEACHED BONEを筆先に少量染み込ませ、スッと線を引くように腹部をペイントします。
シタデルカラーは筆に染み込ませる塗料の量が少ないと、すぐに乾燥してしまいキレイにペイントできなくなってしまいます。
筆をこまめに洗ってその都度少量の塗料を染み込ませてペイントしましょう。
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BLEACHED BONEをペイントした状態。
BLEACHED BONEの隙間から覗くSNAKEBITE LETHEが影となり、まっ平らだった腹部もまるでウロコのディテールが入っているかのように見えてきました。
腹部のウロコとカラーリングは世界最大のワニであるイリエワニの腹部を参考にペイントしています。
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腹部のペイントが終わった全体図。
CHAOS BLACKの部分もほとんど無くなり、完成が近づいてきました。
次回は口の中やツノ、キバ、目など細部のペイント法を解説します。
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